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弐寺DP練習してたら、ホームポジションの大切さに気付いたという話

最近、弐寺のコントローラーを自作しまして、その確認がてらDPをちょいちょいやってたりするんですが、ついこの間にDP上達のファーストステップというのを発見したので、今回はその備忘録です。

DPのむずかしさとは何か

さて、本題に入る前にbeatmania IIDXというゲームには、プレイスタイルというか、プレイするモード的なやつが大きく2種類ありまして、一つ目は左側か右側のどちらかに立ってそのどちらかの鍵盤とターンテーブルを操作するSP。二つ目は、両方の鍵盤とターンテーブルを使うDPです。

この二つのモードは現在でこそ切り替え可能な仕様になっているのですが、もともとDPは筐体の隠しコマンドを実行しなければプレイできないお遊び要素でした。なぜそういうことになってたかというと、元々DPの譜面というのは二人プレイをするときにそれぞれ降ってくる譜面そのままだったため、単純にゲームとして難しすぎる、ということがあったんじゃないかしらと思っております。

DPはこの2人プレイの譜面を一人で捌く、という遊び方で、隠しコマンドを入れることで今のDP仕様のレイアウトになったと記憶しております。その後、DPオプションが追加され、いつしかSPと切り替えが可能になり、現在に至るという理解です。

DPは基本的に1P側と2P側の鍵盤とターンテーブルを使いますが、この二つのデバイスは中央に立ってみると結構離れていることが分かるかと思います。ですので、基本的に1p側は左手、2p側が右手の片手同士で捌くことが前提になってまして、それがDPとSPではまるで別ゲーと言われたり、あまりのむずかしさにDPは人間がやるゲームじゃないなどと言われたりする理由になっている気がします。

まず、自分の手が鍵盤のどのあたりに今あるか、ということを把握することからして難しいため、最初のうちは鍵盤を叩けずに鍵盤と鍵盤の間を叩いて空POOR連発することがとても多いです。さらにターンテーブルが物理的に遠いため、ターンテーブルを回した後の鍵盤がさらに叩けず、「DPマジクソゲー」みたいなことになったりします。

デバイスと自分の身体の空間上の関係がわからない、というのが弐寺DPをやる上で最も大きな難しさの要因になっているといえます。

DPプレイしての気づき

それに加えてDPは一度に見る画面の大きさも単純に2倍になっていますから、この空間把握のしづらさというのが、いかに自分が空間把握に対して視覚的情報に頼っていたかということを思い知らされたりして、プレイ回数によってだんだんわかってくるのかなぁと思いながらプレイしたのですが、なかなかそういうわけにもいかず、ひたすら鍵盤と鍵盤の間を叩いて特攻乙を繰り返しておりました。

そんな中、とあるV同士のやり取りで「音ゲーやるなら小指つかいますよね?」「いや、使わないです」ってやり取りをふと思い出し、「そういや、薬指は使うんだよなぁ」と思いながら、自分の左手が薬指で押すことが皆無だということに気づき、積極的に薬指を使うように意識したところ、空POORが劇的に減ってビックリしたということがありました。

で、鍵盤と自分の指の対応を意識してみると、薬指を積極的に使うことで腕を振ることが減り、あまり指を出張させる必要がなくなり、空間的な関係性を把握しやすくなる、把握するまでの時間的猶予がうまれる、ということを発見しました。なるほど!

DPではホームポジションキープが最初の壁

というわけで、次はホームポジション探しとなりましたが、これはこれですぐにわかりました。以下の通りです。

・基本的には黒鍵はそれぞれ、1pなら2-薬指、4-中指、6-人差し指を割り当てる。
・基本的には白鍵は隣接している黒鍵に割り当てている指で押す。
・黒鍵は割り当てた指以外で押さない。
・3と5は中指で押せるなら中指で押すことを優先する。ただし、画面上に4にノーツが確認されている場合は隣接した指で押すようにする。
・親指と小指は緊急時以外は使わないが、いざという時には使うということを意識する。

これがDPでのホームポジションとなります。

そしてこれを実践してうまくいき始めたことが分かると、さらにレベル表記別に次のことが分かりました。

・レベル7まではホームポジションキープができていればクリアできるようになっている。
・まずはホームポジションを体にしみこませるためにレベル6までの曲を優先してプレイするようにする。
・レベル7からは同時押しが絡んでくるため難しくなるが、ホームポジションができていれば恐れる必要はない。
・レベル8からは隣接トリルや3つ以上の同時押しなど、明らかに押しにくい構成が増え、出張させないと厳しい。

まとめ

  • ホームポジションキープがDPでは絶対的最優先事項である。

  • 246にはそれぞれを優先して押す指を決め、これを徹底的に守る。

  • 1357についても、優先して押す指を決めるが、246との組み合わせノーツについても併せて押す指を決めるのが良い。

  • ホームポジションキープが厳しくなるのはレベル8から

  • 最初のうちはレベル5を優先してプレイし、慣れてきたらレベル7までプレイする範囲を広げる。

  • レベル7がクリア安定してきてからレベル8以上をプレイするようにする。

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おるのん
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