
【ワールド作成】和菓子っぽい部屋を一から作ってみる備忘録1
こんにちは!
おまんじゅうと申します。
VRChat楽しんでいます。
今年はBlenderやワールド作成の勉強をしてみたい…!
ということで、部屋のワールドの作成に挑戦したいと思います。
家具などアセットではなくできるだけ一からBlenderから作ってみたいので、完成するまでの気力と根性とモチベーションを持たせるために備忘録を…とnoteに記録を始めました。
ギミックのあるアイテム(QVpenやミラースイッチなど)に関しては、Boothで探したアセットを利用させていただきます…!
仕事の合間に1日1時間程度の作業量で進めていきます。
記事は作業5回分くらいでまとめていきます。
1日目-デザイン画作成
まずはデザイン画作成です。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で、なんとなく頭の中にあるイメージを書き出しました。

テーマ:和菓子っぽいかわいいワンルーム
テーマのモチーフ:落雁や和三盆、金平糖
広さ:10~12畳くらい(現実での縮尺)
追加したいギミック:QVpen、ミラースイッチ、時計、動画プレイヤー、お茶セット
床を畳にするか迷いましたが、イメージしている「かわいい」から少しずれてしまいそう(和室を作りたいわけではない)なので全面カーペットという設定で白にしてみたいと思います。
後から変更も自由にできるのが自作のいい所だと思いますので、まずはこのデザイン画に合わせて明日からBlenderで3Dをモデリングしていきます。
2日目-寸法、床と壁の作成、窓の途中まで
いざBlenderへ!…といきたいところでしたが、寸法を決めていなかったのであらかじめ決めることにしました。
いざ配置しようとしたら、バカでかい家具になってしまったりとか、後から調整が面倒くさそう…と思ったので…。

参考にしたのはニトリのサイトと、『建築知識』という雑誌(今回参考にしたのは背景資料用に昔買った2022年4月号。とてもいい。ずっと使っている)と、普通に検索窓で「12畳 レイアウト」「リビング サイズ」で調べた部屋のサイズ感です。
まずは現実と同じサイズ感で設定してみました。
実際はそのままVRCの世界に持っていくととても大きく感じることになります。(VRC内は現実と比べて小さい縮尺になるからです)
現実のサイズで揃える理由としては、全体の比率を後からまとめて変更する予定だからです。
丸パクリはよくないので、だいたい同じくらいの数値を設定しました。
作っていった先でおいおい、変な感じになったところは変更していきます。
いざBlenderへ!

主に立方体を追加して大きさと位置を調整して…の繰り返しでした。
今回よく使ったモディファイアは、ブーリアン(窓のくりぬき)・ベベル(柱と窓枠の角を削る)・ミラーです。
もとのデザイン画の通りだと、意外と窓のガラス部分が狭くなる気がしました。外がもう少し見えるようにしたい…!
なのでとりあえず、1枚ではめ込み状態にしました。
2枚で引き戸にするかは、もう少し作りこんでから考えようと思います。
3日目-縦型の棚
モチベーション的に棚を作りたかったので、今回は窓の続きではなく、棚のモデリングをしました。

もともと決めていた寸法通りだとかなり縦長になりそうだったので、高さを抑えて3段にしました。
バスケットの中身は後日作りたいと思います。
もうすこし丸みが欲しいので、作り直すかもしれませんが、とりあえず進めることにします。
ポリゴン数とかどうなるんだろう…と頭によぎりますが、そう沢山のメッシュを割っているわけでもないですし、軽量化は作り上げてから考えることにします(まだこの時点で判断できない…素人にはわからんです…)
ベベルや細かなところにこだわらなければ、棚は短時間でも作れそうです。
モディファイアを適用せずにいろいろこねくり回してしまった結果、手戻りが多かったので時間を食いました。
次の横倒しの棚を作る際に手順を生かしていこうと思います。
4日目-棚のつづき、横型の棚
なんやかんや予定があったので、少し日が立って棚の続きです。

かわいい感じを出すために、棚の厚みを増やしました。
テクスチャで、サブスタンスペインターを利用する予定なので、UV展開とマテリアル作成をしました。
ついでにイメージがしやすいように色をつけました。
かわいいです。

もうひとつの棚は、20分くらいでできました。
3Dモデル自体は5分ほどで作れましたが、やはりUV展開で重なって表示されてしまい少々手間取りました。
効率のいいUV展開の仕方を探そうと思います。
色が付くととてもテンションがあがりますね…!
とてもかわいいです。
棚の中に入れる小物類は後日作ります。
5日目-小物類(金平糖、メイク道具2つ)
今日は少しだけ進めました。
小物類は複製してたくさん置く予定です。

作り方メモ
「Blender 多面体」でググって出てきたいくつかのサイトを参考に、12面体を作成し、メッシュを細分化します。
でっぱった頂点だけを選択してスケールを使って飛び出るようにします。
スムーズシェードとモディファイアのベベルの設定を調整して出来上がりです。

化粧水や乳液のボトルをイメージしました。
球と円柱の組み合わせです。

ネイルポリッシュをイメージしました。
立方体から形を作り、ベベルとスムーズシェードで整えました。
メイク道具はもう少し種類を作ろうと思います。
まとめ
ここまでで合わせて6~7時間です。
意外と時間に対して進捗が良いと思います。
少しだけBlenderを触ったことがある程度でしたが、Blenderのいいチュートリアルになっていて、スキルアップを感じています。
実は昨年末から作り始めて…大変地味な進捗で進んでいます。
他にも作りたいものはたくさんあるので、休み休み作っていきたいと思います。
まだまだ先は長そうですが、完成まで頑張っていきたいと思います!