3000文字チャレンジ!第89弾!【せんたく】
おっちゃんはアラフォーで独身である。名前はある。おっさんでもオヤジでもなく、おっちゃんである。
おっさんと呼ばれるほど、老けてはいないはず。オヤジと呼ばれるには子どもがいるか、貫禄がないとダメだ。圧倒的に貫禄が足りていない。
おっちゃんはナンか可愛いので、記事では『おっちゃん』で統一することを選択する。
おっちゃんはアラサーで「独身でいいかな」と選択した。チビで短足で足の親指の爪が臭いからモテないのか??親指の爪のカスの匂いって、ついついクンカクンカ嗅いじゃうよね。
チビで短足なおっちゃんだが、女性とつきあった経験は両手で数えるほどだがあるんだ。ちなみに告白されたことは1回しかない。
付き合っていると、増えてくるのが『慣れ』と『ケンカ』
「さいきん扱いが適当よね」「デートプラン、手抜いてない?」よく言われた言葉を思い出してみた。あと「S◯Xも手ぬいてない」とも言われた。
女性は名探偵だ。男性諸君、女性の観察眼を侮ってはいけませんゾ。
S◯Xで思い出したが「女性と付き合いたい」「女性と結婚したい」と考えている男性は『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』は必読。
ほんとねS◯X中に、やってはダメなことオンパーレドでやってたよ。『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』は義務教育に組み込むべきだ。
話をもどそう、次に増えたのが『ケンカ』だ。
ケンカの原因は『トイレは座ってする』『部屋は片付けろ』『禁煙』『酒を飲みすぎるな』と生活習慣に関することが多かったと思う。
おっちゃんは、生活習慣を修正しないことを選択した。
その結果アラサーおっちゃん、理想の女性にフラれる。見事にフラれた。
フラれたとき、あるセリフを思い出した。
「恋愛はゲームだぞ。理想の相手と結婚するために、付き合って経験値を貯めるんだ」
たしかに理想の相手がイキナリ出現、恋愛経験ゼロでは付き合えないだろうな、と考えた。『電車男』ぐらいの奇跡があれば付き合えるだろうけど。
恋愛経験値を貯めて、理想の女性と付き合えたがフラれた。おっちゃんは恋愛クエストをシャットダウンすることを選択した。
つぎに始めるゲームは独身(ソロ)プレイすることを選択する。
おっちゃんのクセに付き合っていた期間のほうが長く、一人者の時間が短かったので、独身クエストの最初の1ヶ月は寂しかった記憶がある。酒を飲んでばかりだったと思う。
一人者になって感じた変化、自由に使える時間が増えた。デートや電話をしなくなったからだろうな。
自由に使える時間をつかい、国家資格をとる勉強することを選択した。ぶじ国家資格に合格。
国家資格を水戸黄門の印籠のごとくバーンとだし、転職する。給料は安くなったが、勤務時間も短くなり休暇も増えた。独身なら十分なお給料だと思い転職することを選択する。
現在あまった時間は、読書をしたりブログを書いたり、Webライターの副業をしている。ブログとライターをしていると時間が余らなくなってきた。それどころか時間が足りない。
「独身でいっか」と決めてからの変化として『部屋は片付けろ』『禁煙』の改善に成功した。
『部屋は片付けろ』脱ぎっぱなしの服で足の踏み場もなく、部屋の隅っこにはジャンプやマガジンがバベルの塔のように積みあがっており、タバコのヤニで黄色い壁。
押入れをあけるとガラクタが溢れ、マットレスにはカビが生えていた。
立派な汚部屋。
資格取得の勉強をしていたとき、勉強をしているときに陥る『部屋の汚れが気になる病』にバッチリかかった。
ちょうど断捨離が流行りだしたころだった、ポイポイといらない物を捨てていく。付き合っていた女性との思い出の品もポイポイ捨てることを選択した。
「部屋を片付けるコツは捨てることや」おっちゃんは真理にたどり着いた。
フローリングに物がおかれていない、机の上にはキーボードとマウス、資料、飲み物だけ。断捨離していなければ国家資格に合格していなかったかもしれない。よい選択をした。
『禁煙』なぜか成功した。『ハイライト』というタバコを1日1箱は吸っていた。
だんだんと、タバコを吸うのがしんどくなってきた。加齢が原因か?あとタスポカード?だったかな登録するのがメンドくさかった。
選択せずにな~んとなく禁煙することに成功。これからタバコ税は綿で首を絞めるようにジワジワとあがり続けるだろうな、喫煙者の人は大変だろうな。
禁煙してから、付き合っていた女性と会ったことがある。「あれ、タバコかえた」「臭い匂いしないね」
ゴメンやで。そんな臭かったのか。付き合っていた皆さんゴメンなさい。
臭いで思い出した。付き合ってきた女性より、長い期間付き合っているヤツ。
『尿漏れ』
忘れもしないヤラハタを回避した夏の日、現在ほど暑くはなかったが、太陽がサンサンと照っており、うっすらと肌に汗をかいていた。
その当時付き合っていた彼女に言われた言葉、「パンツの匂いが公衆便所」「尿漏れが原因じゃない」と指摘された。
晴れているのに、脳天にカミナリが落ちた。
えっマジで。そんな臭いの。なんとなく尿が漏れているのは知ってたんだ。ほんのチョットよ、漏れてるの。
付き合っていた彼女からパンツをうけとり、匂いを嗅いでみる。
「あっあきまへんわ。コレ掃除されてない公衆便所の匂いですわ」
尿漏れとの、現在も続く長い闘いの始まりである。
まずは前立腺肥大ではないか??と疑う。前立腺肥大って言葉にすると恰好いいよね。声にだして言ってみよう「ぜ ん り つ せ ん ひ だ い」宇宙戦艦ヤマトと響きが似てるのかな?
さて前立腺肥大の検査をするのは泌尿科だぞ。お医者さんに包み隠さず尿漏れするんですと伝えると、尿検査と血液検査をしてもらった。重症であれば直腸検査や色々と検査をする必要があるそうだ。
「え。お尻イジられるやつですか?」「ちょっとドキドキしちゃう」
検査結果は、おしっこを押し出す筋力不足だった。直腸検査をする機会を逃した。
20年ちかく、尿漏れと戦ってきた対策を書いておこうと思う。
まずは立ちションはNGだ。「男として立ちションは譲れない」わかるわかるよ。立ちションの気持ち良さ。でもねでもね、残尿に悩まされいるなら、立ちションは絶対NOだ。ぜったい漏れるよ。
オススメは洋式にすわってオチッコをする。トイレに尿が飛び散らないので彼女、お嫁さんの評価もウナギ上り。
座って普通に排尿する、排尿が終わったら2~3回オチンチンをシゴいてあげよう。オチンチンに残っている尿がでてくるはずだ。
つぎはオチッコを押し出す筋肉を鍛えるトレーニングだ。ケツの穴をギュッとしめる。息をとめてはダメだぞ。5秒ほどケツの穴に力をこめる。一気に脱力する。脱力したとき油断した残尿がでくる可能性もあるぞ。
ケツの穴に力をこめる、脱力する、を10回ほどくりかせば筋トレ終了だ。「筋トレも終わったし、パンツを履こう」待て待て、残尿はそんな簡単に解消できない。
残尿はパンツを履いた瞬間を狙って、漏れてきやがる。この現象を逆手にとってやるんだ。いいか油断した人間からパンツに尿がつくんだぞ。
「オッチコ終わったので、パンツ履きますよ~」と洋式トイレから10cmほどケツをあげる。10秒程待機だ。パンツを履くなと騙された尿がでてくるぞ。
ふたたび洋式にすわりなおし、オッチコをだす部分をトイレットペーパーでチョンチョンと拭いてあげれば終わりだ。
トイレットペーパーが、オチンチンに残っているとマスターベーションしたのかと勘違いされるぞ。
男性には、残尿スイッチと呼ばれるスイッチが搭載されている。金玉と肛門の間を押すと残尿が排出されるスイッチである。確実に残尿が排出されるスイッチだ。
「筋トレせずに、スイッチをぽちぽち押せばいいじゃん」
残尿スイッチだよりになり、尿の排出筋力が落ちそうなので残尿スイッチには頼らないようにしている。
残尿スイッチを選択するか、筋トレを選択するか。あなた次第。
これだけ対策しても尿漏れはおこる。洗濯板でパンツを洗濯しながら尿漏れとのこれからの戦いについて考える。
尿漏れ対策用パンツを買う選択をするべきか。
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