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【考察】デート中の感情からよむGS3男子の人となり調査【◎/〇/△/×/××】


20周年感謝祭イベント、開催おめでとうございます!

しばらく記事を書いていない間に色々なニュースがあり、嬉しくも心が忙しない日々を過ごしています。
ここにきて新規の彼らに会える現実、本当に嬉しい…聖司さん最早主役みたいな扱いだし……どうしよう……!(贔屓目乙で~す♡)




さて。

先日、寝る前にポケット六法ことGS3攻略本(DS版)を読んでいた際、今更ながら思うことがありました。


デート選択肢の◎や××の数って男子ごとにだいぶ傾向違うな……

これだけ作り込まれていて一生遊べる(本当に一生遊べる)恋愛ゲーム、この傾向もかなりこだわりをもって設定されていることと存じます。


でもこれをデータとして調べようと思ったら、全員分の全部の感情(◎/〇/△/×/××)を手作業で集計しなくてはなりません。
流石に途方もなくない………?と一瞬怯んでしまいましたが、逆に言うとただただ地道な集計作業をすればまだ見ぬ観点のGS3男子達に、設楽聖司さんに出会えることが確定しているのです。


そう、これはローリスクハイリターン
そんなのやるしかね~!!!!!!!!!!!!!!




早速Excelを開き デート地区ごとの◎/〇/△/×/××集計表を作成。

一番の労力、それは自動集計表の作成


そして紙出しして感情の入力ミスがないかダブルチェックをして……

普通にミスあったからやってよかった


結果!
これまで聖司さんは臨海公園地区のデートでご機嫌♪になる人だと肌感覚で思っていたのですが、案外そうでもないと判明。

うそ~~~!?♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 令和4年に知らない設楽聖司に出会えた喜びで脳汁があふれ出ました。


そんなわけで、3か月かけてぼちぼちGS3男子全員のデート中の感情を集計いたしましたので、個々の嗜好を深堀りし解像度を上げていきたいと思います!

お手伝いしてくれた(頼むな)さん、こっこさん、本当に本当にありがとうございました…!


保険をかけておくと、手動入力集計なので誤差があるかも&攻略本が誤植していたら(DS版とPSP版どちらもチェックしましたが)もうどうしようもないので許してください。
それと私が数字が異常にできないため、統計学としてはか~~なりふんわりとした結果提示となっております。



それでも結果を並べるとGS3男子達の個性の違いが浮き彫りになる!
彼らの"自分らしさ"に魅せられる!!
設楽聖司さんのことををより深く知れる!!!

…と思いますので、考察のふりしたパッションデータポエム、突き進ませていただきやす!








■GS3男子達のデート中の感情

こちらが集計の結果。(ときめき会話の◎は集計しておりません。)
Excelデータ直貼りで恐縮なのですが、単体でも最高の酒の肴になります…!

作:歯さま

そしてこれが集計表をグラフ化したもの。
この記事公開当初はグラフ作成サイトから引っ張ってきた絶妙に分かりづらいグラフを貼っていたのですが、なんと歯さんが感情が一目でわかるグラフを作ってくださいました…!!!!!すごい&わかりやすい&すごい&カワイイ&すごい………!!!!本当に本当に本当にありがとうございました…!涙


それでは早速感情を読み解いていきましょう!すでに脳汁が溢れているので……!!!!




□主人公とのデートをごきげんに楽しむ男子

GSシリーズは彼の人となりを知る過程で、プレイヤー自身の心も大きく動かされていく丁寧な恋愛ゲーム。
印象の悪い選択肢もそれはそれで楽しいものです。

しかし、わざわざ休日にデートに出てきてもらう以上「やったね!バッチリ好印象!!」の楽しい思い出を作ってもらいたいところ。
ここでは、主人公とのデートを一番ごきげんに楽しんだ男子を算出していきます。

【算出方法】◎判定と〇判定の合計を出す

主人公とのデートをごきげんに楽しむ男子

1 琉夏 …◎79個+〇107個=合計186
2 玉緒 …◎56個+〇115個=合計171
3 新名 …◎57個+〇107個=合計163
4 琥一 …◎48個+〇114個=合計162
5 嵐さん …◎62個+〇95個=合計157
5 設楽 …◎57個+〇100個=合計157


る、る、琉夏が一位~~~~?!?!?!?!?!?!?!?

ものすんごい意外な結果でした!
主人公とのデートでごきげんになるのは、圧倒的に琉夏!!!!!かわいーーーッッッ!!!!


琉夏ってプレイ中、やたらとスン……とした対応をしてくる思い出が強いのと(GS下手くそなだけ)、アッパーなところはありつつも根のテンションとしてあまり元気のあるタイプだと個人的には思っていなかったので、今回集計しなかったら ◎の総数が圧倒的に多い男子 だと気付けなかったです。

主人公とのデート楽しいって思ってる琉夏、一生守護る………。

琉夏はひとりでも十分幸せに生きていける力を持った男の子だと思いますが、"主人公と一緒にいることで幸せな気分になってくれている"とデータ上でも分かったことで、主役王子枠に強い意味と強いコンセプトを持って収まっていると改めて感じました。
GS3って本当に上手い作品…!


さて、二位、三位には人当たりの良さから大体の人間と円滑なコミュニケーションを育める男子こと玉緒と新名がランクイン。上位にいるのは納得の結果です。

四位の琥一は断ッットツで◎の総数が少ないため(48個)、ランキングを作成しながら意外と上位なことにビックリしてしまいました。

◎の数については完全に開発チームの思想だと思いますが(こういう思い切りの良さ、LOVE……)、〇が多い理由としては、荒れた中学時代から打って変わって主人公との青春の日々に楽しさを感じていること、そもそもが根に持たない性格なこと、そして琉夏の理由と同じく恋愛ゲームの主役王子枠としての矜持という面があるのかもしれません。

でも単純に琥一って多趣味だし、乗り物好きだし、気のいいあんちゃんで周りの人からも慕われやすい人だと思うので、主人公の有無関係なく外に遊びに出るのが好きなのかな~と思ったりもしました。琉夏連れてバイクの趣味の集まりにも行ってるし。
こういうとあれだけど、主人公と遊ぶよりも同性と遊ぶ方が楽しいは楽しいんだろうな…と思う…。笑



五位は嵐さん。これも意外でした!
なんだろう……私レベルでは読み解くのが難しいのですが、前述の内訳も見ながら考えていくと、嵐さんにとってはデートも稽古も全てが日常なのかもと思いました。
いいことがあった日も悪いことがあった日もずっと心がフラット。心の波が穏やかという点で、こうした順位になったのではないでしょうか。メンタル面が一流すぎる…。

そして同率最下位五位は永久彼氏の聖司さん。
これは…知ってた!!
体感とデータが一緒すぎてウケました。嵐さんと同率ではありますが、後述の×と××の多さをみて分かるように、心の波は全く穏やかではありません。
この順位になった理由としては、ゲーム内のデート可能期間が彼の人生の心のモヤモヤの晴れない時期に丁度あたっている+神経質で皮肉屋な性格だから…というところでしょう。



□主人公とのデートだろうが己の感情を全発露させる男子

思ったことは貯め込まず表に出したほうがいいものですが、限度があるだろ!双方のコミュニケーションやぞ!!というわけで、デート中××と×になる率が高い男子を算出します。はあ酒が美味い。

【算出方法】×と××の合計を出す

主人公とのデートだろうが己の感情を全発露させる男子

1 設楽 …××61個+×131個=合計192
2 玉緒 …××44個+×133個=合計177
3 嵐さん …××47個+×128個=合計175
4 琥一 …××54個+×120個=合計174
5 琉夏 …××45個+×115個=合計160
6 新名 …××49個+×105個=合計154


これは知ってたpart2!設楽選手、他の追随を許さない脅威の計192個!!!!!!!!

先ほども書いたように 彼は心の向く方向が定まらない苦しい時期であり、また性格も享楽的ではないのでこの結果は納得ではあるんですが……………笑ってしまいました。デート楽しめ!(楽しんでるよ)


ちなみにフルでデートに誘えるGSメイン攻略男子全24名の中でもトップ5に入る機嫌の悪さなのも笑ってしまいました。(※後述しますが、GS2男子達が嫌味なく自分の心に素直過ぎて××率のトップを独走しています。羽ケ崎ののんびりした環境にいると人は自分に素直になる♪)


二位の玉緒に関しては、上記の◎+〇の合計ランキングも二位なので、単純にめっちゃ素直に感情を出す男ということになります。
しっかり者の生徒会長の中身、愛され末っ子長男なの愛おし~~~~~♡

映画考察のときも同じ結論を出した気がしますが、先輩組はマジで負の感情を丸出しにしがち。こんなランキングでワンツーフィニッシュを決めるな。

ただ玉緒は気まずかったデートの評価台詞がひたすらに自省的なので、デートの一連の流れで、彼の穏やかな性格・主人公に対しての自信のなさ・しっかりフォローを入れてくる有能さ…など、濃い紺野玉緒に触れることができます。


三位、四位は団子で嵐さんと琥一がランクイン。これは妥当です。内訳みると嵐さんには若干一人っ子みを感じたりもしますが…!

そしてガクっと合計数が少なくなり、琉夏が五位にIN。
◎+〇の合計数は一位なのにこっちのランキングでは下位になるの、主人公とのデートを楽しむ才能しかなくてだいぶロマンティックでした♡


最後は周囲と大差をつけて六位に新名。

このデータから、周りへの気遣いが上手いというキャラ造形がよくわかりますし、自分に対しても他人に対しても"ポジティブ"を探すのが上手い人なのかなと伺えます。
◎と○の量は普通で×と××だけが少ないということは、気まずいことがあったとしても常に一定の余裕を持った態度を保ち続けてくれるということ。
これはモテる………!!!!!!!!!!(感動)




■GS3男子達のデートスポットへの感情


せっかく感情をデート地区ごとに分けて集計したので、体感ではなくデータとして、各男子達が一番好きなデート地区も割り出していきます。
冒頭で言っていた、聖司さん別に臨海公園地区が一番好きじゃないんだ!!のやつです。


グラフは分母を無理やり揃えるために雑な画像編集を施しましたが、それぞれの比率は大体あってると思われるので本当にうすぼんやりした目で見てもらえたら…!
(もし統計学得意な方がいらっしゃいましたら集計データ全て送りつけますので正しいグラフ出してください頼む…!!!涙)

ちなみにグラフ内の「その他」で集計している感情は、お部屋デートとショッピングです。グラフとしては蛇足だけど参考までに。



□琉夏

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
はばたき山地区

ゲームプレイ中の体感だと、見た目ヤンキー然としている通り わりと繫華街地区が好きなイメージがあったんですが、琉夏にとって映画館デートがかなりの鬼門なため、繁華街地区全体への好感度を下げる結果となりました。

森林公園地区と臨海公園地区は大好きなスポットも多いものの、過去に思いを馳せてしまいがちな寂しいところ(並木道、冬の海、小綺麗になってしまった波止場等)と学校的なお勉強(博物館)への拒否感が強く、××率が高めに。
高校のときの琉夏、心がやわやわ……………人生……。


はばたき山地区に関しては、遊園地が大好きなのと寒くて寂しい場所をあてもなく歩かないで済むので全体的な好感度が高めなのかなと思います。
これが"朗らかさと乱暴さの同居"ってヮヶ…!?(PSP版公式サイトのインタビュー一生愛す)



□琥一

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
森林公園地区

琥一は案外情緒のお人なので(要芸術パラ・現文95点の男♡)、森林公園地区のただ歩くだけ系の自然派デートスポットで◎や〇判定がでやすいのが今回の結果の要因であり強みだと感じました。
人生楽しむの上手いんだよな琥一…。

臨海公園地区での数少ない◎判定も、レンガ道と冬の海(と花火大会)なので、目的がない場所で彼女とまったりするのが好きなのかもしれません。
例えば同じ場所でも、琉夏と2人で来たとしたら判定がかなり変わりそうな印象を受けました。(全員そうだと思うけど琥一は「女子ども」的な意識の強い男性なのでその辺顕著かなと…)

繫華街地区についてはボウリングとダーツ以外が壊滅的、はばたき山地区は好きなもの(ナイトパレードや紅葉狩り)と全く興味がないもの(観覧車やお化け屋敷)の差が顕著なスポットでした。

そして今更だけど、兄弟で同じスポットに対して同じ意識があるの、巨大感情のやつになりますな………。



□嵐さん

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
強いて言えば臨海公園地区


嵐さんは全てのデートスポットへの感情がフラットなのが大きな特徴です。

繫華街地区だけは身体を大きく動かせないので全体的な評価が高くないですが、臨海公園地区と森林公園地区はほぼ同率。
はばたき山地区もメリーゴーランドと観覧車への拒否感コンボで××率を上げてはいますが、その他はそこまで大きな差はありません。それぞれの場所にいいところもあるし悪いところもある。

そんな中よく◎判定が出るのが、主人公が謎の人物になりきる芸をしたとき等2人で楽しいときという印象が強いので(これは私の体感ですが…)、嵐さんはより強い意味で「どこに行くかより、誰と行くか」の人なのかなと感じました。
なによりも柔道に重きを置いている人生の自由時間へのスタンスとしてなるほどと思えますし、キャラクターのゲームシステムへの落とし込みすげ~なと感心するばかりです。

余談ですが GS3男子の皆さんが大好きなお部屋デート(本当に全員大好きである)、嵐さんだけ唯一◎判定を出さない回があるの  ※ときめき会話は除く、冷静さに痺れました…!♡



□新名

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
繫華街地区

嵐さんと同じく、新名もデートスポットの好みに大きな差はない男子。

そもそも青春組は、全ての感情がそこそこバランスよく配置された新名と、GS3男子の中で1番△が多い嵐さん…という感情のバランス感覚が良いコンビなので、そういった部分がデートスポットの好みにも考慮されているんだと思います。人間??

そんな中でも1番好きなのは繫華街地区。

なんと××判定も3つしか出ず、「名作映画『抱擁の季節』をハズレ扱いしたとき」「ゲーセンで高飛車かまってちゃんムーブしたとき」「ダーツやる前にイキったとき」という……………、え、待って何故…新名の地雷わからん…………帰るほどか?ダルい女は嫌か…?(嫌だろうよ)

しかしPSP版でスチルが差分違いで4枚も追加された地区でもあるので、新名の好みのスポットなのは納得でありました。

残りの地区はほぼほぼ団子。◎判定も××判定もそれぞれの地区にバランスよく配置されています。
どこ行ってもしっかり楽しむし、どの地区にも苦手な場所はある。
というか心霊系と人工的に静かな場所(プラネタリウムや絵画展)、あとジェットコースターが地区関係なく苦手といった感じです。



□玉緒

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
はばたき山地区

先輩組の繫華街地区への嫌悪感がすごすぎて笑ってしまうやつ。

逆に繫華街地区で◎判定出るデートってなんだっけと思ったら「月並学園物語(青春映画)」「リーサルマジシャン2(コメディ洋画)」「ライブハウスで聴くバラード」「ゲーセンのエアホッケー」の4つだけでした。
………………………………………………っ〜〜………………………!!!!!♡♡(玉緒の素材本来の素朴さに打ち震えるオタク)

森林公園地区と臨海公園地区は団子状態。
玉緒って◎と××という極端な感情はそれぞれ総数が少なめだけど、〇と×がそれぞれすこぶる多い比率の感情の持ち主なので、そういったところも踏まえて、「特段苦手といったわけじゃないけど別に特別好きでもない」みたいな曖昧なデートスポットが多いと感じます。
よく言えば優しく柔軟性があり、悪く言うと優柔不断。しかも1番多い感情が×という事実が、絶妙な我の強さを醸し出していてたまりません…!!

1番好きなはばたき山地区に関しては、大好きなスキーと遊園地のジェットコースターで◎判定を量産。
自身があまり得意ではないメリーゴーランドも全3回ともになんと〇判定が出るので、伊達に長年ツヨイ姉の元で弟やってない、耐え上手な面が伺えます。

他の遊園地のアトラクションも色んな視点で全て楽しんでくれていて、褒め言葉として”女性との妥協点を探すのが上手な男性”だなと思います。
(ドラマCDで顕著ですが、対男性だと自分の我を諦めないのが玉緒のすごいところ)



□設楽

好きなデート地区(◎及び〇が一番多くて×及び××が一番少ない地区):
森林公園地区


いやー意外でした。
水族館とプラネタリウムの◎判定の印象が強いせいか、長年聖司さんといえば臨海公園地区!と思っていたところがあったのですが、海水浴場が嫌いすぎるのと、物事への拘りが強い本質厨なため皆で盛り上がることが目的のイベントホールでの出し物が壊滅的に合わず、××率の高い結果になっていました。

で、森林公園地区のなにがそんなに好きなんだったっけ?!というところですが、流石芸術パラの男、美しい自然を慈しむこと(並木道や植物園)、こだわりの逸品をみること(フリマや博物館。ヴィンテージバイク展◎なのときめき♡)、唯一得意な運動(スケート)で◎判定が出まくるからでした。
感性と情緒と知識、それが設楽聖司……♡

ちなみに、ウルサイ繫華街地区は言わずもがなで大体おしまい、はばたき山地区の◎判定はほぼ紅葉狩りとアルパカ牧場の二強ですが、観覧車の恐怖のギーギー音に面白みを見出し唯一◎判定を出します
シュールとホラーと美、それが設楽聖司……♡






■GS3男子と他シリーズ男子、どう違うか



実は、せっかくならでっかく比較したほうが面白いかな~と思って、元々シリーズ全4作品・全30人分のデート地区別感情集計をしておりました。(※集計に3ヵ月かかった要因……)


ただ、私が狂うほどやりこんでるのがGS3のみで他シリーズは大した考察ができず申し訳なかったので、今回は各シリーズ メインパラ6人分のデータのみ使用してGS3男子と比較させつつ、フワッと総評だけ書くかたちでデータを活用しようと思います。


では早速!
各シリーズごとでデートスポットの数やベースの感情が違うため、単純な比較はできないので、大体の傾向のざっくり比較ってことで!



□GS全シリーズ男子のデート中の全感情比較



ねぇGS2男子ィ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


GS2の結果が全てにおいて圧倒的すぎたため、グラフを作成しながら声を出して笑ってしまいました。
◎判定より××判定のが多いのカッケェ&オモロすぎる。


初見の人にGSシリーズを勧めるなら「世界観のポップさとキャラクターのバランスのよさ、佐伯さんの凄まじさなど、総合的にみてキャッチーなGS2がいいよね~!」とよくインターネット上で言われていますが(私も完全に同意見です!)、GS2が全シリーズ中で一番 ◎判定が出づらく、××判定も×判定も出やすい シビアなナンバリングだったとは…!w

男子達が爽やかで実直な子ばかりなので、全然そういった厳しい印象がなかったです。
実際、性格難アリで××判定というよりは(聖司さんの悪口やめてください)、単純にお互いの心を素直に開示した結果の、若さゆえの傾向な気がします。高校生だもん!

また、GS4プレイ中「GS4男子全員人当たり良いな~令和の感性だな~」という肌感覚があったんですが、まさかの◎判定がGS2の約2倍あったのには流石に大笑いしてしまいました。令和の流行りは素直、令和の廃りはこじらせ!
4の一部男子は付き合ってなくてもチッスしてくれるので、逆にこの朗らかすぎる結果じゃなかったら戸惑ったかもしれません。




さて!一頻り楽しんだところで、ここからは各男子の感情をランキング形式で比較していきます。


アッ 当然ですが、××判定が多いから性格が悪い、◎判定が多いから性格が良いなどと一元的に考えるつもりは一切ありません!
いや、聖司さんに関してはやっぱマジで性格悪いな…と長年一緒にいて思いはしますが(おっ夢女ムーブ)、例えば彼の××判定が多いのは その時の環境であったり気持ちの揺らぎの面も大きいと思うので、そこをキャラクターの本質と繋げてしまうのは短絡的だと考えます。

高校生という人生の一瞬のきらめきの、主人公とのデート中の感情というさらにミクロな世界での気持ちの抽出ですので、以降も軽い気持ちで読んで頂けたら幸いです!




□全GS男子総当たり感情表≪◎&〇判定編≫


夜ノ介さん愛おしすぎじゃん…………………………………

ナンバリングごとで傾向がまとまってくるのは当然のため、人当たりがいいGS4男子陣が上位にくるのは当たり前ではありますが、にしても夜ノ介さんのこの結果はあまりにエモかったので驚きました。全GS男子の中で1番デート楽しんどる………。涙

主人公(好きな女の子)と一緒にどうこうというより、単純に同級生とのお出かけ楽しくてよかったねェ…!!!って気持ちでいっぱいです。

そしてこの表で特筆すべきは、別ナンバリングの男子が間にグッと入り込んでくるところ。

るっ 琉夏ぁ~~~~!!!!!!!!!!♡♡
GS3の中でも圧倒的に主人公とのデートが大好きな琉夏ですが、なんとあの朗らか令和ティーン集団GS4男子陣にまで入り込んでいっておりました。これはBIGLOVE。


聖司さんに関しては、3と全体の感情の傾向が似ている1のメンツにしっかり入り込んで低位置をキープしておりました。ブレない♡♡
正直、今回の考察で聖司さん単体についての新たな発見って多くはなかったんですが、体感として思っていたことが物凄い濃度で裏付けされたので大満足しております!!!




また、後述しますが、各ナンバリングで1番◎判定が多い男子については、前述の通りGS3は琉夏(◎79個)、GS1はまどか(◎66個)、GS4だと本多くん(◎102個/全シリーズ最多)。
そしてGS2はまさかの佐伯さん(◎56個)でした。
お~~~いおいおいおい!!!屈折怪獣佐伯瑛くん キミ一番◎判定でやすいのォ~?!あ~~~~~らそう~~~キャワイイね~~~!!!!!♡♡♡

本多くんが全シリーズ最多の数の◎判定を出すのも◎の数のわりに〇の数が少ないのも、あのフルスロットルなテンションを考えると納得であります。まどかも同じく。作中のモテを感じる結果です。



□全GS男子総当たり感情表≪×&××判定編≫



夜ノ介さん愛おしすぎじゃん…………………………………


思わず天丼かましちゃった。夜ノ介さんは前述の通り◎と〇の数もGS男子一多いのに、×と××の数はGS男子一少ないときました。
俺がっ…俺たちがっ……デートを楽しませられたってコト…!!!???(自己肯定感爆上がり)

夜ノ介さんは本来の感性としてはとても厳しい人だと思うので、デートでは本当に肩の力を抜いて楽しんでいるのが改めてデータとして分かり、ほっとしました。この結果はすごい…!
同じく颯砂くんも似た結果なので、本当にいい人だな~と思いました。


…で、ハリーな………(大 笑 顔)

ハリーは◎と〇の合計もGS2の中で一番多いんですが、×と××の合計に至ってはGS2の中で一番というだけにとどまらず、全GS男子の中で一番多いという結果となりました。
感情の振れ幅がものっすごいのはプレイ中の肌感覚としてもありましたが、ここまでとは…!と改めて分かり、特大笑顔です。

ハリーに関して、「元々もっと単純なキャラだったけど、CV収録の途中で性格に深みを出す変更が行われ、一から全部声を撮りなおした…(意訳)」と中の人が昔インタビューでお話していましたが、この極端な振れ幅は元々の性格の名残もあるのかな~と考えたりもしました。

ちなみに××単体の数が一番多いのは志波くん氷上くんで、各々76個と全シリーズで最多。プレイ中を思い返すと納得できる面もありつつ(特に氷上くんの選択肢は、氷上くんが濃い氷上くんでいてくれて逆に嬉しかった記憶)、ここまで顕著なのは意外でした。やりこみ彼女さんからするとやっぱりね!って感じなんでしょうか。聞きたい!!

逆に××単体の数が一番少ないのが葉月珪さんで、なんと7個です
な、なな…?!?!?!?!マジで桁が違い過ぎて数え間違えたかと思った。×はそこそこ数あるので(それでも少ないですが)、主人公がしくじっても帰りはしない、彼のゆるやかな性格を的確に表している数字だと思いました。

1は色サマが高め位置にランクインしてるのもかなり味わい深いです。そりゃそう。

そしてシビアなGS2男子陣に割り込む形で設楽聖司(と紺野玉緒)がINしてるのがめちゃくちゃ面白かったです。先輩組はいっつもこう!w
聖司さんの気難しさ、本当に相当意図されて開発されてるな~としみじみしてしまいました…♡

新名も前述の通り×と××がGS3の中ではとても少ない男子なのですが、1と4の男子陣と並べると別にそうでもないことが分かり(※笑うところ)、このランキングはGS3男子の乱暴さが出てるな~と感じました。

"乱暴さ"について誤解を恐れずに言うと、なんというかGS3ってゲーム自体の感情が異様に深くて重いし、攻略対象の男子達も皆ある種現実的な「男性」感がめちゃくちゃ強いと個人的に思っておりまして。
考察でもなんでもなくただの体感の話で恐縮なのですが、全員特有のイキりがあり、「平成初期生まれの空気をまとった男子達…!」とプレイするたびに思わされます。そういう"乱暴さ"です。
…話か逸れてしまいました。GS3のオタクはこれだからよ!




■全シリーズ男子感情内訳表


今度こそ集計の誤差がありそうで公開するのが怖くもあるのですが、より分かりやすく結果を提示できるよう今回の記事に使用した感情の集計表を全シリーズ分公開しておきます。

それぞれについてのコメントは差し控えますが……(葉月珪さんの××判定が少なすぎて、並び替えたらメインキャラの枠外にいってしまったのはめちゃくちゃ面白いのでここに書いておきます。)
……皆で上手い酒を飲もう!!!そしてもし間違った数値みつけたら教えてください…。


GS1

【各キャラ感情総数】葉月・守村・三原・姫条・鈴鹿…408 / 日比谷…396/ 氷室…90 / 天之橋91

GS2

【各キャラ感情総数】佐伯・志波・氷上・針谷・クリス…507 / 天地…504 / 若王子…105 / 真咲93

GS3

【各キャラ感情総数】琉夏・琥一・不二山・紺野・設楽…459 / 新名…442

GS4

【各キャラ感情総数】風真・颯砂・本多・七ツ森・柊…459 / 一紀…441 / 御影…186 / 大地112





そんなわけで以上!

シリーズ通してのやりこみの足りなさ及び知識のなさが露呈した雑な感じではありますが、久しぶりに一万字データポエムが書けて楽しかったです!(考察と名乗るのをやめた)


⬛︎感想


今回、感情を集計してポエムを書いて得た1番の収穫は、キャラクター造形が完璧な形でゲームシステムに落とし込まれているGSシリーズ、ものっすごくない?!という深い感動でした。
示したいキャラクターの性格とゲームシステム面での動きが一切ブレてない。作り込みがすごい。だから彼らはゲームキャラを越えて人間なんだと思います。

これは本家に対してもそうですが、本当に本当に素晴らしい、完成されたシステムのゲームだと改めて感じることができた嬉しい体験となりました。


デートスポットごとの男子達の好みの比率に関しても、恐らくまず大体の感情の割合の大枠を決めてからシナリオ等を書いているはずなので、今回初めてそこに対する解体作業ができて、おこがましくも各キャラクターへの理解や愛が以前より深まったように感じます。

大変に興味深い集計結果、せっかくなのでまたなにか活用できればと思います。楽しかった!!!!!!!


GS~~~~!!!!!!!!だいすき~~~~~~~!!(感謝祭に向けたアップ、完)

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