東京のラーメン/魚介動物MIXラーメン5撰/麺屋ごとう

2018年12月24日 03:29

豊島区駒込。
一応豊島区なのだ。
駅の作りがお年寄りの原宿、巣鴨と良く似ている。
そんな駒込に数年前に、池袋から移転してきた名店がある。

駅から徒歩で僅か3分といったところか。
麺屋ごとうだ。

東池袋大勝軒出身のMIX系の雄。
一時期は移転などで存続が危ぶまれるような事態に陥っていたが今はそんな様子もなく、安定して営業されている。

土曜日の昼下がり。
14時だというのに店内はカウンターが埋まっており盛況である。

接遇の良い奥様と見られる女性にテーブルへ通される。
なかなかに冷える日だったので店内の湯気が気持ちいい。

製麺機ってイイよね……
って思う自分の変質っぷりはさておき、大勝軒譲りの自家製麺。
この麺が美味いのだ。

そんなこともやられているのね。
年越しはラーメンでも良いかも知れないなんて密かに思いを馳せているとラーメンが運ばれてくる。

チャーシューメン/わんたん4ヶ
¥1,000/¥200

この盛大なビジュアルが堪らない。
チャーシューが乗り過ぎ問題なのである。
その枚数7枚。
大盛り過ぎである。
腹一杯食えよという気概を感じざるを得ない。

なんといってもこの太くて短めのワシワシ麺が美味いのである。
盛りの良さも素晴らしい。
満腹になりたいならここだ。

そしてスープ。
やや乳化した厚い動物系スープに主張控えめな魚介がフワッと香るWスープだ。
兎に角分厚い。
東池袋系でも群を抜いたスープの厚さがモノをいう。

このハード・ボイルドな煮卵も泣ける。

食べ進める度に肉が解けていくチャーシュー。
あれだけ乗っていたにも関わらず麺と共に胃袋へ収まっていく。
ラーメンは肉料理だな全く。

盛りの良いメンマも柔らかく煮付けられていて美味い。

キリッと生姜が効いた肉ダネがさっぱりとしていて美味いこのワンタン。
チャーシューをやめてワンタンメンにしても十分に満足出来るだろう。
せっかく来たのでボクは全部乗せみたいに欲張ってしまうわけだけれど。

にんにくに豆板醤。
この辺の作法も忘れずに。
これだけ盛りが良いにも関わらず汁まで飲み干してしまいそうなクオリティだ。
食べ終わる頃には店内は満席になっており、テーブルのボクは相席をお願いされていたので早々に食べ終え満足し店を後にする。

営業時間

11:00～15:00／17:30～21:00

土曜 11:00～15:00

祝日 11:00～15:00／17:30～20:00

定休日

日曜

座席

12席(4人がけテーブル1席・カウンター8席)

備考

終日混んでいるがそこまで大行列は出来ない模様。
昼飯時は注意されたし。
太麺の為茹で時間が少しかかるので回転は遅め。