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#121 愛さずにはいられない

人には様々な恋愛の形があります。ドラマのような運命的な出会いから、友達関係から恋愛に発展したり、プラトニックのような性的接触がない関係を築いたりします。恋愛にも人それぞれ特性のようなものがあるのでしょう。哲学者ソクラテスは、愛に対する人間の理解をこのような段階で説明していました。

愛の段階

1美しい体やすべての肉体的な美しさへの愛
2肉体的な美よりも精神的な美を重んじる愛
3知識が持つ美に対する愛
4美そのものに対する愛

人は恋に落ちると、相手のことしか見えなくなります。「この人こそ運命の人だ」と我を忘れて恋に落ちます。

また、恋は幻想ではじまり、幻滅で終わることもしばしば起こります。

恋という漢字は字の下に心がくるから下心、愛という漢字は真ん中に心が入るので真心だと言われたりします。

恋より愛の方が強い感情を表しているし、恋は冷めますが、愛は冷めません。

愛し方の癖

カナダの心理学者J・アラン・リー博士は、恋愛色彩理論で恋愛思考を6つのパターンに分類しました。

1エロス・情熱的な恋愛
(一目惚れ、ロマンチックな恋に憧れる、いつか王子様が現れると信じている)
2ルダス・遊びの恋愛
(いつも恋人がいないとダメ、多くの恋愛を求める、自分の自由も求める)
3マニア・嫉妬深い恋愛
(独占欲、嫉妬深い、感情の起伏が’激しい、連絡が取れないと不安)
4プラグマ・実利的な恋愛
(自分のステータスを上げる手段、優越性、ハイスペックな恋人)
5ストルジュ・友愛的な恋愛
(ドキドキよりその人の人間性、ほのぼのした関係、浮気や離婚率も低い)
6アガペ・献身の恋愛
(自己犠牲的な愛、無償の愛、献身的なためダメ男に尽くす)

これは、占いのように限定することではなく、日々移りゆく心の傾向を理解し、客観的に自分を眺める視点を持つということです。参考程度に

相手にしがみつく

恋愛は、あくまでも個人を尊重し成り立つものです。過剰に相手を求めすぎてしまうと、お互い苦しくなってしまいます。そのためには、自分自身がどんな状況でも充実し楽しめる人生を過ごせることではないでしょうか。親しき中にも離別感を持ち、健全なふれあいをしたいものです。

愛したいから、愛しました。

愛は、すべての人間に生まれながらに与えられている。
愛は、私たちの本質の片割れを呼び寄せ、1つになろうとする。
2人を1つにし、人の本質が負った傷を癒そうとする。
それがかなえば、私たち一人一人は、全体としての人間を構成する「ぴったり合う片割れ」となる……そして私たちは常に、自分とぴったり合う片割れ(パートナー)を探している。

饗宴

今日も良い一日でありますように
godaigenso

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