笑撃 笑うストライクを初体験
先日のシステマで「背中を緩める」というテーマで「身体に押し付けられたナイフをかわす」というワークをやってたんですが
コレまた衝撃の連続でございました。
人は物理的にしろ精神的にしろストレスを感じるとミゾ落ちが硬くなります。
例えばナイフを身体に押し付けられると肉体的にもそうですが恐怖で身体が縮み込みます。すると心身ともにストレスを感じミゾ落ちに緊張(以下テンション)が溜まります。
そのテンションが手ごたえや手がかりになりナントカシナイトと思えば思うほどドツボにハマりナイフが身体にズブズブとというのは僕の様なシステマ初心者に良くありがちなお話😅
じゃあどうすればいいかという事なんですが
鳩尾の更に奥にある背中のテンションを抜けば不思議な事にナイフがツルツルと身体の周りを滑り出します。
しかし中々この背中のテンションを抜くのが難しい!
背中を緩めてるつもりでも他の部位にテンションが残っていたり緩める余り身体そのものがひしゃげてナイフが更にズブズブとみたいな笑
そんな中、日本を代表するシステマインストラクターである大西さんのお手本を見てたのですが
結構背中を反っている場面がありました。
「こんだけ背中が反ってたら背中の筋肉が固まるのでは?」と思いワーク中大西さんの背中を触らせてもらったんですが
大西さんの背中は余りにも柔らかすぎてビックリしました!でも反っている。
「背骨を反ると背中の筋肉が固まってソコからテンションが生まれるのに何故?」
と不思議に思い大西さんに質問してみたのですが
「人間の背中はS字カーブになっているからですよ」と
ああなるほど❗️大西さんは背中を筋肉ではなく構造で動かすから背中を柔らかく使えるのかと。
というわけで自分なりにではありますが背骨のカーブを綺麗に整えてからナイフを受けるとさっきよりもナイフが滑る様になりました。
背骨の重要性はわかっていたつもりでしたが💦まだまだ伸び代しかありませんね😎
その感覚を手がかりにストライクを受けたりお互いにストライクを打ち合うワークに入ったのですがまだまだお腹へのストライクは恐怖が先走り身体にテンションが溜まります。
そんな折相手のテンションを使って受ける。感覚的には打ってくる相手に囚われずを俯瞰する様なイメージで受けると痛いなりにも恐怖で身体が縮こみあがるという感覚が薄れてきました。
そこから自分もストライクを打つ際に痛めつけるのではなく相手のテンションをマッサージするつもりでワークを行うとだんだん肩の力が抜け何故か次第に笑えてきました。
「嗚呼コレが笑うストライクなのか😲」と
受ければ受けるほど楽になりもっと
ストライクを受けたくなってくるんですよ
多分SMに快感を覚える氣持ちってこんな感じなのかなぁと勝手に納得してしまいました😅
その後大西さんに
「背中のテンションが力の流れを邪魔している」
と教えてもらい色々やってもらうと
長年取れなかった左肩の固さが取れました‼️
上に自分ではわからなかった首から頭のテンションまで見つけてもらえました。
「システマの熟練度と整体の技術は正比例する」という僕の持論がさらに確信となった今回のシステマ
おかげ様でまた一つレベルアップできました。
この左肩の固さはしばらくかかると思ってたのですがまた一つ僕の中で常識が崩れた瞬間でした。
更に昨日の感覚を仕事中に降ろすと不思議な事に左肩の固さは再発せず無事仕事もこなせたので今回の感覚を手がかりに更にレベルアップ出来そうです‼️
この感覚を降ろすという内容も個人的には興味深い分野なので新しい発見があれば追ってシェアしていこうと思います。
それでは今日はこの辺で、最後まで読んで頂きありがとうございました😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?