狙われやすいアタクシ

マルチ商法と保険の勧誘を受けやすい

私はマルチ商法や保険の勧誘によく遭遇する。見た目がおっとり穏やかタイプだからなのかもしれないけど（自分で言う）。
今まで一番しつこくて困ったのは保育園のママさんからのマルチ商法勧誘だった。彼女は自分の子供にサプリメントやプロテインを飲ませる様子をＬＩＮＥルーム？に投稿していたので、早い段階でマルチ会員だとは分かっていたけれど、子供同士は仲が良いし子供を盾に誘いをかけてくるので、断るのにも一苦労だった。
ただ、今まで受けた勧誘全部に共通するのは「最初から勧誘を銘打って近づいてくるケースは皆無だった」ということ。その時点で違法な勧誘に当たるので悪質な場合は通報していいと思う。

連鎖販売取引に対する規制

【行政規制】

１．氏名などの明示（法第33条の２）

統括者（連鎖販売業を実質的に掌握している者）、勧誘者（統括者が勧誘を行わせる者）または一般連鎖販売業者（統括者または勧誘者以外の連鎖販売業を行う者）は、連鎖販売取引を行うときには、勧誘に先立って、消費者に対して、次のような事項を告げなければなりません。

• 統括者、勧誘者または一般連鎖販売業者の氏名（名称）（勧誘者、一般連鎖販売業者にあっては統括者の氏名（名称）を含む）

• 特定負担を伴う取引についての契約の締結について勧誘をする目的である旨

• その勧誘にかかわる商品または役務の種類
  https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/multilevelmarketing/『特定商取引ガイド』より抜粋

特定商取引法の第３３条には、前述のような記載がある。これは勧誘を行う人は事前に、たとえば「こういうマルチ商法の勧誘するからランチに行こうよ！」と説明する必要があるということ。残念ながらこのような勧誘は一度も受けたことがないので、その時点で全員が私に違法な勧誘をしてきたことになる。
マルチ商法自体は合法だけど、勧誘の仕方は違法の可能性が高い。もちろんこれ以外にも「契約時に金銭的なデメリットを説明しない」とかも違法行為なんだけど、だいたいはこの３３条で引っかかってる印象だ。

私が勧誘で悪質だと思うところ

マルチ商法を行うとか、保険の外交員を職にするとかは個人の自由だから好きにすればいいと思う。ただ、これらの勧誘の仕方で悪質だと感じるのは…やっぱり最初から「勧誘目的で近づいた」とは口にしないところだと思う。

だいたいが知り合って半年～１年以上経ってから「会ってもらいたい人がいるんだけど…」「病気ならこういう商品がオススメで…」「こんな仕事に興味ない？説明会あるから来てほしいな！」とか、そういう誘い方をしてくる。こちらとしては30代半ばになって新しく友人が増えるのはうれしいなと感じているところに勧誘がくるので、冷や水を浴びせられた感が半端ない。

特に私は病気もあったので「私は味方だから何でも話してね」という言い方で近づいてくる勧誘目的の人がとても多かった。今まで特に周りに病気のことは隠してこなかったけど、今は聞かれても正直には答えないようにした。

そして一番困るのは、こういう勧誘をしてくる人たちって素直に洗脳されていることが多いので、「善意で」「無邪気に」「何度でも」勧誘してくること。断っても断ってもめげずに勧誘してくる。メンタル強すぎ～！

さいごに

こういった勧誘を受けたときに大切だと感じることは、一人でかかえこまないことだと思う。保育園の保護者から勧誘をしつこく受けたときはさんざん悩んだけれど、最後は園長先生に相談して「園内での政治活動・商売勧誘・宗教勧誘などは禁止」という園の規定に触れる行動があったという注意喚起のお手紙を全保護者宛に出してもらった。その後も園長先生からは折に触れて「最近どう？」と声をかけていただくので、心強い。
保険会社の外交員になろうよ！という勧誘を今受けていることは、夫や友達に言いふらしまくっている。けっこう似たような体験をしている人も多いようで、新しい情報をゲットできたり手口などを詳しく共有することができるので、自衛手段のアップデートもできるのでオススメだよ。