見出し画像

うちの家計簿ストーリー

みなさん、家計簿はどうしてますか?


三日坊主 大量のレシート

三日坊主です。
本当に3日目で終了した教材がいくつかあります。(ペン字や写経など)

家計簿は、つけなくちゃ、つけなくちゃ・・・と謎のプレッシャーの元、ビニール袋がパンパンになるまでレシートをためて、全部捨てたこともあります。

続けられないという劣等感。
主婦失格や・・という、絶望感(勝手に)。
どっちも自分で思ってただけで、誰に言われたわけでもないのに、人生のかなり長い期間、家計簿をつけられない自分に嫌気がさしてました。

試してみたものたち

ザ家計簿

母は、「家計簿」と書いてあるような、ごくオーソドックスなものに鉛筆で書きこんでいました。
働いていて忙しい人だったので、走り書きしていたのを覚えています。

私も、最初に試したのはこのタイプ。
1~2か月つけて、つけなくなってしまいました。

エクセル

次に試したのは、デジタルなもの。
エクセルに科目を分けて入力。
自分で適当に集計しました。
紙の「家計簿」と内容的には同じなんだけど、集計しなくていいのが楽!と思いました。

でも、これも続かなかった。

レシートアプリ

次は、アプリ。
レシートを撮影すると、おおまかな科目に分けてつけてくれるというもの。
これは・・・なんだか科目分けがしっくりこなかった気がします。
そもそも、撮影がなんだか面倒で、すぐにつけなくなりました。
※自分に合わなかったというだけですよ。便利に使える方も大勢いると思います!

技術が進歩しても、家計簿つけられない。
そもそも自分の問題なんだ・・!
もう無理なのかもという気持ちになりました。

なんで家計簿が続かない?

常に家計簿のことを考えているわけではありません。
ただ、ことあるごとに、「自分は家計を把握できていない」ということにもわっと残念な気持ちになり、それをずっと抱えたまま生きているのが嫌だったのです。

子どもが生まれ、家も購入し・・
と、かかるお金も大きくなってきていました。

家計簿がどうして続かないのかを考えてみました。

つけるのが面倒というのもありますが、集計した結果を直視するとグサグサくるというのがありました。
そう、自分の無駄使いの額にグサグサです。

自分が、無駄使いかも・・と思ったものたち。

  • 友達とのお出かけ代

  • ひとりのカフェ代

  • おみやげ

  • プレゼント

  • 雑誌や本

  • 衣服費

  • 基礎化粧品

  • マッサージなど

これらを、全部自分のおこづかいという項目でつけると、ひええーーーとなる額になります。
毎月ひええーーとなるのが気が重くて、直視したくなくて、家計簿を放棄していたのだなと、やっと認めることができました。

ほんとに無駄使い?

自分のために使うお金を全部ひっくるめて、無駄使いかも・・・と涙目になっていたのですが、削ろうと思っても削りたくない項目ばかり。
少し仕分けしてみました。

  • おみやげ

→ 交際費

おみやげは、高価なものである必要はなくて、心をこめて選んで贈ることはとても大切なことだと思っています。

  • 衣服費

  • 基礎化粧品

→ 衣服費

ここは、自分の楽しみのため!
金額の幅も大きいので、工夫のしどころ。

  • マッサージなど

→ 医療費

必要な医療費は別として、マッサージなども時には利用したい。
なるべく、日々のヨガなどでケアしていきたいところです。

  • 友達とのお出かけ代

  • ひとりのカフェ代

  • プレゼント

  • 雑誌や本

→ これらは自分のおこづかい。

友達と会うこと、ひとりでお茶することは、自分にとって必要不可欠な時間。家計を圧迫しない前提ですが、優先度高く使いたいもの。
友達へのプレゼントも同様。毎年、贈りあえる機会を大切にしたいです。
雑誌や本は、フリマサイトを利用して売買するなど工夫して、でも、たくさん読む!

仕分けした結果、自分に必要な出費が多いことが確認でき、工夫できそうなポイントも整理できました。

なにより、「自分のお小遣い=無駄使いの集まり」という意識を変えられたことがよかった!

一周回ってシンプルな紙の家計簿へ

ある日、本屋さんの家計簿コーナーにて。
懲りずにいくつか見ていたところ、こちらがなんかよさそうと感じました。

A4のノートのサイズ。
見開き1週間で、1か月ごとに集計。
末尾には、今年の経済状況コラム。
価格は700円。

値段が安いのと、シンプルで見やすいのがいいなと、試しに買ってみることに。

まずは今年の経済状況コラムを読む。とってもわかりやすく、今の経済状況が解説されていて、それが家計にどう関係しているかの説明。
変に暗い気持ちにならず、冷静になれます。
読んだ後、自然と、うちの家計も把握したい、という気持ちになりました。
すごい仕掛けだ・・!

そして、レシートからペンで金額を記載。項目もざっくり分けます。
自分のおこづかいでまとめていたものたちも、各項目に振り分け。
自分で項目として把握したいもの(うちの場合は外食費)は、項目を作ることにしました。

1か月目、ドキドキしながら集計。
ふむふむ。。
1か月分だけだとよく分からない。来月も様子を見よう。

2か月目。特別費など色々あって単純比較できない。
来月も見たい。

・・・という感じで、1年間つけ続けました(ビックリ)。

2年目からはまさかの新境地へ

1年間つけ続けた結果は、エクセルへ。
月ごとに凸凹していたのを、平均値を出しました。
ほおおお。なるほど。
うちの食費って月にこれくらいなのね。など、やっと把握ができた気がしました。

1年間の平均値が出ると、2年目からは、毎月平均値と比べる楽しみができました。
平均値と比べて、多い、少ない、2倍になってるΣ(゚д゚lll)ガーン など。
家計簿をつけて集計するのが、楽しくなってきたのです。

なんと 家計簿が楽しい とは。

本当に、月の始めに前月の締めをするときには、さーてどうだったかな!と思いながら集計します。
そして、やっちまった・・と思うことも多いのですが、今月はこんな月だったなと振り返ります。夏休みだと、よく遊んだなとか。
1年間トータルで収まればOKと考えられるようになりました。

大人になってからも長い間、家計簿=気が重いものだったのが、毎月の楽しみにまでなったことに驚きです。
きっかけは、一番気が重かった、無駄使いブラックボックスをじっくり見直したことだったかなと感じています。

さて、今月はどうだったかな。


いいなと思ったら応援しよう!

オリーブツリー
自分だけのnoteを書いていこうと思います。サポートしていただけると嬉しいです!