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祭りの観光活用の動き、お祭りツーリズム!

こんにちは、オマツリジャパンの中の人、山本です。

今祭りを新たに観光活用をしていこうという動きが出てきているのでそのあたりを今回記事にしたいと思います。特に今回は急増するインバウンドをいかに地域に誘客し、消費を促進させる上でのお祭りがキラーコンテンツになりうるかというポイントをメインにお話します。

■祭りの新たな観光活用とは

祭りの観光活用を積極的に国をあげて現在進めていますが、理由としては、上記にあげた新たな地域誘客と消費促進ができる地域活性化のキラーコンテンツになれるポテンシャルがあることがあげられます。

■外国人はお祭りがお好き!

現在日本には3,000万人を超える外国人旅行者が訪れていて、来年には4,000万人、2030年には6,000万人に達すると言われています。増えていく外国人旅行者は日本で何をしたいのでしょうか。まさにYouは何しに日本へですね。そんなニーズを知るためにこちらの統計情報を御覧ください。

こちらは昨年度約1万人にインバウンドのWEBアンケートを観光庁が実施した結果になりますが、お祭りや伝統文化体験、「文化のコト体験」に非常に興味を持っていることが分かります。数年前までは、中国を中心に爆買いが流行っていましたが、ECサイトで自国にいても購入できるような環境になったことから日本でしかできない魅力的なコンテンツが益々注目を浴びいている状況です。数字で見ても外国人から見ても日本のお祭りをとても魅力的に映っています。

ちなみに外国人旅行者に人気のツアーは以下のものになります。

■受入側の祭サポートにもなる、祭りの外国人への開放

さて、過去のnoteにも書いていますが、約30万件あるといわれる日本の祭は少子高齢化や資金不足により、運営するにも大変な危機に陥っています。

外国人旅行者に桟敷席を販売したり、祭りの一部体験をコンテンツ化して販売することにより、新たに当日の担い手不足の解消や資金の調達にもつながります。また、外国人旅行者が楽しんだり、地域のお祭りを称賛することによって地域の担い手の方のモチベーションも上がるという効果も見てきています。自分の誇りとするものを褒められて悪い気分になる人はいないというわけです。参加する外国人ニーズだけでなく、受け入れる祭り主催者側のニーズも解決でき、地域にもお金が落ちるとなると近江商人の三方良しがまさに叶うような理想的な状況になります。

■外国人にウケる祭りとは

長年外国人向けの着型参加企画などをやっていますが、外国人が好きなお祭りは特徴がそれなりにあるということが分かってきました。ちなみにインバウンドの情報メディアである訪日ラボさんが昨年WEBサイトのPV数から出した祭りの人気ランキングはこちらです。

非常に大きなお祭りが並んでおり、納得感はあります。これに経験則で付け加えると、自国ではまずお目にかかれない奇祭や見るだけでなく実際に参加できる祭りが魅力的に映るということがあげられます。このあたりをプロモーションだけでなく、現地の祭り会場でストレスなくコンテンツに触れることができ、且つ満足してSNSでポジティブな口コミを拡散していくことに勝ち筋はあると思っています。今回は一旦ここまでにしますが、次回のインバウンド編はじゃあ実際に何をやればいいかを書いていきたいと思いますのでぜひお楽しみに!興味ある方は気軽に問い合わせをWEBサイトやFBからお願いします。(山本)

<お問い合わせ先>

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