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「思い出」は消えてしまう?
こんにちは。
日常キロク製作所です。
先週の投稿で、
「記憶は薄れてしまう」ことに少し触れましたが、今日は
薄れてしまう「キオク」を、「キロク」で振り返ることで
いつまでも覚えていられる!ことについて、
記録していきたいと思います。
1.思い出って、どのくらい大切?
![](https://assets.st-note.com/img/1695350198527-cegi3ZzO7l.jpg?width=1200)
まずは、「思い出」が人生に与える大切さを、
改めて綴っておこうと思います。
前回の投稿でも触れましたが…
スティーブジョブズは、最期の言葉としてこう残しています。
私が勝ち得た富は、死ぬときに一緒に持っていけるものではない。
私が持っていけるものは、愛情にあふれた思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。
(一部抜粋)
もう一つ。
ベストセラーで、私も愛読している『DIE with ZERO』では…
内容一部を要約するとこんなことが書いてあります。
・思い出を通して、人生の出来事を再体験できる。
・経験や思い出は、尽きることのない“配当”を与えてくれる。
・人生最後に残るのは思い出!
「思い出」には、大小、長短、色合い、様々なものがありますが、
振り返った時に、一番、じんわりとした幸せを感じられるのは
「日常の思い出」だと、私は思います。
(ヒット曲にもありますよね…)
(だから「日常の思い出を大切にしたい」との思いで
『日常キロク製作所』という屋号にしました。)
2.脳は、忘れる>覚える
![](https://assets.st-note.com/img/1695391584586-T1GhfB4z6O.jpg?width=1200)
脳は、全部のコトを覚えておくだけのキャパシティはありません。
ですが、下記2つは優先的に保存しておくものだそう。
①重要だと感知したもの、この先使うであろうと判断した情報
②感情的な体験、大きなイベントごと
日々、多種多様な経験をし、膨大な情報量が入ってきます。
「日常の思い出」は、どの程度残っていられるでしょうか。
はたまた、残しておく自信がありますか?
3. 記録で、振り返りを。
![](https://assets.st-note.com/img/1695391742422-lN3lMiIKI3.jpg?width=1200)
何もしなければ、脳は忘れてしまうかもしれない。
だけど、「振り返る機会」があると、覚えていやすい。
学生時代、勉強したら復習すると、記憶が定着しましたよね…
(テストが終わると復習しないから、今や全く覚えていませんが。)
思い出の記録を、ふとした時に手に取って、当時を振りかえる。
じんわりとした温かさともに、当時を思い出す。
大きな経験における記憶の配当、だけでなく
「日常の記憶の配当」も、人生を豊かにしてくれると実感しています。
4.思い出は「整理しづらい」ものだから
![](https://assets.st-note.com/img/1695350018161-TQ5UCYGX2A.jpg?width=1200)
「大きなイベント」ごと、
例えば結婚式や出産時…などは
思い出をまとめたり記録するサービスや選択肢も幅広く
記録に残す方も多いかと思います。
では
「中くらいのイベント」(とあえて定義しますが)
たとえば、
ぷらっと一人旅、恋人とのデート、友達とのお出かけ、家族旅行…
になると、思い出の整理・記録する割合は
とたんに半分以下になるのではないでしょうか。
ましてや 「日常」 になると…!
面倒だなぁと思うこと、先延ばしにしがちなことには
「きっかけ」が必要です。
だから
大切な「日常」を、「大きなきっかけ」を良いタイミングとして
思い出を、整理してみるのはいかがでしょうか。
5.「きっかけ」で整理と記録を!
![](https://assets.st-note.com/img/1695392809639-zcuBSqK0fL.jpg?width=1200)
スマートフォンで誰もが気軽に、写真を撮れるようになった現代。
カメラロールに膨大な量の写真が溜まったまま!
という方も多いと思います。
思い出の整理を、自分でするには「習慣化」が必要です。
なかなか習慣化する余裕がない!という方は、
何か「大きなきっかけ」があったときに
でサービスを利用してみるもの良いかと思います。
日常キロク製作所では、「引っ越し」や「家の解体」など
住み慣れた場所や空間とさよならする時、
そこで過ごした日常の思い出を、
一冊にまとめるサービスをご提案しています。
引越しや解体は、大きなイベントゴトです。
だけど、記録する選択肢が少なく、ハードルも高い。
バタバタして、自分ではまとめるには時間も余裕もない。
だから、せめて「大きなきっかけ」にしてほしい…!
「大きなきっかけ」で、
さよならする空間での思い出 を記録に残すことで、
寂しさや切なさを「安心感」に変えて。
明日からの日々を力強く生きる「お守り」にできたら、
こんなに嬉しいことはありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1695350169368-i1fOAlAUqu.jpg?width=1200)
本日も長い投稿になりましたが、
最後までお付き合いいただき有難うございました。
また想いをキロクする時間に、お付き合いいただけたら嬉しいです。
【余談ですが…】
うちの息子(3歳)は、思い出の振り返りを、しょっちゅうしています。
旅の記録から、フォトアルバムから、携帯カメラロールの写真まで。
だから、2歳、いや下手すると1歳のときの思い出も
「あーこれね!」と、覚えている風なんですが…(真相はわからない)
このまま振り返りを続けていくと、
大人になっても小さい時のこと、かなり覚えているのかな…
(自分の幼少期は、携帯カメラもなかったから写真が身近でなかったし、
去年の自分、思い出を見返すことなんて全くなかったら…
5歳以下の記憶で残っているのは、
弟が生まれて病院に駆け付けた時ぐらい…)