かぐや姫からのプレゼント
今宵は満月、明日の夜はスーパームーン。
自称「かぐや姫の生まれ変わり」である『やうこ』さんは、富士市公認の「かぐや姫の生まれ変わり」でもあるらしい。
『やうこ』さんの楽曲に、「月」が出てくるものが二つあるので紹介します。
Canaria
瑠璃の空 舞う綿色の
雲にかくれんぼ
誰かさんが唄っていた
小鳥のように唄っていた
だから私は笑っていた
月がきれいね
カナリアが幼き記憶を連れて 赤く燃えて涙を誘うの
私はもう誰かの籠の鳥じゃない
いつだって大空を飛べるんだよね
さらさらと流れ落ちる
水に戯れて
誰かさんが踊っていた
子犬みたいに回っていた
だから私も踊っちゃった
裸足がいいね
悲しさが幼き心を捨てて
氷の中 溶けない氷の中
閉じ込めてた想いを
ぶつけてみたら
誰よりも痛かったのは
私だったよ
もう愛だけじゃ生きてゆけない だけど愛なしじゃ
生きる意味もない
ため息のこもる部屋で
籠の扉に手を掛けた
カナリアが手の上
お喋りしてる
聴かせてよ
もっと聴かせてよ
私は何に縛られてきたんだろ
本当は前から自由だった
カナリアは幼き私の姿
赤く燃えて情熱さがすの
知らない誰かでいい
見ていてほしい
きっと私自分だけの
道を見つけるよ
朝が来て涙が
乾いたら飛び立つよ
月の夜に
会いたくて 会えなくて
夜の闇に落ちてしまう
隠しても 隠しきれぬ想い
何故人はいつも愛を求めて心に移り住むの
ひとときの安らぎ 触れて
涙また溢れて
寂しくなったときは
淡く照らす月を見て
あなた わたし
繋がる道 たどって
生まれ変わって もしも
出会う奇跡起こせたら
あなた わたし
愛の形 変わるでしょう
それまで 夢の中
帰らない 時想い
瞳 そっと閉じてしまう
巻き戻し 繰り返すため息
何故人は生まれ変わりを信じて また想いを馳せる
風になり 水にも溶けて
命の火 燃やして
寂しくなったら ほら
淡く照らす 月を見て
あなた わたし
繋がる空 感じて
永遠があるのなら
切れない糸があるのなら
あなた わたし
愛の証 結びましょう
それまで 秘めたまま
それでは、おやすみなさい
おまえ