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腸回転異常症日記2025
1月18日(土)〜31日(金)まで先天性(生まれつき)の腸回転異常症で腸閉塞を起こし入院していました。
そもそもこの腸回転異常症は胎児の時に内臓が正しい位置に収まらずに生まれ、腸がねじれやすいというものです。
普通の内臓はこんな感じだけど
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腸回転異常症はこう
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簡単に言いますと僕の小腸は右側にあり、大腸は左側にあります。
こんな形になることによって十二指腸あたりが狭くなったり、固定されてない小腸がねじれやすいのです。
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ねじれてしまうと腸閉塞を起こしさらにねじれて絞扼されると小腸に血液が送られず6時間で壊死してしまいます。
そうなると死ぬ可能性もあります。
僕はそんな「死」を含む可能性のある疾患を生まれつき持っています。もしかしたら死ぬことよりもつらい経験をするかもしれない。
腸回転異常症は10,000人に1人にという珍しいものであり、ほとんどは一歳未満に起こり手術が必要ですが症状が起こらない人もいます。
成人になってからねじれる人は全発症例の0.2〜0.5%と稀であり、僕はこれに当てはまるわけです。
非常に稀なので症例がほとんどなく治療法も手術法も確立していません。
仮に手術をしてもねじれる可能性があり、治しようがないとのこと。
ではどうすればいいのか?
そらは自分で身体からのサインを見つけていくこと。これしかありません。
この疾患を1人でも多くの人に知ってほしいことと、同じことで困ってる人を見つけて繋がるために書き記そうと思います。
ぜひみなさんにも読んでいただいて、理解を深めていただけるとうれしいです。