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【考察】ED×主人公進路別で変わる設楽聖司の留学時期について

設楽聖司さんが好きです。

長年彼に恋をしています。
この人以上に好きになる人なんてもう現れないよ…とJ-POPのようなことを地で感じながら、今年も8月を終えました。


彼の好きなところを挙げてみます。
誰に対してもフラットなところ、大切な人には特に対等な関係性を求めるところ、偉そうなところ、ユーモアある皮肉を言うところ、驚くほど口が悪いときがあるところ、ヒステリックなところ、ありがとうとごめんなさいは素直に言ってくれるところ、裕福だからこそ自らの存在意義をわかって生きてるところ、ガリガリなところ、でも肩幅は広いところ、手(と多分足も)大きいところ、贈り物のセンスが良いところ、キレイ系のお顔………
たくさんあります♡♡♡

そんな設楽聖司と会えるのはご存知の通り、人生ことときメモGS3。狂うほどボリューミーでよくできた恋愛シミュレーションゲームです。
作中では同じイベントでも好感度別で細かく台詞が変わり、発売から12年目となる今も私はすべての台詞を聞くことが叶いません。


ですが、少しでも多く設楽聖司の発する言葉を聞きたいのが彼女の性。

好感度好き状態のバレンタインデーにミステリアスチョコや義理チョコをあげるGSプレイヤーのド定番行為等は勿論のこと、私は主人公が3年かけて辿り着くクラブマスター(卒業後に特別な進路を目指せる権利)の特別台詞を回収するのが大好きです。
入る部活によってはキャラクター攻略のためのパラメーター調整がぐっと難しくなるので、単純にゲーム性が上がるところも良いんですよね…!


時には甲子園優勝を願う野球部マネとして土の香りをさせてみたり、時には新体操部の美少女戦士になるもテストで毎回補習を受けたり。
クラブマスターを目指さないプレイ時には、バイトを始める→彼が訪問したら辞めるを繰り返す嫌なジョブホッパーになったりもしました。

そうして主人公に様々な設定をつけながら幾度となく設楽聖司を攻略し、多様な台詞を聞いてきました。


そんな大好きな彼の卒業後の進路は一流音楽大学。


彼は幼い頃からピアノを弾いて生きてきた人だからです。
設楽夫人会の皆様にとっても、彼と同じ道を歩める吹奏楽部クラブマスター・一流音楽大学進学は特別な進路ではないでしょうか。


しかし聖司さん、やっとの思いで主人公が音大に入学しても(吹部はしくじり即退部の厳しい集団だからクラブマスターになるの大変なのに…!)、2年生に進級後すぐパリへ音楽留学してしまいます。
え~~~ん!やっと心通じ合えたのに束の間のキャンパスライフ〜!!寂しいよ〜!

…ですので、エンディング後の彼については「一音大の海外提携校へ留学?もしや3年目あれだけデートに付き合ってくれてた中で再度受験した?」とゲーム性と彼の人生の整合性をとろうとしたり、「再度受験するならあの学校?」とフランスにある実在の音楽院の年間スケジュールを見比べたり、「パリのこの地区にアパートメントを借りるのではないか」と治安を調べたり、パリの不動産情報から彼の住むアパートメントの間取りを考えたり、パリに行ったときに聖司さんと周るデートコースの綿密なスケジュールをたてたり、それはもう執拗に妄想してきました。



ーーーそして令和三年夏。

私は改めて設楽聖司という男を多角的に知るため、発売年にプレイして以来ぶりに三角関係√をはじめることにしました。
三角関係√はメンタルがしんどいからと、この12年一途√ばかりやってきた私。でも今回せっかく挑むのなら、好きぴを振って玉緒とくっつくエンディングをみたろ!と初めての決心。


早速3人デートを楽しんだり(先輩たちは別に楽しくなさそうでしたが)、ツーショットスチル回収のためにデートを何度もすっぽかす最悪好感度調整をしたり、男子達の精神をさらにズタズタにするPvPを起こし好きぴに身を引かせたり……紆余曲折ありながら、いよいよ卒業式を迎えました。


玉緒先輩と主人公の重なる影…
エピローグで語られる恋人達のその後の姿………
そして2人から身を引いた聖司さんのその後の姿……………


ん゛っ………………?!

まって。


三角関係後/紺野玉緒告白ED2のエピローグ……
記憶にない聖司さんの進路情報がたくさん出てるんですけど……?!?!?!?!え、アータ向こうの大学に”編入”するの??!?!?!!?!?!?!留学時期もお馴染みの「桜が葉桜になり始めた頃」じゃなく「桜が散るころに旅立った」って、えっ、それいつもより早くない?!?!?!?やだ!?!?2番目の男、切なすぎん!?!?!?!!えっ?まって、これとっくにみんな知ってたやつですか?!?!?!?!?!?!



…そんなわけで、n番煎じの可能性も否めませんが、「もしかしてこれって主人公の卒業後の進路とエンディングの種類で設楽聖司の留学時期が変わるのでは…?」と気付いてしまったので、徹底的に調べることに致しました。



前置き口上が大変長くなりましたが、設楽聖司についての記述があるエピローグ全13種、執念ですべて回収しましたのでよければご覧くださいませ。

※以下めちゃくちゃエンディングネタバレ有※













★告白ED1

通称一途ルート。聖司さん攻略したろ!と思った人の大半が最初に迎えるエンディングではないでしょうか。「ピアノ」って単語をめちゃくちゃ言ってくるあの告白のやつです。(とかいいながら私は初見で号泣しました。)

それでは、まずは1番多くの人が目にしたであろうエピローグから見ていきましょう。

☆主人公 音大以外の進路ver.

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留学時期:桜が葉桜になり始めた頃(4月中旬~5月初旬?)

主人公:「夏前と言っていたのに早すぎる!まだ心の準備が><」
設楽:「どうせ来るんだろ」「待てない」「さっさとしろ」という愛情の裏返しムーブ

はい、お馴染みのやーつ!(シルク・ド・リューン入団はお馴染みじゃないだろ)(即再生できる手持ちの非音大セーブデータが新体操部クラブマスターのものでして…へへ…)

留学時期については、はばたき市のモデルは茅ヶ崎あたり…という内Pの個人的発言から桜の開花時期を本州で仮定&はばたき市のお花見の時期(3/15~4/15)を鑑みて、4月中旬~5月初旬頃に出国といったところでしょうか。
10代の付き合い始めの1番好きで好きでしゃ~ない楽しいときに2ヵ月弱しか一緒にいれないのシビィ~~~!

このエピローグだと、主人公が企業に就職しようが受験しくって浪人しようがスポーツ選手になろうが、問答無用で「どうせ来るんだろ?」「待てない」と言ってきます。…が、流石の聖司さんもきっとすぐには(少なくとも数年は)来れないことが分かったうえでの発言なんでしょう。会えなくて寂しいのは私も同じだし。遠距離恋愛って萌えるし。

まあ聖司さんは実家がえげつない程太いし、本人の勤労義務が希薄・労働に対しての価値観が庶民とは違うので、マジで身一つ&一文無しでパリ行っても普通に喜んでくれそうではあります。
主人公と3年間を共にした佐為の私からすると、とりあえず自分の足元固めて…!と思うけど…

もし今回の画像の通りサーカス団に入団したら、主人公は聖司さん以上に世界中飛び回ることになりそうなので「来るんだろ」というか「公演で欧州行くとき会ってくださいね!」となりそうです。笑
汎用性高いんだか低いんだかわからんエピローグである。


☆主人公 音大進学ver.

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留学時期:主人公が入学して間もなく(4月中旬?)

主人公:即追いかける覚悟を決め夏休みを利用して短期留学。その後のことは彼氏と相談♡
設楽:大嬉し。甘えたお詫びに翌日にメッセージ付きの花束を手配する超絶王子様スーパーダーリンぶりを発揮する。

でました正エンド~~!二人でパリに音楽留学。ハッピー、ラッキー、ラブ、スマイル、ピース、ドリーム!

地味に浮かれたエピローグなので、冷静にみると主人公の音大進学の目的それでいいのか?と不安を覚えますが(だってバンビちゃんアンタ親御さんに学費だしてもらうんだろうにそんな簡単に留学て…)、そもそもこのゲームの目的は男の子との恋愛成就ですし、はばたき市が存在する世界線の地球には立ち直れない地獄はないはずなので、なんやかんやハッピーエンド間違いなしでしょう。

留学時期については「間もなく」という曖昧なもの。辞書によると
[副]時間がさしてたたないさま。ほどなく。じきに。

主人公の音大入学式はおそらく2012年4月の第1週のどこか。
これは私の感覚の話なんですが「間もなく」って「マジですぐ」だと思うんですね。対日付で使う場合は感覚のズレがあるとは思いますが、普段の生活の中で使われている「間もなく」って数分後のときが多いので。
ですので出立は4月中、恐らく4月中旬頃とみていいのではないでしょうか。
恋人が物理的にも心理的にも近くなった設楽聖司、人生大驀進するやんね!

ゲームをプレイしていると対設楽の主人公は対他男子の主人公と比べても存在・態度が圧倒的に陽!で、聖司さんも彼女の明くてバイタリティーがあって忖度しないところが好きなんだろうと感じますし、この夏休み即留学エピローグは「あるな〜!」と笑ってしまいました。

※ちなみにこれ小悪魔Lv4で迎えたエピローグなんですが、まさか通常と天使で内容違ったりしませんよね…?もし私がみたエピローグと内容違うって方いらっしゃいましたら、是非教えていただけると幸いです。

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★告白ED2

三角関係でPvPを発生させた後、どちらかの男の子を選んで受ける告白。先輩△だと玉緒と聖司さんに取り合われたあと、聖司さんを選ぶとみることができます。

個人的に設楽聖司の人間性が1番出るのはこの告白ED2じゃないかと思ってます。
口が悪く3人デートでは常時文句を言っていた彼からの「信じられないかもしれないけど、本当は大切にしたいと思ってた」、対等な関係性を求める彼らしい「おまえも俺のこと大切にしろ」「俺も誰よりもおまえを大切にする」。
……や~~~ん………………しゅき~~~…♡♡♡
酔っ払いみたいな告白をしたところで、留学時期考察に進みます。

☆主人公 音大以外の進路ver.(今回は一流大)

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留学時期:桜が葉桜になり始めた頃(4月中旬~5月初旬?)
両者とも告白ED1の音大以外の進路選択時と同じ言動。

△で聖司さんを選んだのに、今回の進学先は玉緒と同じ大学という気まずすぎエピローグ。大きい大学っぽいから会わないかな?と思いつつ、学食とかでふと会ったりしちゃうよね~。玉緒は平常心を装って優しく接してくれそうではありますが……申し訳ないね。キャンパスが違うことを祈ります。

さて、ED2のエピローグには、主人公から選ばれなかった男子のその後の姿も描かれています。この玉緒がまためちゃくちゃ良いから見てーー!!

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エリートの執念!!!!!!!!!!!!
はあ…!良い…!!めっちゃ良い…!玉緒のこういうところが好きなの!(そうなんだ)
少女漫画界隈の2番目の男は社会的に成功しがち説、立証。
玉緒は主人公の有無関係なく、勉強自体が好きな人だから資格ホルダーの素養がありますし、忙しくしてる方が性に合うのかなとは思いますが、去年一年間で受けた心の傷を塞ぐように大学生活に打ち込んでいる様子が伺えます。他のEDでは資格をとる様子は描かれていないはずなので…。


さて、話を戻します。紆余曲折の末、主人公とお付き合いがはじまった聖司さん。主人公が一流大に通おうとも、パリへ一緒に来てほしいと迫ります。
…これはもうせめて卒業まで待ってもらうしかないわな。

留学時期については桜が葉桜になり始めた頃。
これからはお互い別の生活になるし、聖司さんのADV【彼女の存在】は、「葉桜になり始めた頃」に留学するエピローグにぴったりだと思います。
(「入学して間もなく」の留学パターンだと主人公が「パリ?!いくいくいく!夏休みに申し込み完了~!!」と超前のめりなので、ADVでの困っている態度と矛盾が発生するw)

玉緒とはCERO:Bのゲームで今後なにかあるはずないので、これは素直に遠距離恋愛楽しみましょうエピローグですね。


☆主人公 音大進学ver.

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留学時期:主人公が入学して間もなく(4月中旬?)
両者とも告白ED1の音大進学時と同じ言動。

人生大驀進再び。恋人が自分と同じ/よく知ってるフィールドにいるときの聖司さんは行動が早え~ぜ!心に余裕があるんでしょうか。

しかしプロを目指すなら良い環境で学ぶことは本当に大切なので、すべての人間関係に片がついた今、音楽の道に邁進していくのは当然のことなのかもしれません。


☆玉緒告白ED2(今回は音大進学)

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留学時期:桜が散る頃(3月下旬~4月中旬?)

主人公:はば学での日々を思い返しながら、聖司さんの凱旋公演を楽しみに待つ
設楽:パリの音大に”編入” /「次の帰国は凱旋公演だ」と書いたポストカードを送る

三角関係PvPでライバルである玉緒を選んだエンディングでの、聖司さんのその後の姿。前置きで騒いでたやつですね。
いや~………

か っ っ っ っ っ こ よ す ぎ や が …

思わず取り乱すかっこよさです。推し問わずGS3プレイヤーからのおすすめ率が異常に高い告白を振った時の設楽聖司の潔さに通ずるものがあります。マジでかっこいいです。何回も言う。

三角関係をモメ状態でプレイ中も各男子の個人スチルイベントは発生するので、この設楽聖司は主人公に「これからは本気でいく」と音楽室で決意表明してるし、KDE国際ピアノコンクールアジア大会最終日に自分がまだ1位をとれない、でも全力で演奏をした等身大の姿も見せてくれてるんですね。(←PvP中に起こってしまい申し訳なさがMAXに達したイベ)
それでも好きだった女の子から選ばれなかった聖司さん。
そりゃちょっと早めに留学するわよ…。

そんなわけで、主人公が玉緒を選ぶと聖司さんは「葉桜になり始めた頃」より少し早いと思われる「桜が散る頃」に出国してしまいます。
失恋によって傷ついたのもあるでしょうし、これからはもっとピアノを頑張ろうという決意の表れでしょうか。これまた社会的成功を目指して日常を忙しなくしていくパターン…。
具体的な日程についてですが、はばたき市では3月中にお花見してもガンガン桜が散っているので笑、現実の開花状況を加味しても、3月下旬~4月中旬あたりですかね。あ~~失恋設楽聖司ィ~~~切ないよ~~~!

しかしこのエピローグのなにが格好いいって、全然帰国する気がないところですよね。後述の三人ED2だと、女のために月1で帰国する余裕のなさをみせてくれるんですが(ダサオモロ)、そういうのが一切ない潔さ。
しかも年賀状で魅せてくれた「留年するなよ?」の、あのスマートな文字で「次の帰国は凱旋公演だ」とだけ書かれたポストカードを送ってくれる…。
設楽聖司が極まっとるよこのエピローグは。濃縮100%の設楽聖司が味わえるよ。設楽聖司ってどんな男?ってきかれたら俺はこのエピローグをみせる。1番かっこいいので…。

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★三人ED1

三角関係を続けたまま卒業式を迎える、3rd storyならではのエンディングその1。
ED1は先輩2人の告白に必要な各種パラメーターを満たせなかったときや(=告白したいと思うほどの恋愛感情を持ってもらえない)、モメ状態から仲直りさせたときに発生する”現状維持”のエンディングですね。兄弟△の場合だとウエストビーチから引き上げずそのまま住み続けるから、本当に現状維持ED。

☆主人公 一流大進学(玉緒と同進路)ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

主人公:3人でパリでお茶会をする計画を立てる。我等友情永遠不滅也~!
設楽:「単位が楽に稼げる方法でも教えてもらえ」と主人公に軽口を叩いて玉緒に怒られる / 「これからそう簡単に会えなくなるし」と寂しそう
玉緒:連絡すると時間をつくってくれる先輩二人に対して申し訳なく思う主人公に「後輩は甘える特権がある」と言ってくれる

あの日時繰り上げ留学でお馴染みの聖司さんが、当初の予定である夏前まで日本にいてくれるエンディング。留学時期について特に早めたい理由もなく、ものすごい名残惜しさもなく、ただただ予定通りに夏前なだけという印象。

”夏前”の具体的な日程については、はばたき市カレンダー(5月は春で6月は夏)と現実世界での私の体感を加味して、5月下旬~6月下旬頃と推測しました。

3人ED1で一流大に入ると聖司さんからいつもの軽口叩いてもらえるよ、設楽夫人会のミンナァ~!!(せっかくの同進路なのに玉緒との描写ないんかい!)


☆主人公 音大進学(設楽と同進路)ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

設楽からの単位発言以外は一流大進学ver.と同じ。下記描写だけ追加。
主人公:聖司さんと同じキャンパスで学べるのは少しの間か…
玉緒:充実したキャンパスライフを送っている様子

こちらも当初の予定通り夏前に留学。
音大に進学したからといって聖司さんとの詳しい描写は特になし。
3人ED1は(このEDにたどり着くまでの過程はどうあれw)先輩2人から妹のように可愛がられて、エピローグもさらっとしてますね。爽やか。
この先も突然の人間関係破滅などは起こらず、皆なかなか会えなくなっても年賀状のやり取りとか緩い繋がりは絶え間なく続きそう。平和。

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★三人ED2

三角関係を続けたまま卒業式を迎える、3rd storyならではのエンディングその2。スチル有のほう。
先輩2人ともが主人公のこと大好きでずっと取り合ってるのに、PvPには突入しない地獄のコミュニケーションエンディング。日本人の陰湿さをみせるのはやめろ!こんなん近い将来絶対関係性破綻するやろがい…て感じなので、エピローグも濃厚でした…。

☆主人公 一流大進学(玉緒と同進路)ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

主人公:2人からは毎日のように連絡があり3人で会うのもしょっちゅう。とりあえずは賑やかな日々が続きそう。
設楽:主人公に「おまえも来い」と本気の目で冗談を言う / 留学しても「月に一度は戻ってくる」宣言
玉緒:主人公をテニサーに勧誘→仮入会

まず玉緒~!ボランティアサークルのほうに勧誘すればいいじゃん!完全に偏見だけど、女子高生にわざと意地悪する女先輩(※追いかけてきてくれなかった例のスチルイベのモブ)のいる大学のテニサーなんて信用できないよアタイ!!!そして設楽~!コラァ~!月に一度戻るな~~~~!むこうで本気で勉強しろ!!!
…と、言いたいことはたくさんありますが留学時期自体は夏前。
時期こそ3人ED1と同じですが、こっちはなんか聖司さんの個人的な未練による延長の気持ちを感じるぞ…………。

☆主人公 音大進学(設楽と同進路)ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

主人公:2人からは毎日のように連絡があり3人で会うのもしょっちゅう。とりあえずは賑やかな日々が続きそう。
設楽:留学について「やっぱやめようかな」と真顔で冗談を漏らす / 留学しても「月に一度は戻ってくる」宣言
玉緒:ますます充実した学生生活、テニサー入会大歓迎!

コラァ~~~~~!!!!!!!!

三人ED2自体は素敵なスチルもあるし、声を揃えて「卒業おめでとう」と言ってくれるから爽やかにみえるのに、エピローグでは登場人物全員クソダサ行動しかとらなくなってしまう地獄となりました。
文字ベースだと行動が鮮明に映って目立つだけで、もしや最初から地獄だったのか…??

聖司さん単独告白ED時に音大進学すると、心の余裕と漲るヤル気で「間もなく」留学しちゃうのに、人間関係が不安定だと主人公と同じキャンパスで過ごすアドバンテージに意義を見出して「やっぱやめようかな」と言い出してしまう始末。いや分かるけど~!このタイミングでの離脱は不利すぎるもんな~!?
…こういったどうしようもなく焦れてしまっているところも彼の10代らしい一面ではあるんですが、私個人としては、最早主人公とくっつくくっつかないより、自身が納得いくまで目指したい音楽を突き詰めてくれる方が嬉しい&留学経験のほうが彼の人生の実になると思うので、このエピローグは普通に嫌だなと感じてしまいました。
もちろん、告白ED1やADV【彼女の存在】で聖司さんも言っていたように「ピアノだけがすべてじゃない」というのは素晴らしい気付きです。健やかに生きていくために必要な考え方だし、そう気付けたから彼は変わった。でもそれとこれとは別でしょ~~~?!?!?!?!
この後 聖司さんはちゃんと留学するようですし、勝手にこちらの理想を押し付けて勝手に失望しているような気もしますが、女の存在に惑わされてつまんない冗談言うのはマジさげぽよでした。月一でも戻るなよな!(厳しすぎる)

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★親友告白ED

恋愛相談にのっていただけだったのに、いつの間にか主人公のことを好きになってしまい…!?というドラマチック&精神を抉る親友モードの告白エンディング。

余談なんですが今回、先輩2人ともが好き状態の三角関係のセーブデータから無理やり親友告白EDを回収したので、親友期間2ヵ月で聖司さんとゴールインしてしまいました。玉緒は主人公を刺しても罪には問われません。

☆主人公 音大以外の進路ver.

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留学時期:桜が葉桜になり始めた頃(4月中旬~5月初旬?)
両者とも告白ED1の音大以外の進路選択時と同じ言動。

この記事を読んでくださってる皆様も、だんだんとエピローグのパターンが見えてきたころではないでしょうか。これはまあ妥当な留学時期ですよね。

親友告白のときの台詞も、告白ED2と同じくらい彼の人間性がよくでてて超!!!!好きです。まず初手の「本音をぶちまけにきた。」からメチャクチャ濃い設楽聖司をかましてきて最高。
それとPSP版/DS版ともに告白中の表情が最高なのでそこも注目ポイントです。それぞれの媒体でそれぞれ絶妙な顔してる。なんか悪友ぽい顔というか。カッケー!(※ただの私の気持ちの問題かもしれない)

親友√って辛いからプレイしてない方もいらっしゃると思うんですが、追加デート時の質疑応答では聖司さんのユーモアセンスを隅々まで感じられるので本当にオススメです。「うざいなぁ」が聞けるのは親友モードだけ!

☆主人公 音大進学ver.

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留学時期:主人公が入学して間もなく(4月中旬?)
両者とも告白ED1の音大進学時と同じ言動。

こちらも妥当な留学時期のエピローグ。主人公入学。設楽即留学。それでいい。それでいいんや。主人公夏休み即留学。鬼行動力の幸せカップルである。ネバーエンディングラブ!

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★親友ED

せっかく恋愛相談にのってもらってたのに好きな人とうまくいかずだった主人公を親友が励ましに来るエンディング。

この記事自体、親友EDの最高エピローグを紹介したくて書いたといっても過言ではありません。
主人公の進路問わず特別仕様のエピローグをみることが♡♡♡できます♡♡♡(良かったね)

親友EDは個人的に1番大好きでときめいたエンディングです。爽やか。ミンナダイスキ友好状態のハリーや佐伯さんに通ずる爽やかさがこのEDにはある。
励まし方が雑なトモダチ聖司さんを堪能できます。俺の愚痴も聞けってこんな日にか?!いいけどよ!!♡
主人公のこと普段は恋愛対象の女の子として認識してないのに、根が紳士だから突然腕を貸してくれたりして どこからともなくトキメキが発生する…。この関係性から育つ設楽バンビ萌えしかありません。ありがとう!!!!!!!!!

虚空に感謝したところで、早速エピローグをみていきましょう。

☆主人公 音大以外の進路ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

主人公:何より演奏を生で聞きたいしそのうち本当に押しかけちゃおう(設楽への尊敬)/ いつもそばに居てくれる、大切な人
設楽:留学準備で忙しい / パリのおすすめのレストランに連れて行ってやるから遊びに来い 

すごない???????

最早通常の告白EDより甘いのでは…とすら思うエピローグ。
親友モードは好感度が友好固定になるので スチルでいうと、これからは本気でピアノやる宣言の「決心」は起こってるけど、主人公を呼んで舞台に立つ「ピアノコンクール」や社交界で一緒にダンスする「パーティ」は起こっていません。いわば(程度の差はあれ)自力浄化した設楽聖司なわけで…。
そんな聖司さんを主人公が本気で尊敬してるのがガンガン伝わってくるのがこのエピローグの 良~~!!!!!!ポイントです。「その頃先輩はどんな高みにいるんだろう」ですからね…。

また、「パリに遊びに行こう!」ではなく「押しかけちゃおうと思う」なのもガチ仲良し感満載で 良~~~~~!!!!!ポイント加点です。
聖司さんも、ミヨカレから「バンビ以外の女子と仲良くしてるのみたことない」って言われるような人なのに、主人公をパリにまで呼ぼうとしてるから相当信頼してるのが分かりますし。はあ、めっちゃハッピーですよこれは……。

で、留学時期については3人EDと同じ夏前。
親友EDにおいて ギリギリまで日本にいてくれることに聖司さんの優しさを感じるのはさすがに贔屓目でしょうか。
このエピローグだけわざわざ「留学準備で忙しそう」という一文が入ってるんですが、日本にいる間はなんやかんや主人公の世話を焼いてくれそうで、良~~~~!!!!!!ポイントさらに加点です!萌え王!!

☆主人公 音大進学ver.

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留学時期:夏前(5月下旬~6月下旬?)

主人公:今はまだ足元にも及ばないけど本気で音楽頑張っていつか私を認めさせるんだから(設楽への尊敬とライバル意識)/ いつもそばに居てくれる、大切な人
設楽:現地の大学へ特別編入 / 「俺とおまえを比較するとはおこがましい」

まさかのライバル宣言!!激アツエピローグですね…!
通常の告白EDだと音大に進学しても主人公が音楽頑張る描写が一切ないので(なのに留学するから手段と目的が入れ替わってるように感じて怖いw)、これには佐為の私も好感度急上昇です。高校生活で恋愛成就こそしなかったけど、主人公をいい女に育てた感。

留学時期は夏前。これは完全に、もう少し早く留学することもできたけど主人公の面倒みたいし日本でのキャンパスライフに意義もあるしで夏前まで残留したパターンでは?!?!(妄想乙)
まあ別に元々の予定通り夏前までいただけで他意はないパターンでも全然いいです。萌えることには変わりないからね~~~~!!!!!!!イエ~~~~~イ!!!!!!親友設楽とバンビの音大ライフラブコメ1番みたいやろが~~~~~~い!!(大元気)

それともうひとつ、このEDのエピローグだけ聖司さんがパリの音大に特別編入するんですね。と、特別編入とは……?!突然の天才ムーブ。
作品的にこう記述する目的はただ【主人公との実力差をみせること】だと思うので、単純に”なんかわからんけどすごい”と認識しておくことにします。
聖司さん、各種イベントやADVで「俺くらいのやつは掃いて捨てるほどいる」「ブランクを取り戻すのに必死」などと発言してるのに、親友EDではさらっと”特別”編入しちゃうのね…。
同レベルのピアニストが掃いて捨てるほどいるのもブランクでかなり不利になっているのも紛れもない真実でしょうが、親友聖司さんは一音大のホープです!

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まとめ

最後に全エンディングと全エピローグをチーム分けしてみましょう。ついでに留学時期が早い順に並び替えてみました。

■主人公音大入学後間もなく留学(4月中旬?)
・告白ED1/音大進学
・告白ED2/音大進学
・親友告白ED/音大進学
■桜が散る頃にパリの音大へ編入(3月下旬~4月中旬?)
・玉緒告白ED2/進路問わず
■桜が葉桜になり始めた頃留学(4月中旬~5月初旬?)
・告白ED1/音大以外に進学
・告白ED2/音大以外に進学
・親友告白ED/音大以外に進学
■当初の予定通り夏前に留学(5月下旬~6月下旬?)
・3人ED1/進路問わず
・3人ED2/進路問わず(※月一帰国宣言有)
↑※音大進学時のみ「留学やめよっかな」という冗談有
・親友ED/進路問わず
↑※音大進学時のみ「現地の音楽大学に特別編入」の記述有

こんな感じだよ。(CV:遊くん)

基本的に聖司さんは、主人公が物理的にも精神的にも自分の近くにいる!と確信すると早々に旅立ち、アイツはまだ精神的に遠い距離にいる…と感じている場合は夏前まで日本に残る…という結論となりました。
そのときの情緒で留学時期が変わるとは…!!

しっかし、今まで設楽聖司√をプレイしてきた中で1番多くみた「桜が葉桜になり始めた頃に留学」がまさか汎用エピローグだとは知りませんでしたww
いわゆる正エンドは、ヤル気!元気!即留学!の「間もなく」のエピローグでしたね。
あとやっぱ親友になると夏前まで日本にいてくれるの嬉しい。3人エンドで夏前までいるのは怒っちゃったけど、それもまた聖司さんの素直な一面なんでしょう。(攻略キャラに対してガチで腹が立つ瞬間があるところがGSの好きなところでもある。)
恋人になると予定早めて旅立っちゃうのは責任感と心の余裕故でしょうか。
ん〜〜設楽聖司、なんやかんや情の男ですね。

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おまけ:大学編入についての雑感

最初に書いた通り、聖司さんの留学については パリの音楽院を受験しなおすのかな?と考えていたので、編入という確定事項を得て少し驚きました。
編入先については、主人公が「学校と相談して夏休みに短期留学!」とわりと気軽に言っているので、一音大の海外提携校と予想しております。(恋愛ゲームなのにここにきてシビアにパリの別の音大へ留学はないでしょうから…!w)
これなら3年目も毎週末デートしてくれてたのに、いつの間にか留学手続きが済んでいた謎もちょっとは解消します。
とはいえ編入って語学レベルのチェックがあると思うので、当然のようにフランス語を喋れる聖司さんかっけーな…と思った次第であります。これからは設楽先生によるフランス語リモートレッスンが始まるんでしょうか。できないとめちゃくちゃなじられそうだけどw、相手が主人公であればキレながら根気よく教えてくれそうです。フランス語特有のあの発音というかリズム?で喋る聖司さん色っぽいな~。好きだ…突然で悪いけど……。

まだ親友ED音大進学時エピローグの「特別編入」についての謎は尽きませんが、全エピローグを相対的にみたときに この記述があるということは、聖司さんの演奏のレベルはそれなりに上のほうと考えてもいいのかな…?と思いました。(国際ピアノコンクールスチルイベントでは2位だしね…!)

最近、プロピアニストのインタビューや音楽留学体験談をよく読んでいたんですがピアノでフランスに留学した方は、フランスのいくつかの音楽院を渡り歩いたり、博士課程まで進んだりなどが定番っぽいので(全てネットで調べただけなので詳細及び真偽は分かりません。有識者の方いらっしゃれば教えてください)、聖司さんもパリで学校入りなおしたりして何年も向こうにいるんじゃないかな~と思ったりしてます。そんな中で欧州と日本、両方でキャリアを築いていきそう。

彼の未来に幸あらんことを!

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以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。

新たな発見をたくさん得て聖司さんへの解像度もまたグンと上がり、超楽しかったです。またそのうち考察というか感想記事あげます。チャオ!

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