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Apexシーズン12において、初動ファイトをしてはいけない理由を考える

追記:2022/04/02 23:00ごろ
キルポイントの表が盛大に間違ってたので修正しました。これに伴い記述も変更しております。

Apex楽しいですね。

シーズン12スプリット1もそろそろ佳境をむかえ、過去一RPを盛りやすいとかなんとか言われておりますが、その理由として、順位ポイントの比重がガッツリあがった、ということがあります。

ランクマッチにおいて、以前からとにかく無限に言われていることとして、「初動ファイトはするな」ということがありますが、今シーズンではそれが相当顕著になっております。で、今回はシーズン12のRP配分から、なぜ初動ファイトしてはいけないのか、ということを考えていこうと思います。ちなみに私は2シーズンぶりくらいにプラチナに行きましたが、床ペロで終わりそうです。ダイヤ行きたいんじゃー。

どうなったらRPはプラスになるのか

まずは、ApexのランクマッチにおけるRPシステムを確認しましょう。Apexのランクマッチで獲得できるRP(ランクポイント)は大きく分けて、「順位ポイント」と「キル・アシストポイント」にわかれています。

「順位ポイント」はそれぞれほかの部隊が脱落していくにしたがって、そこで脱落した段階の順位に応じて獲得できるポイントです。13位から獲得でき、順位が上がるにしたがって獲得ポイントは増加し、最終的に1位になったときには125ポイント獲得できます。

「キル・アシストポイント」は敵部隊をキルするか、キルに貢献した場合にもらえるポイントで、1人をキルするごとにおおむね10ポイント、順位が上がるに従い、ボーナスが付与されて最大125ポイントまで獲得できます。

各ランクにおいて、シルバーランク以上はマッチ開始直後の獲得RPはマイナスに設定されているので、この「順位ポイント」と「キル・アシストポイント」の合計が各ランクのマイナスポイントをうわまわることでRPはプラスになる=盛れる、ということになります。

では、各ランクにおいてどのようになれば、プラスになるのでしょうか。

順位ポイントのみで盛るためには

そこで、Excelで以下のような表を作ってみました。コストと各種の獲得ポイントを計算して、表に反映させる表です。

さて、まずは、順位ポイントのみでRPを盛るためには何位以上になればいいか、というのがこれでわかるかと思います。

シーズン12KP0

この表をみると、シルバーなら8位以内、ゴールドなら6位以内、プラチナなら5位以上でポイントがプラスになります。

ひとつおさえておきたいのは、初動落ちした場合、14位以内であれば、マイナスRPをそのままもらう、というところです。これは2パ被りが全体で7か所以内に起きた場合に、初動落ちするとマイナスRPをそのままもらう、ということが言えます。

ランクマッチはおおむね、同じ実力同士のメンバーがマッチングする、と仮定できますので、2パ被った場合の勝率は50%、ということになります。よってApexのランクマッチは、「初動かぶりをすると50%の確率でマイナスRPをそのままもらう」ということになります。

では、食らったマイナス分を取り戻すためには、どうすればいいのか、ということになると、キルをとれない状況では、毎回初動ファイトをしかけるのであれば、初動ファイトを切り抜けたときに、シルバーは6位以内、ゴールドは4位以内、プラチナでは3位以内に入る必要がある、ということになります。これが最低条件になります。

キル・アシストポイントを考慮して考える

では、続いてキルやアシストをすることで得られるポイントを考慮したときにどうすればもらったマイナス分を取り戻すことができるか、という部分について考えてみようと思います。いったん、1部隊は3人ですので、キル・アシスト数が3までの表を作ってみました。

シーズン12KP1

シーズン12KP2

シーズン12KP3

続いて、KP4~6の表はこんな感じになっています。

シーズン12KP4

シーズン12KP5

シーズン12KP6

こうしてみると、シルバー帯はKP1でも取れば、8位以内に入ることでマイナスを取り戻すことができ、ゴールド帯であれば、KP3くらいとれば8位以内に入ることでマイナスを取り戻すことができ、プラチナ帯であればKP5くらいとれば8位以内で取り戻せる、ということが言えます。

こうしてみると、初動落ちの補填は相当厳しいことがわかります。

各部隊が1チーム同士で1回戦闘するとそれぞれの戦闘が終わった時は部隊が半分になっていますので10位以内である、ということになるので、それだけでは補填できない、ということはそれだけ初動落ちのペナルティがいかに重いか、ということがわかるかと思います。

これらのことからわかることは、初動ファイトに関して「ゴールド帯まで」であれば、その初動ファイトにおいてキルかアシストをある程度取れるのであればやってもいいかもしれないが、「プラチナ帯以降」においてはたとえフルパで挑んだとしても分の悪い賭けである、ということです。

プラチナやダイヤが沼る原因がこれでなんとなく見えてきたかと思います。逆に言えば、これで各ランク帯において次の上位ランクに上がるために要求されている立ち回りが見えてきますね。

どうすれば上位ランクに行けるのか

ブロンズ帯:いっぱいランクやる

シルバー帯:戦闘をして1キル以上とるか、戦闘を避け続ける。

ゴールド帯:降下直後は初動落ちしないように、自分の生存を最優先する。
      ただし、死ぬまでに1キルでも取れればだいぶ楽にはなる。

プラチナ帯:絶対に初動落ちしない。
      キル・アシスト1~3以上を常に目指す。

ダイヤ帯:キル・アシスト最低2以上、理想は常に4以上をキープする。


まぁ、たぶんこんなところだと思います。たぶん、プラチナ帯で沼る人は戦闘で勝つ経験が少ない人、ダイヤ帯で沼る人は仲間との連携が足りない人、という感じなのでしょうね。普段プレマス帯の方がコーチング、解説されている動画の内容とほぼ同じ結論になったかと思います。なるほど納得ですね。

個人的には今シーズンにおいてのランクマッチは「生き残ること」が最優先になりますので、やりあわないとつまらんっていう人はカジュアルかコントロールかアリーナを進めるほうが良いんじゃないかなぁと思います。カジュアルですぐに部隊が減る=すぐにマッチが終わるってことなんで、初動の乱戦が短い時間で回数こなせることを思えば、そんなに悪いことでもないと思います。

まぁ、いろいろ考え方はあるかと思いますが、個人的にはゴールド沼時代からおおむね変化なく、逆に言えば自分の課題がこれで見えてきた気がします。ちょっとずつ上達できればなぁと思いつつ、無駄なマッチングを減らせればいいなぁと思っております。

それでは。




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おるのん
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