はじめまして

　あさど ひさのりです。noteに登録してからずっと他の方の記事を読むばかりで、自分では何の発信もして来ませんでしたが、ようやく書いた方がいいことを思いつきました。

　それは自分で世に生み出しておきながら、詳細な紹介ができていない「タイ文字占い（付　ラーオ文字占い」）のことです。

　わたしはもともとタロットカードとの出会いをきっかけに続けてきたカートマンサーなのですが、Twitterで多様な占いに触れたことと、鏡リュウジ先生の

いろんな創作占いオッケー派（だってどれも最初はそうやん、、）な私ではありますが、13星座だけは受け付けませんでした。あれは出元に占星術を揶揄するための記事が深くかかわっていたためでした。

— 鏡リュウジ (@Kagami_Ryuji) February 2, 2022

というツイートの前半部分に背中を押してもらった思いと、またルーンやオガム、ギリシャ文字の占いを知り、タイ文字（とその兄弟文字のラーオ文字）で占いができるかもしれないと考えて、コースターに手書きで文字を書き、ちょっとした占いツイートを始めたのでした。

　タイ文字は、もちろん東南アジアの国タイで話されているタイ語を書き記すために使われてきた文字です。ラーオ文字はタイの北隣の国ラオスのラーオ語（ラオス語、ラオ語とも）を書き記す文字です。どちらも南インド系の文字を源流に持ちます。両国とも上座部仏教を篤く信仰し、経典はもちろんタイ文字、ラーオ文字で書かれ、学ばれています。日常生活に密着した文字であると同時に、精神生活を支え、古代インドのパーリ語で伝えられている仏教経典を記す聖性も持ち合わせた文字でもあるのです（この点、占いの結果を刻んだ甲骨文字の子孫でインドから伝わり漢訳された仏典を記すのにも使われている漢字の末裔である「かな文字」とほのかに似たものを感じています）。

　長くなりましたので、今回はここまで。次回は少し踏み込んだことを書くつもりです。