20241106
飲んでる薬がマジで苦い。良薬だとて、苦すぎる。苦すぎて、自分にとってここ数年でいちばんの苦痛だと本気で思う。のは、自分がすぐに過去の苦痛を忘れるアホだからかもしれないが、本当に本当に本当に苦痛で、わざわざこんなものを書いている。
人間はここまで苦痛だと、苦痛であるということを大きな声で大勢に言って回りたくなるものなんだと気づいた。個人的に、あんまりオープンな場所で自分の苦痛を見せるのが苦手で、それは自分の高すぎるプライドが由来しているけれど、ここまで苦痛だとそんなことを言っていられないんですね。ハッとしました。
でもまあ進んで見てもらうほどの話でもないので、わざわざnoteの方に書いて、そのリンクをTwitterに貼るという、隠したいんだか見せたいんだか、「本当は隠したいと思っているんですよ」という姿勢を表明したいだけなんだか、よくわからない操作フローをたどってこの文章をみせようとしている。
苦いと、不思議なことに、匂いの時点で吐きそうになって、口に入れるとさらに吐きそうになる。すさまじい。耳掃除が喉にきて咽せるときとか、冷たい飲み物が明らかに喉から胃に落ちる感覚を追っかけてるときは、人体、筒すぎワロタ。と思うのに。ただの筒のくせに、ヤバい味のものをからだに入れないようなシステムが働いている。筒のくせにきもいし生意気だと思う。人体ってとりわけ意味わかんない機構が多すぎて、キモイ。器からしてとりわけきもいのに、魂はもっときもい。早いところ全員せーので水になった方がいい。と思いつつ、でもやっぱり人間っておもしろい。とも思うから、これは私が人間当事者だから、キモイことから目を背けて、面白いと思い込みたいのかもしれない。とか思ったりする。
でも今わたしは、人間っておもしれー を原動力とする圧倒的な多動・発散・爆発の産物をもってして生活費をいただき、生活費をいただくだけでなく、アイデンティティとか自己肯定の9割くらいをまかなっていただいているため、人間は好きでいたい。
薬が苦いという大きな苦痛からそんなことを考えていました。おしまい。