半年で英文法をマスターできなかった話
半年で英文法をマスターできなかった話。
それ以上でもそれ以下でもないnoteです。
さて、どこからお話をしましょうか。2022年の年の暮れに、簡潔で清澄な文章を書けるようになるために英文法の勉強をはじめました。
なぜ、簡潔で清澄でシンプルな文章を書くのに、英文法を勉強するんだい、と思われたかたもおおいでしょう。
そちらのほうは、こちらのnoteで書いております。
簡単に言うのであれば、横文字で書かれたシンプルな文章を読んでいると、簡潔で清澄な文章を書けるようになるのです(ほんまかいなと最近思っている)。
どのようになれば英文法をマスターしたと言えるのか。
中学英文法レベルの問題集を1冊やりこむ、高校英文法レベルの問題集を1冊やりこむ、そして、英文法地図に書かれている文法の意味がわかるようになる。登場する単語の意味はすべて理解する。なんなら、日本語の問題を読んだ瞬間に英語の文を作れるようになる。このレベルにるまで問題集をやりこめば、英文法をマスターとしたといえるそうです。
中学英文法は半年のうち4カ月ほどでクリアできました。動画で説明されている期間にて中学英文法はマスターできたのです。
中学英文法をマスターした、つぎの段階は、高校英文法の教材には、なんとか半年のうちに辿りつきました。ネクステージには辿りつけたのです。
こちらの教材。高校受験をする人がよく持ち歩いてると言われる教材です。偏差値50以下の私。はじめて目にしました。
高校受験をしているひとたちは、この英文法をすべてマスターしているのかとディープなインパクトある衝撃をうけました。大学に入学したり、卒業されたひとたちをリスペクトせざるをえません。
こちらの高校英文法の問題集ネクステージは、2ヶ月ほどでマスターできると説明されていました。基礎がわかれば、問題なくマスターできると説明されていました。ところが、2ヶ月ほどネクステージと格闘した結果は、ボロボロ、ヘロヘロ、敗残兵の姿のように悲惨なものでした。
2ヶ月で終わるもんじゃねぇ、ですよ。
まず、中学レベルから高校レベルにステージがあがると、知らない単語の数が膨大な量になります。1つの問題のうちに意味の分からない単語が1つは登場するようになりました。1つだけならまだマシですが、1つの問題に意味の分からない2~3単語が登場する問題もありました。そうなると、文章の意味もとれません。単語も覚える必要があり、辞書をひいたり、単語帳に書きこんだりと時間をとられました。
そして、いまだにすべての単語を覚えていません。100単語ほど覚えられていません。
ネクステージの英文法の問題の数は700問。たったの700問とおもうか、700もあるのか、と思うのか、あなたはどちらでございましょうか。私は、ネクステージをはじめる前は、たったの700問と思っていました。勉強をはじめて1ヶ月後には、700問もあるのかと思うようになりました。そして、2ヶ月たった今。なんとか、がんばれば覚えられると、パンドラの箱の底に残っていた希望がおぼろげに見えている状態です。
ネクステージの問題のうち中学レベルの文法は100問もないのではと思います。たまに、これ中学の問題集で見たなと思いだす問題もあります。もちろん、中学の英文法が無駄になっているというわけではありませんよ。中学の英文法を勉強したからこそ、英文の構造はつかめます、つかめるのですが、つかめるだけです。つかめても、なかなか脳みそに刻みこまれないのですよ、英文法が。
この動詞のあとは動名詞をいれる。この動詞のあとは不定詞をいれる。このように覚える英文法問題が700問並べられています。
ネクステージの英文法の問題700。極論するのであれば、記憶しなければならない問題ばかりです。公式をあてはめることで解ける問題もありますが、ほとんどの問題は記憶する必要のある問題です。
それは姑が嫁さんの掃除にケチをつけるような、フローリングの溝を爪楊枝で掃除をするように、コツコツとした作業、細々とした公式や慣用句などを覚えていかなければいけません。
記憶力のある若者であれば、2ヶ月で英文法をマスターし、細々とした英文法を丸っと記憶できるのかもしれません。頭髪もうすく、物覚えも悪くなってきた頭では、700問を2ヶ月で覚えられませんでした。
覚えることが700問近くもあり、英文法の勉強をやめようかと思ったときもありました。
だからといって、英語の文法700文字は、けっして覚えられないモノではありません。くりかえし、くりかえし、なんども、なんども、ネクステージの問題を解いていくと雑巾に牛乳がしみこむように、英文法700問も脳みそにしみこんできます。そして、ネクステージの問題を解く速度もすこしずつあがってきました。問題を解く速度があがると、英文法が脳みそにしみこむ速度もあがりだします。
英文法を半年でマスターはできませんでしたが、お釈迦様がたらした蜘蛛の糸のような、地獄の宗兵衛が綱わたりをしたような、ほそくながい英文法をマスターする道や終着点は見えています。
英語の文章を読む、英語を話す、英文法は英語の重要な土台です。英文法をマスターできる道は見えました、あとは、あきず、たゆまず、さぼらず、もくもくと英語の勉強を続けるのみです。
英語の文法でくじけそうなひとたちよ、偏差値50以下の私でも英文法をマスターする道順をみつけられました。あなたなら、きっと、もっと、はやく英文法をマスターできるでしょう。
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