おくり火
お盆の迎え火、送り火
「死んだ人が戻ってくるんだよ」
そう言われて火を焚きました
送り火の時
「せっかく戻って来たのに送り帰す事無いじゃないか」
幼い時そんな事を思いながら悲しくなった記憶があります
時は経ち
大好きなさだまさしさんが自身の曲にもしている長崎の行事「精霊流し」についてこんな事を仰っているのを聞きました。
「精霊船を放る瞬間に涙が溢れます。
つまり放る瞬間にそいつを思い切ろうという凄絶な思いがそこに込められているのです。」
「死者を思い切る」
あの時自分もこれに似た様な事を考えていたのでしょうか
幼いなりに亡くなった人と向き合っていたのでしょう
そんな曲を書こうと思いました
なんか重いなぁ…笑
気楽に聴いていただければ幸いです