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「家のお守りBOOK」が提供できるもの
こんにちは。
日常キロク製作所です。
梅雨に入り、お天気もなかなか安定しませんが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、「家のお守りBOOK」をつくることで、
どんな変化が期待できるのか、どんなことを提供できるのか、
少しお話したいと思います。
1.安心感 / 前向き / 温かさ / 区切り
一番にお伝えしたいのは、この心理的な変化です。
楽しい日も、悲しい日も、つらい日も、
受け入れてくれた、この家、この部屋。
引っ越しをするとき、家の取り壊しをするとき、
この空間に流れていた日常とは、お別れになります。
私はいつも、このお別れが、寂しくて寂しくて仕方がありませんでした。
耐えられなかったのは、祖母の家を解体するとき。
ここで過ごした数々の思い出と、もう2度と過ごせなくなるという事実に涙がとまらず、
せめて、ここでの思い出や空間の記憶を、手元に残したいと思いました。
作ってみて、変わった変化。
まず、「ここに、記録は残せた」という安心感。
これを開けば、あの頃を感じられる!という安心感は、想像以上でした。
ひらけば出てくる思い出の数々、心も温まり、これからの日々にも前向きになれます。
私にとっては、これからを生きる“お守り”のような存在です。
![](https://assets.st-note.com/img/1686633096795-zvdxc9ItnC.png?width=1200)
安心感のおかげで、「区切りをつける」こともでき、
取壊しに対しても、前向きにとらえることができました。
2.思い出の整理
記録を作成するには、過去の写真や思い出の品々を見返すことから始めます。
そこには、忘れかけていた大切な思い出がたくさん、つまっています。
特に、膨大にある写真の整理は「きっかけ」がないとなかなかできないもの。
お守りBOOKの制作を是非、整理のきっかけに。
![](https://assets.st-note.com/img/1686632175528-vqvt7wQFHK.png?width=1200)
お話を伺いながら、地図や年表を作成したり、図にまとめたり。
日常記録研究家、家の思い出整理士、宅建士、
写真整理アドバイザー、自分史活用アドバイザー
としての知識や、不動産業での経験もフル動員で、
思い出整理のお手伝いをします。
3.コミュニケーション
家のお守りBOOKは、コミュニケーションのきっかけにも。
久々に家族が集まるときに、友達との集まりに。
子供に思い出を話すとき。
こんな家、こんな街に住んでいたんだよ、
ここでこんな思い出があったね、このお店、よく通ったよね!
などなど。
盛り上がること間違いなしです。
![](https://assets.st-note.com/img/1686633663590-tf1RMcZ0lM.png)
デジタル×アナログのバランス、
文字と写真、図、などのバランスも、何度も検討を重ねて
振り返りやすい、何度も見返したくなるデザインにしました。
4.「ホンモノ」を残す
制作する上で大切にしたいことの一つが「ホンモノを残すこと」です。
美術館や博物館でも、「ホンモノ」があると一気に現実味が増して、
テンションがあがりますよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1686633561854-WHECpPiaaB.png?width=1200)
歴史をダイレクトに感じることのできる、
「当時使っていたもの、そのまま」を、
一緒に綴じこむ工夫をしています。
手書きの文字や声も、温もりを感じる大切な思い出。
残したいことや、想いもお聞きして、
ひとつひとつ、オーダーメイドで作りこみます。
…他にも、まだまだ、お伝えしたいことがあるのですが、
長くなってきましたので、本日はこのあたりで。
今日も、貴重なお時間割いてお読みいただき、有難うございました。
また来週、お会いできることを楽しみにしています。