#32 アイデアの扉を抉じ開ける
人との何気ない会話の中で、思いもよらない方向に話が
展開し、全く考えたことのなかったアイデアの輪郭が、
ふわっと浮かんでくる事があります。
私たちが日常で目にする全ての商品、サービスは、
もともと誰かの頭の中に浮かんだものが、
形となって具現化したものです。
最初は、「こんなものがあったらいいな?」から
風船のようにアイデアが膨らんできます。
楽しい事、面白い事、お困り事、画期的な事など、人々の暮らしが、少しでもより良くなる事を想像すると
興奮して眠れなくなることがあります。
また、アイデアは気まぐれです。
書き留めておかなないと直ぐに何処かへ飛んでいってしまい、昨日の興奮はあっという間に幻となります。
私のアイデアの定義とは、
「アイデアは頭の中にあるが、出てこない」です。
「アイデアが出てこない」とは「お金が降ってこない」と
同じニュアンスです。
最近では、浮かばないこと事態、普通かなと考えるようになりましたので、あまり悩まなくなりました。
たくさんのプロセスを踏むことによって、
チョロチョロくらいの水が出る感じです。
という訳で、今回は、アイデアの向き合い方について書きたいと思います。
アイデアは、頭の中にある
先ほどもアイデアは、頭の中にあると言いましたが、
扉を開ければいつでも出てくるものでもありません。
しかし、発想の転換によってアイデアの扉を抉じ開けることはできます。何度も言いますが、私が大切にしていることは、頭の中に必ず「ある」と思うことです。
それは、時間がかかっても、必ず何か欠片ぐらいは出てくるからです。
その欠片を頼りに、直感型で考えてみたり、ロジック型で考えてみたりしています。
直感型とロジック型とは
直感型とは、
ブレインストーミング、ブレインランディング、プライベートランディング、アイデアのしりとり、欠点列挙法、希望点列挙法などになります。
私は凡人なので、とにかく数で勝負します。
ロジック型とは
深堀りなぜ?分析、マトリックス思考、マインドマップ、曼荼羅、オズボーンのチェックリスト、SWOTクロス分析、などになります。
脳のエネルギー補給のために、チョコレートは必ず食べています。
こんなにやるの?と思うかもしれませんが、
それは自由です。
アイデアが出てくる保証もないし、正解もないからです。
向き合い方しかお伝えできませんので。
アイデアとは、人見知りで、傷つきやすく、警戒心が強いです。目を離すと枯渇しやすく、直ぐに蒸発して消えてしまうものです。
恋愛と少し似ているな〜と感じる事があります。
だから、もし出てきてくれたら、飛び上がるくらい嬉しいです。
アイデアがカタチになる
頭から汗が出るくらい考えたとして、やっとアイデアが生まれたとします。
このアイデアが形となって世界に広がったとします。
これで人々の暮らしが、
世界がより豊かになったと想像します。
そして、知らない国の知らない人が、
誰がつくったのか全然興味なくても
「つくってくれてありがとう」と感じてくれれば、
それで良いと思っています。
続けていれば、ライバルに先を越されたり、途中で居なくなったりします。
人は途中で諦めるので、ライバルの心配も入りません。
統計的に実証されています。
何でもそうですが、結局は自分次第です。
Think different
私はもう駄目だ。アイデアが出てこない、もう限界だと思った時に必ず試聴し、希望と勇気を貰っています。
以上
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
godaigenso