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キャリアアンカー
キャリアアンカーとは、「仕事において何を最も大切にするか」という、
1970年代にアメリカの組織心理学者エドガー・シャインが提唱した、キャリア形成の概念のことである。
個人がキャリアを選択・形成する上で最も重要視していて、譲ることのできない価値観や欲求のことである。
一度形成されると、その後の経験や環境によって大きく変わることはなく、根幹の部分は揺らがないと言われている。
一般的な自己分析のように、
「何がしたいか」・「何が得意か」といった表面的な内容だけではなく、
「どのように」働きたいかを考え、これまで築いてきた価値観から自分の譲れない点を分析し、それを中心にキャリアを考えていく。
コンピタンス・動機・価値観のそれぞれ3要素の重なる部分を
キャリアアンカーとすることで、仕事に対する満足度が高まり、継続して自発的に業務を遂行できる。
コンピタンス
仕事に必要なスキルや知識に自信を持っていることで、
モチベーションも高まり、キャリアアンカーにおいては仕事における専門性が該当する。
動機
自分自身が何をしたいのか、何に関心があるのか、自己実現に向けた欲求など、
同期の反った仕事をすることで、満足と達成感を感じる。
キャリアアンカーにおいては、管理や指導・クリエイティブやチャレンジが該当する。
価値観
自分が持つ価値観に沿った仕事をすることで意義を感じ、仕事に対するモチベーションが高まる。キャリアアンカーにおいては、自律・独立と生涯学習などが該当する。
836 2024/06/01
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