番外編③ ”時間”の使い方を考えてみる
こんばんは。
今日は、いつものテーマではなく、先週末読んで、とても刺激を受けた本を早くシェアしたいと思ったので番外編にしました。
"時間"て、どの人間に平等に与えられていて、そしてこのITやサービスが発達した時代、自分の意識や工夫次第で有意義な使い方になり、そんな意識をもっと持とうという気にさせてくれた本です。
『1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣』
著者は、起業家でもあり、NY Times誌のベストセラー作家、Forbus寄稿者でもあるアメリカ人の方です。
著者が、億万長者や、企業家、オリンピック選手、top校の成績優秀学生にアンケートを取って、どんな時間の使い方が有意義で、効率性が高いのか、を考察した本です。タイトルの1440分はイコール24時間で、分にすると時間より単位が小さくなるので、あっという間に過ぎて行く1分1分を大事にしていく感覚になるから、このタイトルになったようです。
テーマごとにざっとまとめると
*やるべきことはTODOリストではなく、スケジュール表(出来れば一覧で見れる紙でつくる)に組み入れて管理する
*ノートを持ち歩いて思いついたことは何でもメモする
*先延ばし癖をやめるためのアドバイス
*MIT(Most Important Thing)を意識して、そうでないものは切り捨てていく勇気が必要(人からの誘い、仕事より家族なら残業、人に喜ばれたい病になってしまって自分の時間を使わないこと等)
*自分が出来ない・苦手・時間がかかることは、委託/断念/再構築など効率化を考え直す
*80対20の法則:20の方に力をそそぐ
*テーマを決めて毎日のスケジュールを組む(ミーティングの日、集中してXXをする日、など1日に同じような種類の行動をまとめる)
*1番効率のいい朝の時間をどう使うか・朝の習慣の大切さ
*エネルギーと集中力をもっとも効率よく使う
私がこの中で、1番今の私に必要と思ったのはMITの意識だな、と。
最近、自分の人生をもっと自分らしく生きるには、と意識しているので、それにつながるもの以外は勇気をもって手放していこうと思えました。
また、朝の習慣については、自分次第でどうにでもなる時間帯だから以前から朝の時間を大事にして、習慣を色々作っていて、今までは美容&健康、を1番に考えて朝の時間を組み立てていました。それに加えて、この本に紹介されている著名人の人の朝の習慣を読んだり、もう1度以前ご紹介したサイトなどを読んでみて、脳にも働きかけることをしようと、Podcastを聞き始めたり、英単語のアプリで最低5問は英単語クイズを解く、といった苦手な英語の吸収、を今週から朝習慣に取り入れてみています。あとは、項目ごとに分かれていて読みやすい教養本の1、2項目を読む時間を作る、というのも今まで以上に時間を作るようにしています。
この本を読んだ後、スケジュール表で、自分のプライベート時間を埋めて習慣・行動化するだけでも、何をしていたか分からない時間が減るなと思うし、自分の限られた時間、に対する意識をもっと強くもっていこうと思いました。
最後に、巻末に載っていた時間に関する名言集から、私がこれは!とメモった名言を3つ載せておきます
*人のために時間を費やした1日は、自分のために時間を使わなかった1日である―チャールズ・ディケンズ
*成功者と失敗者を分けるのは、たった一言だ。成功者はこの言葉を使わない。『時間がなかったんだ』―フランクリン・フィールド
*自分自身を尊重するようになってはじめて、自分の時間を尊重するようになる。自分の時間を尊重するようになってはじめて、その時間を何かに活かすようになる―M・スコット・ペック
Amazon Kindle Unlimitedの対象でもありますし、自分の時間がない!!や何となく時間の使い方がわからない、という方には何か発見がある本ではないかと思いました。個人的には、万人に同じだけある”時間”に関して、自分にとって最も効率よく、成果の上がる使い方をどんどん試行錯誤しながら今後も探していくつもりです。
最後までお読み頂きありがとうございました!!