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高価格帯商品

JALボーイング777−300ERの座席数は全部で244席ある。
その内訳が
・ファーストクラス:8席  
・ビジネスクラス:49席 
・プレミアムエコノミークラス:40席 
・エコノミークラス:147席 

「日本→NY」までの料金が
・ファーストクラス:8席  ¥1,880,000
・ビジネスクラス:49席 ¥   646,000
・プレミアムエコノミークラス:40席 ¥397,000
・エコノミークラス:147席 ¥225,000

もし座席が全て売れたとしたらチケット代だけで
¥ 95,649,000となる。

仮にファーストクラス、ビジネス、プレミアムの各席を
全てエコノミークラスに変えると351席確保できる。
エコノミークラス¥225,000 x 351席=¥78,975,000となる。

¥95,649,000 - ¥78,975,000 = ¥16,670,000も減少してしまう。
不足分を351人で追加負担したとすると
¥16,670,000÷351人=¥47,504(一人当たりの追加料)

つまり、エコノミークラスの追加分は
高価格帯商品を購入したお客様が負担していることになる。

高価格帯商品を無くしてしまうと
お金に余裕がない人から負担してしまうことになる。

「良いものをより安く」ということが
お客様の満足につながるわけではない。
むしろ弱い人に負担をかけることになる。

もし、弱い人に手を差し伸べられる人に
なりたいのであれば、
富裕層は何に価値を見出して
何に代金を支払っているのかを
知る必要がある。

低価格が全てではない
高価格帯商品があることで
救われることもある。

感謝。

887 2024/07/25

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