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【クラウドワークス】地雷案件の見分け方

2015年に登録してから様々な案件をこなしてきました。
中にはひどいクライアントもいて、心身ともに疲弊したことも…。

今日はそんな変なクライアントや地雷案件を見分けて、できるだけ関わらないようにする方法をお伝えします。

主にデザインやイラストのお仕事がメインの私ですが、ライティング等にも共通する部分は多いと思います。

副業を始めたばかりで、「この仕事って怪しいのかな?」「断った方がいいのかな?」と不安になっている方の参考になれば幸いです。

地雷案件を避けるべき理由

クラウドワークスに登録したばかりの頃は、とにかく実績がほしくて、ちょっと「ん??」と思うようなところがあっても(もしくは疑問さえ抱かずに)受注してしまうことがあります。

けれども、そういった案件は時間や労力を無駄にするだけではなく、悪い評価をつけられたり、きちんと報酬が支払われなかったり、逆に謎の教材費を請求されたりと、働いているのに損をすることになりかねません。

トラブルに巻き込まれると他の案件も手につかなくなりますので、とにかく地雷案件は避けるのがベストです。

こんな案件はやめておけ

❶依頼内容に対して報酬が安すぎる

初心者で未経験だから仕方がない…?
だとしても最初からありえない価格を提示してくるようなクライアントは避けた方が良いです。
相手は自分でできないから仕事を依頼しているんです。
なのに、仕事と釣り合わない金額を提示してくるなんて、あなたを尊重していないということです。こういうタイプは無茶な要求をしてくることも多いです。
そんな案件はスルーして、他のクライアントに自分から「まだ実績がないからお安くします」と提案した方が健全です。

❷評価が低いクライアント

総合評価4.4以下は注意した方がいいです。
普通、ワーカーは次の仕事がほしいので、クライアントに多少不満があったとしても評価は高めに付けます。
それなのに低い評価であるということは、何かそれなりの問題があったと考えられます。余裕があれば過去の評価コメントまで読むことをおすすめします。
また、総合評価の下にある「プロジェクト完了率」も必ずチェックしてください。最低でも85%はほしいところです。
評価の付け方・見方については下記も参考にしてみてください。

❸態度が悪い・コミュニケーションがとれない

時々、すごく高圧的な態度をとる人がいます。
指示が曖昧で質問しても答えてくれないので、とりあえず作業して見せたらめちゃめちゃ怒られたことがあります。
こういう人は取引中ももちろんストレスがたまりますが、納品後に低評価をつけてきたりしますので、関わらない方が身のためです。

❹依頼内容が不明瞭

特にデザインの場合、指示の出し方がわからないという方は多いですが、こちらから丁寧にヒアリングをしていけば問題ありません。
ただ、「プロに任せる」「できたものを見てからじゃないとイメージがわかない」と言うクライアントは要注意です。
クライアントの中でデザインの目的やイメージが固まっていないので、何度も修正することになります。

❺この仕事がうまくいったら次回もお願いしたい

「だから初回は安くして」という案件は要注意です。
確かに継続してお仕事をくださる場合もありますが、たいていは1回でおしまいです。特にトラブルはなくても2度目の依頼はきません。
❶と同様、一方的に値切ってくる相手はワーカーへの敬意が欠けているので、よっぽど受けたい仕事でなければ断って良いと思います。

❻規約違反している

  • 初回はテストだからと無償で依頼してくる

  • 急いでいるからと仮払い前に作業させてくる

  • 手数料がもったいないからと直接契約を持ちかけてくる

  • 代理購入や教材費・入会金等の何かしらの支払いが発生する

即、事務局に通報してください。

おまけ

これは電話嫌いな私だけかもしれませんが、やたら打ち合わせ(Zoomや電話)したがるクライアントも避けた方が良いです。
もちろん、細かいニュアンスを伝えるには必要な場面もあるでしょう。
けれど私は通話なしで何の問題もなく取引できています。

ではなぜクライアントは打ち合わせをしたがるのでしょうか?
そしてなぜ私は打ち合わせが嫌なのでしょうか?
私なりに理由を考えました。

仕事を頼む相手がどんな人なのか知りたいから?

わからなくはないですけど、それなら普通のデザイン会社に頼んでくれませんかね。
クラウドワークスはお互い匿名で使用できるプラットフォーム。
継続してご依頼くださるクライアントさんもいらっしゃいますが、たいていは今後も付き合いがあるかわからない相手です。そんな相手にむやみに名前やら顔やら電話番号やらを教えたくないのです。
また、電話番号を教えてしまった場合、こちらの都合おかまいなしにかけてくる可能性もあります。

細かい指示が出せないから?

依頼内容を文面にできないのは、クライアントの中で依頼内容が固まっていないからです。
ヒアリングするのもこちらの仕事ではありますが、丸投げして時間を奪うのはやめてほしいものです。
また、言った言わない問題を防ぐために、通話の後、議事録みたいなのを作らないといけないですよね、こちらが。
それなら最初から文字で送ってくれればいいのに…。

なんか仕事してる感が出るから?

会社なら打ち合わせの時間も、そのための移動時間もお給料が発生しているからいいですよね。
クラウドワークスは報酬が低い分、スピード勝負で件数をこなさないといけません。Web会議で移動がないといっても、つないで「聞こえますかー?」だとか「あー」だとか「えー」だとか言っている間に1時間なんてすぐ過ぎます。
1時間あったらかなり作業進んでますよね。


はい、なんだか最後は愚痴になってしまいましたが、少しは参考になりましたでしょうか?

仕事を断ることは収入を減らすことにつながるため躊躇してしまいますが、無理して受けた仕事は長い目で見ると損になっていることもあります。
だって、素敵なオファーがきても、嫌な案件で手一杯だとしたら、その素敵なお仕事は断らなくてはいけないのですから。

嫌な仕事を断れるのがフリーランスや副業の良いところでもあります。
まずは危険な地雷案件を見分けられるようになりましょう!


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おまる>>イラストレーターになりたいデザイナー
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