チェンジアップ≠緩急
まさに発想の転換 金子コーチが解説
いったい、どんな魔法の言葉を授けたのか―。金子コーチは「『ちょっと難しいことを言うけど、いつもより球に回転を多くかけてくれ』って言ったんですよ」と内容を明かし、意図を説明した。
「日本人のチェンジアップに対するイメージ、感覚って、ストレートの遅い球。それはいいんですけど、遅くしようとか、落とそうとか思いすぎ。遅いから落ちる、回転をしていないから落ちるっていう、ちょっと間違った考えを持っている人が多い。球を遅くしようとすると、どうしても腕が緩むんですね。それをなくすためにあえて、回転を多くかけてと言いました」
ここから先は
109字
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?