不満と不平

「不平」や「不満」はセットで用いられることが多く、
その意味はとても似通っている。
しかし、実際のところ、「不平」と「不満」の意味は違う。

「不平」とは、満たされてほしい要求が満たされず、
不愉快な思いが態度や言葉に出してしまう状態を表している。

「不平」の使われ方として
同期のAばかりが気に入られているので、
同期Bは、不平等であると感じて納得がいかない

「不満」とは、自分が目指す水準に到達していないため、
満足していないという状態を表わす言葉であ理、
物足りない思いや、気に入らない心情を表している。

生きていれば、不平や不満は誰でも持っている。
ただ、言ってもしかたのないことだと嘆くのではなく、
どうすれば満足するのか？
相手と向き合って本音で話し合うことが大切である。

人によって満足の仕方や定義は違う。
働きやすい環境や、働きがいのある環境を整えるには
面談よりも立ち話の方が効果的かもしれない。
何より、話を聞いてほしいのだ。
寄り添って欲しいのだ。

共感できて、はじめて共鳴する
そして、共創できる。
会社は共に成長できる場所でありたい。

#679 2023/12/26