![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118142544/rectangle_large_type_2_75b98f2b75167160b5a7337ea7bf19a4.jpeg?width=1200)
サッポロ一番 QUOカード1,000円ゲットなるか
![](https://assets.st-note.com/img/1696557596549-CM6GhjfgDF.jpg?width=1200)
サッポロ一番の味噌が、5周年。
なんと、20,000人にQUOカード1,000円があたる。
なんと太っ腹なのだろうか。
お値段がお手頃、そして、飽きのこないサッポロ一番にはいつもお腹がお世話になっている。
サッポロ一番は、新製品の開発にも余念がない。ついつい新商品を見つける、ドレドレと買い、食べ、「ほう」とうなったり、「うまい」と叫んだり、ちょこちょこと記事に書いてきたりもした。
かずかずのサッポロ一番を食べ、アレンジをくわえ、ブログ記事に書いてきた。
どの新商品もおいしく、たのしくアレンジでき、お腹をふくらましてきた(物理的にお腹はふくれた)。
サッポロ一番を食べると平凡こそ最たるモノという言葉が頭によぎる。
過半数の日本人の舌にあうように味をととのえ、それでいて旨味や香りが強すぎるとキリが袋をつき破るように人に忌避される恐れがある。
だからといって、旨味や香りを減らしては、日本人の肥えた舌を満足させられない。さらには、サッポロ一番を手にとってもらえない。
つまり、サッポロ一番は55年ものあいだ、日本人の肥えた舌を満足させつづけてきた味だったと言っても過言ではない。そして、これからも日本人の肥えた舌を満足させ続けるだろう。
サンヨー食品の社員さんたちは、舌や鼻、目をつかい「あーだ、こーだ」塩が強いか、味噌がおおいか、旨味はどうだ、ゴマはするか、形をのこすか、などなど味の研鑽をつまれている企業努力の結果。
トガっておらず、平均的で中道な粉末スープと麺、切り胡麻を袋のなかにとじこめられおられる。
極論かもしれませんが、平凡だからこそ、サッポロ一番にはついつい手がのびる。舌が疲れず、鼻がグズらない、いつ食べても、どんな状態で食べようと、満足させてくれる平凡を超越せし安心、安定、平穏ともいうべき一杯を私たちに提供してくれる、それが、サッポロ一番。
余談になるが、私のベロメータを信じるのであれば、サッポロ一番は、スープによって麺の細さや弾力などをかえている、そのように感じられる。
あるスープでは硬く、あるスープでは細く、あるスープでは柔らかいように感じられる、気のせいかもしれないが。
つまるところ、どのサッポロ一番も中庸においしい。そのなかでも、牛骨とどさん子が私の舌にはミートした。
さらに、コラボ商品では、完成されたと思われたしおラーメン。そのしおラーメンを脱構築し、あたらしい天体といった新しい可能性をさししめしてくれた。
コラボ商品の醤油味は、この味にかえたほうが、売れまっせ。
そんなサッポロ一番生活を続けるなか、QUOカードプレゼントの企画がはじまる。
5袋パックを買うひとは少ないだろうし、これは、QUOカードもろたデ。
まずは、北と南の醤油の双子を開封。
QUOカード、はいっていませんでした。
まぁ、はじめの2袋目だからね、まだ焦る時間帯ではない。
次は、北側にかたよった味噌味をふたつ開封。
お家の味噌汁は信州味噌。
信州味噌も仙台味噌も、ノーマルの味噌よりもイケてるように感じられた。
開封した結果は、ゼロQUOカード。ナッシングQUOカード。ナーダQUOカード。
サッポロ一番の出荷量はどれぐらいなのだろうか。もしかして、20,000という数は出荷量にくらべて少ないのではないだろうか。
ふと、疑惑が頭をかすめる。も、もしかして、QUOカードなど混入されていないのでは、と。
八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \。
まさかね。QUOカードが、はいってないってことないよね、きっと。
しかたない、日本の北から南の一番をひとつの器にまとめあげ、すすりあげ、運気をあげてやろうではないか。
![](https://assets.st-note.com/img/1697354400558-ZxMBW58qe5.jpg?width=1200)
用意する商品は、九州醤油と北海道醤油をつかったサッポロ一番。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355341959-gMMBUfjMd3.jpg?width=1200)
北海道のパッケージには、うまさはサッポロにありと書かれている。
![](https://assets.st-note.com/img/1697355367069-hO6tw0TJmu.jpg?width=1200)
九州のほうには。
![](https://assets.st-note.com/img/1697354477836-lv0sKwARft.jpg?width=1200)
ふたつの袋を開封した。いかがだろうか。私が書いたように、ふたつの麺は違っているように見えないだろうか。
九州のほうが白く、大きいように感じられる。北海道はすこし色づいており、麺と麺が密集している。
さて、お湯をわかし、そのふたつの麺を。
![](https://assets.st-note.com/img/1697354725220-i9MXH8qI8F.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697354746375-1cPk7YnOcE.jpg?width=1200)
麺をゆでているあいだに、ふたつの粉末スープやら調味料やらを。
![](https://assets.st-note.com/img/1697354869656-EIM17qPMXt.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697354943196-6kMG48rwxF.jpg?width=1200)
ゆであがった麺を器にいれる。もっこりと麺が勃興する。
北と南の調味料を混ぜあわせることで、日本の北から南までを天下布武した一杯。
そして、北と南が混ざりあい、勃興する麺を見ていると、太閤秀吉がたてた絢爛豪華な大阪城、夢幻のごとく消えた安土城・・・どちらも、消えとるがな。
言いかえよう。日本の民の畏敬の念をかんじさせてくれる霊山富士ともいえるサッポロ一番富士。
サッポロ一番富士を完食し、北から南の日本の運気を集めた、いざ。
5袋目を開封。
ん?
なんだろう、これ。
いままで見たことないものが。
![](https://assets.st-note.com/img/1696559005746-s8WwGHvfgI.jpg?width=1200)
当たり!QUOカード当たった!
こちらこそ、ありがとう。サッポロ一番。
![](https://assets.st-note.com/img/1696559077605-J0LLJqXJyi.jpg?width=1200)
塩派ではあるが、今日ばかりは、みそ派に改宗せざるをえない。
半世紀もまえに発売されたサッポロ一番みそラーメン。
半世紀も日本人に愛されるサッポロ一番みそラーメン。
美味しいだけでなく、お安いサッポロ一番を提供してくれるサンヨー食品さんを疑ってしまうとは。
すいませんでした。
応募する必要がなく、食べるついでにQUOカードがあたるのが素敵だよね。手のひらクルクルッ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696559641703-MUA9rFxdtI.jpg?width=1200)
感謝のサッポロ一番ごま大盛。
新しい天体ともいうべき新味を探求し、お安く袋ラーメンを提供してくれるサンヨー食品さんのサッポロ一番。
これからも食べ続けていこうと思った。そして、100周年のQUOカードも是非あてたい。