自宅を売却して得られた安心感と、新たな一歩へ向けて
こんにちは、おますです。
前回の記事では、持ち家を手放したことについて書きました。
今回の記事は、その続編です。
自宅売却の流れについて細かくご紹介していきます。
「自宅の売却ってどんな風に進めるの?」
「興味はあるけど難しそう…」
というあなたにオススメの記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論
今年8月、約3年半住んだ自宅を購入時よりも高く売却でき、住宅ローンも完済することができました!現在はローン返済とほぼ同額の家賃で、賃貸に住み替えています。
今回は、私たちがこの決断に至った背景と、売却までの流れを具体的にご紹介します。
家の売却を決意したきっかけ
実は、「せっかく買った家なのに…」と最初は売却に抵抗がありました。しかし、将来の自由や選択肢を増やしたいという思いから、最終的には売却を決意しました。特に決め手となったのは次の3点です。
不動産価格の上昇
現在の地域の不動産市場が好調で、今が売却のタイミングだと考えました。維持費や税金からの解放
住宅ローンだけでなく、固定資産税や修繕費からも解放されることは大きな魅力でした。実家近くへの移住が可能に
実家の近くに住み替えができるというメリットもありました。
こうした要素に加え、現在は夫婦で育休中で時間の余裕があったことも、売却を後押ししました。
売却までの6か月間の流れ
ここからは、実際に売却が完了するまでの流れについて詳しくお伝えします。
2月
イエウールでの査定、仲介業者の選定、写真撮影や物件情報サイトへの掲載を開始。3月〜4月
内見対応を行いつつ、月末に価格調整を行いました。5月〜6月
内見を経て申し込みが入り、売買契約へと進展。7月〜8月
必要書類の手配、引っ越し、そして最終的な決済と引き渡しを完了しました。
特に物件サイトで検索されやすい価格帯を意識し、月末ごとに数百万円単位で値下げを行うことで効果的なアピールを実現しました。
仲介業者の選定
最初に悩んだのは、どの仲介業者に依頼するかという点でした。査定依頼をすると複数の業者から連絡があり、「専任媒介か?一般媒介か?」など、選択肢が多く迷うことも多かったです。私たちは購入時の業者に再度依頼し、まずは専任媒介契約を結び、状況次第で一般媒介に切り替えるプランを立てました。
内見対応
内見は、情報サイトへの掲載から1週間以内に予約が入りました。毎月2件ほど内見があり、5組目で申し込みをいただきました。内見の際、キッチンや水回りは特に念入りに掃除し、来訪者が「キレイにお使いですね」と言っていただけるように心がけました。また、購入を真剣に検討されている方ほど、長時間の内見や質問が多く、内見中に新生活をイメージしている方が多い印象でした。
値下げのタイミングと効果
物件の反響が鈍い場合、新築だけでなく中古物件も値下げが必要です。特に月末に数百万円単位で値下げすることで、検索対象になる機会が増え、月初めに内見が多く入りました。最終的には800万円の値下げを行いましたが、もともと高めに価格設定をしていたため、値下げ後でも利益を確保できました。
売買契約から引き渡しまで
売買契約から決済までの期限は3か月後に設定し、ゆとりを持った計画で準備を進めました。結果的には、新居が早めに決まったため1か月前倒しで進行。忙しい中でも、スプレッドシートのToDoリストを活用しながら段取りを整えました。また、引越し手続きや電気・ガスなどの移転も一斉に行い、ジモティーを活用した不用品の処分も大変便利でした。
売却を通じて得た教訓
自宅を売却するという経験を通して、「持ち家=安定」という固定観念を見直す良い機会となりました。以前は「将来の資産」として捉えていた自宅も、知識を深めるうちに柔軟に手放せる価値観が身につきました。
お金の勉強をしてよくわかったのは、「住宅ローンは借金である」こと。
今は、ローン返済の負担から解放され、将来に向けた準備をする心のゆとりもできました。
こうして売却に至るまでの経験が、次の挑戦やライフスタイルの選択を広げる機会となったことに感謝しつつ、この記事を締めくくりたいと思います。この体験が、少しでも他の方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。
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