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#92 知ってると出来るの差

多くの場合、ビジネスによる学びの目的は、
仕事で成果を出せるレベルになることですが、
その実現に向けて
段階があることを知りました。

今回は、その段階について
体系的に考えてみたいと思います。

ステップ1・知っている

これは、概念の理解や理論、基本的なルールなどを知ることであり、まだやったことがない段階のことです。
野球で例えると、キャッチボール、素振り、投球やバッティングなどです。

ステップ2・やったことがある

より具体的な理解をしており、何度かやったことがある段階のことです。野球で例えると試合に出たことがあり、プレイは出来るが、勝てるほど熟練しているかというと
?マークがつきます。

ステップ1・2までの理解で出来るレベルとも言えますが、実際に成果を求められるとなるとその先のステップ3・4が重要になってくると考えています。

ステップ3・できる

基礎知識や技能は習得しており、自分なりの応用もできるレベルです。
1・2で得た経験が積み重なって体系的に身に付いており、野球の試合でも戦力として活躍できるレベルになります。

ステップ4・教えられる

本質の理解の段階に入り、自分で高度なプレイができるにとどまらずリーダーとして全体のレベルを引き上げられる人です。
積み上げられた体系の上に、相手の強みを引き出す力を披露できるようになっている状態です。

ステップ3・4となるとビジネスキルとしての価値は飛躍的にあがります。
このレベルに達するには、単に何かを勉強して、
目の前の仕事をこなすだけでなく、
自分のキャリアについて考え、その学びが将来のなりたい自分に直結しているか問い直すということにあります。

私が活用しているのは、中長期目標から、短期目標に結びつけていくというやり方です。

・将来はどんな人になっているのか?というありたい姿
・そのために3年後どうなっているか
・その3年後の目標が達成されたことを、どう確認するか
・そのためにこの一年は、何をするのか

アウトプットに評価を受けて初めて、実践で使えるレベルかどうかという判断が可能になります。
アウトプットの場は、いつか機会がくるというものではないので、自分からアウトプットの場を作っていきます。

人から厳しい評価を受けたり、自分の分析が役に立っていなかったという経験が、実力をつける過程では絶対に必要です。

人は打たれることを恐れてしまいます。
しかし、この“打たれて上等”、“トライアンドエラー”こそが、学びの真髄と言ってもいいかもしれません。

ビジネスで失敗する前に、
転んでも大丈夫な場を自分で作り出す。

打たれることに向き合うことが大切です。

学びにゴールはない

学びにはゴールがありません。
スキルがあるのにも関わらず、知識欲が膨らんできます。
ある程度まで学んだところで、自分の位置を俯瞰し
アウトプットや実践を通じた学びにシフトしていきましょう。

自分の失敗は人類初の失敗ではありません。
多くの先輩たちが、たくさんの失敗から成功の秘訣を得ています。
先人の知恵は貪欲にお借りしましょう。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
godaigenso

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