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1人旅での心境の変化、気づいたことをまとめてみる🇹🇭🇹🇷🇪🇬

こんにちは、おまめ(@omame_creator)です。今回、タイ→トルコ→エジプトに2週間ふらっと行ってきました。(タイは友達の家に行っただけ)

昨年コロナが落ち着いてから、海外旅行を再開できて、ギリシャ、ペルー、ボリビア、タイ、そして今回の旅と、2年間に7カ国巡ることができて本当に幸せです。(タイ被ってるけどw)

以前、旅をする理由と価値観についてまとめてみたのですが、今回の旅での心境の変化や気づいたことをまとめてみます。

帰りの飛行機の中全く寝れず徹夜状態で書き記してるので、誤字脱字許してください🙇


タイのルンピニ公園にいる推し

旅が日常の延長線にあるようになった。

まとまった休みをいただけたので、どこ行くか考えていて、ずっと行きたかったエジプトに行こうと思いました。となると、周辺の行きたいとこリストに入っていたトルコと、あと友達に会いに行くか〜とタイを選んでみました。飛行機乗るなら正直どこ行っても変わらない感覚になっていて、自分の中で旅が大掛かりなプロジェクトではなくなって、日常の延長線上のようになっている変化を感じました。


カッパドキアのねこちゃん

現地に行き、疑問を持ち、学ぶことが楽しい

現地に行くと、「なんでこうなってるんやろ?」と思うことが多く、調べて色んなことを学ぶきっかけになりました。イスラム教のこと、古代の地下都市のこと、なぜイスタンブールに猫がいっぱいいるのか、ヌビア人とは、古代神のこと、ピラミッドの内部構造...etc
旅行者からも、色んな国の事情のことも教わりました。もちろん家にいても情報には触れられるけど、興味を持つ接点がなく、行って初めて疑問という接点を持ち、知見を広げることが、自分にとってすごくあってるのかもしれないと感じました。


カッパドキアの気球

日本の常識が世界の常識ではない。

トルコで、エンジニアを目指して勉強してる学生に出会い、彼は将来はシリコンバレーで働きたいと言ってました。なので、インターン応援しまくってみたら?と声をかけたら、彼の顔は曇ってしまいました。今トルコからアメリカへのビザは取れないらしく、不可能だ、と言わせてしまいました。

日本のパスポートの信用度はめちゃくちゃすごくて、私たちは比較的どこの国へも行けます。
何カ国も旅ができるのも、自分がすごいんじゃなくて、日本のパスポートがすごいからだと忘れるべきではなかった。
円安ではあるが、海外旅行ができるくらいの年収も、日本だから得ることができていて、当たり前のことではないことを念頭におきながらコミュニュケーションしないと、失礼な発言をしてしまうと後悔してしまう出来事でした。

ピラミッド前で客引きするラクダ乗りの方

私は、自分の主張を通せない人間だった

エジプトで、客引きがしつこかったり、タクシーで言ってないところに連れて行かれたり色んなトラブルに遭いました。ただ詐欺師の方々が笑顔で優しく話しかけてくると、強くNOと言えず、相手のペースに引き込まれてしまった。
私は「絶対騙されないし、日本ではNOと言える人間」だと思っていたが、それは周りに恵まれていただけでした。割と知らない人でも顔色を窺ってしまう自分がいることに気づきました。

それから意図的に強くNOと言うようにしました。初めはしんどかったが、自分の意見をちゃんと相手に主張できるようになるとトラブルが激減。そう、全てのトラブルは自分の弱さが招いた結果だと言うことに気付かされました。


アブシンベル神殿

友達の間に国境はない。

旅の中で出会った友人に言われた言葉。この子には何度も助けられました。タクシー乗り場でトラブってドライバーと喧嘩してる私をみかねて一緒に相乗りしてくれたり、私のバスが来るまで1時間以上一緒に待っててくれたり。チャットでは色んな情報をくれ続け、色んなトラブルを防いでくれました。
再会し、色んな話をすると、この子は日本のことがすごく好きで、私を助けてくれたわけではないことがわかりました。
国と国のことは友人との間に全く関係ないと言われて、私のことを「日本人」ではなく、「友達」と見てくれることがすごく嬉しかったです。友人との間に「○○人」という修飾語は必要ないのかもしれない。

今回は翻訳ツールを通じて相手の言語で話していましたが、もっとAI技術が発達すると、第二言語ではなく自分たちの言語で交流できるようになるのではないか、そうなると、言語の壁が本当の意味でなくなり、国を意識することも少なくなるかもしれないと思いました。

アヌビス〜

話の主語が具体化される

私は主語が大きすぎる話はあまり好きじゃないです。
女性・男性論もそうだし、日本人・フランス人・中国人など、国単位を主語にして話す人もたまにいますよね。統計的には一理あるのかもしれないけど、それで悪口を言うと、その中の優しい人の気持ちを踏み躙ってしまう。本当に悪い人って、そのなかのごくわずかなんよ。。。

私もエジプトでたくさん騙されたけど、体感では、旅行者を相手にしてる人たちの中の3分の1くらいが騙そうとしてる人だった気がする。他は普通に私に楽しんで欲しいからおもてなししようとしてくれる人たち。そしてそもそも旅行者相手に商売してない、英語が話せない方々もいる。その人たちに何度も私のトラブルの仲裁してもらったし、水買おうとしたら、現地の方が買ってくれたりもした(現地人価格と旅行者価格は水であっても違う場合が多い)

この経験から、私はエジプトの、旅行者を相手にした商売をしてる詐欺師のことは嫌いだが、その他の優しい人たちにはとても感謝してるし、エジプト人のことを嫌いとは絶対に言えないし、言わない。

アスワンの街

信じた人に裏切られるより、好意を持ってくれてる人を疑う方がしんどい


前の話から派生しますが、詐欺師に騙されてぼったくられるのももちろん辛いけど、そのせいで、好意を持って接してくれてるだけの人を疑ったり、無視したりすることのほうがしんどいことに気づきました。

アブシンベルの街で、花束を持ってきてくれた小さい男の子がいたけど、私はいらないと逃げてしまった。なぜかというと、この前の街での経験で、子どもがお金欲しいと近づいてきて、渡したことがあった。ただ、1人に渡すと、その後何十人も連れてこられて、みんな一斉に「マネー、マネー!」って追いかけられたことがあり、トラウマになっていた。(子どもといえど人数が多いと怖いし、自分がお金としてしか見られてないことにも恐怖を感じた。)

でもその子は、この街に来る観光客が来ることがこの時期滅多にないから、この街を好きになってもらいたくて、花束を作っていたんだと、後からゲストハウスのオーナーから聞いて、本当に後悔した。

どうしても一人旅の性質上、自分の身は自分で守るしかないので、リスクを侵せないけれども、見抜けなかったことが本当に悔しく、申し訳なく思いました。

これに対してはまだ最適解が見つかっていないが、とにかく辛かった。

推しの屈折ピラミッド

旅に興味を持ってもらうことがすごく嬉しい

今回インスタのストーリーに写真を上げ続けると、友達から、旅行に行った気になれた、とか、知見が広がったとか、行ってみたいと思った!など、ポジティブなDMをたくさんもらえて本当に嬉しかったです。
もちろん自分の承認欲求もあると思いますが、1人でも多く旅に興味を持ってもらったり、国に興味を持ってもらうことがすごく嬉しい。実際に国を訪れてくれる人がいたら、めちゃくちゃ幸せやなぁと思います。

カッパドキアの馬さんたち

終わりに

深夜便12時間のフライトで全く寝れず眠いです。もう30時間以上起きています。頭が働いてない...
旅行は色々あったけど、「めっちゃ楽しかった!」という感情に収束しました。

お察しの方も多いかもしれませんが、9月中旬から転職します。今回は有給消化期間をいただき、卒業旅行をしていました。

そのことについては今後何かにまとめたいと思いつつ、帰国したらすぐ入社+結婚パーティーやるなど色々忙しく、だいぶ先になるかもしれません。

気合いと根性で灼熱のピラミッドの中を1人で下った経験を活かし(まじで死ぬかと思った)、新しい挑戦も全力で取り組みたい所存でございます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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