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私選 どうしても覚えられない英単語たちを分解・分析

英単語帳をつくった。

毎日、朝と晩、二度づつ単語帳をめくり、一度でも意味がわかった単語カードはとりのぞく。

単語帳をめくり続けた結果、覚えらえない数枚の英単語カードがのこった。

ちなみに、精鋭とも怨敵ともよべる英単語たちは、いまだに覚えられていない。

単語をよくよく観察してみた。
覚えられない英単語は、二種類に分類できると気づいた。

まずは、覚えられない英単語グループ『 COMNちきしょう 』

compensation (名詞)保証・賠償金(形容詞)償いの・保証の
competent (形容詞)技術や知識、経験があり有能な
consequently (副詞)その結果、したがって
conviction (名詞)確信・信念・説得・有罪判決

consequentlyが、副詞だと脳が覚えてくれない。なんとなく形容詞のように感じてしまい覚えられない。
さらに言うのであれば、副詞というよりも接続詞っぽくねと思うのだが。

つぎにcompetent。こいつは、capableの類語。
capableは覚えられた、けれどもcompetentという文字面から、完璧の意味を想像してしまい、有能・優秀がでてこない。
完璧に有能とでも覚えればいいのだろうか。

convictionは、なんとなく名詞だということは想像がつくのだが、確信や信念という日本語にむすびつかない。

ここでとりいだしますのは、『 一度読んだら絶対に忘れない 英単語の教科書 』ただし、私をのぞく。
よい教科書ではありますが、一度では無理だろ、というのが私の感想です。

さて、『 一度読んだら絶対に忘れない 英単語の教科書 』には、con-、com-は、「一緒に」という意味になるらしい。

一緒にというワードから連想して日本語を想像するとよいそうだ。
convictionであれば、一緒に・・・tionは、名詞を作り、~のことという意味になる。
そこから確信や信念にどう結びつければいいのだろうか。
consequently、competentもあまり一緒にむすびつかないように思う。
みなさまはどう思われるだろうか。

compensationは、一緒に賠償を支払うようなイメージだろうか。
tionは、名詞を作るので、一緒に賠償を払うと契約書にペンで書く、そのように連想するのだろうか。

にくい、覚えられないCONMチキショウたちを分析してみた。

さて、つぎに覚えられない英単語たちの登場だ。

deterrent (名詞)抑止するもの(形容詞)抑止する
sanction (名詞)制裁条項、認可(動詞)~を認可する、制裁を科す
restriction (名詞)(制限、限定に対する)制限、条件

パッと見るかぎり、なんのつながりもナッシングのように感じられる。
が、よくよく見ると、制限や押さえつけるイメージを連想する英単語たちだ。

つまるところ、私の英語能力が発展、上達しないのは、この三単語のせいなのかもしれない。
この三単語さえ覚えこんでしまえば、私の英語能力が発展、上達する、かもしれない。

また『 一度読んだら絶対に忘れない 英単語の教科書 』に登場してもらおう。

de-は、離れる、-entは名詞を形成する。形容詞の意味もあるのだが、これいかに。
離れないようにする、そのようなイメージだろうか。

re-は、再び、反対にという意味になる。なんとなくreのイメージはわかる。
reのイメージはわかるが、制限にたいする制限。制限が、再び制限される、そのようなイメージだろう。

最後にsanctionのてがかりはない。tionが、名詞を作るのはわかるが、sancが謎。
似た単語には、sanctuary(名詞)聖域などがあり、sancは聖なるもの、信心ぶかいなどの単語を作る。
神聖なものだと認可する、そのようなイメージだろうか。

覚えられない英単語に規則性はない、と思っていた。
覚えられない英単語を並べてみると、うっすらと、おぼろげに、意味が見えてきたり、つかめたりしたように感じられた。

あまりにもこの英単語を覚えられないのでキーボードを手にとり、うらみつらみを書きつらねた結果、すこしは英語の勉強がすすんだように思う。

覚えられない単語をならべ、精査すると、なにか共通点が見えたり、あたらしい発見があったりするかもしれない。

『 一度読んだら絶対に忘れない 英単語の教科書 』があれば、いろいろと連想し、英単語をおぼえるヒントの一助にはなる。

一度読んでも絶対に覚えられない私の意見ですが『 一度読んだら絶対に忘れない 英単語の教科書 』は、よい教科書です。


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