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腸回転異常症日記2025「通じた」
30日(木) 入院13日目
イレウスチューブを抜いた日はさすがに気絶のようにして眠れたが病院では眠れないことが多い。多分個室にしても眠れないと思う。
過去の日記を読んでもほぼ寝てなかったから開き直ることにした。朝方と昼間横になってたらそれでいいや。
便が出てくれるか心配だし、また元に戻ってたらと考えると不安でしょうがない。予期不安が本当に強い。
睡眠導入剤をもらったけど、副作用が「悪夢、異常な夢」とあって怖くて飲めなかった(笑)
今回の入院で2回飲んだが短時間で起きたしいずれも悪夢だった。
ひとつ覚えてるのはノートに「く。」と書けば全てが通じるというわけのわからない理論を永遠に繰り返し聞かされる悪夢(笑)
もう寝ないで今日は徹夜しようと決めたら4時間ほど寝ていた。
1:04
6:14
6:20
7:09
7:20
9:00
16:00
21:26
大きいガスが出たから腸が元気に動いている証拠だ!
さらに朝ににおいのするガス(魚を消化している腐敗臭)が出た!大腸まで行っている証拠だ!あとは便!
と思っていたらお通じがありました。これで正真正銘口から肛門まで食べ物が通過したことになります。
いやぁ腸回転異常症は治ってないけど腸閉塞は治った!うれしいなぁ。
今回の診断は「腸回転異常症における中腸軸捻転による腸閉塞」ということだ。
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母が見舞いにやってきた。助かります!
20代前半の理学療法士さんたちがとても仲良くしてくれてすごく楽しく運動ができた。上手に気を遣ってくれて本当にありがとう!
先生と今の病院にも定期的に通うこと、緊急搬送先など念を入れて話し合う。
前回と違い今回の治療は壮絶だった。年齢を重ねてクセが強くなっていたり治りにくくなってきてしまっている可能性も出てきた。
そこがすごくショックだった。自分で何とかできないのか?
前よりも危機感が強くなり、これからはより自分と向き合うことが大切になる。
僕は「死」を含む疾患を持っている。もしかすると「死」よりも苦しい経験を何度もする可能性もある。
入院中にも先生に「僕はこのまま死にますか?」と聞いた。先生は「緊急性を含まないので今回は限りなくゼロに近いです。1%もありません」と言ってくれて安心した。
前回とは違い今回の入院でそんなことを色濃く理解する体験をした。
とても怖いけど受け入れて共生していくしかない。
今まではおなかがパンパンに膨れ上がることもあったが休んでいれば治ってきた。でも今回はそうじゃなかった。完全になめていた。
まぁ考えてもキリがないのであんまり考えすぎるのをやめようと思う。
よし、今日も朝方まで眠れないぞ(笑)
【今日のスケジュール】
9:30リハビリバイク25分
15:00リハビリバイク25分
19:20院内10周、ストレッチ、筋トレ
そして以前から考えていた【健康】について改めて確信したことがある。
健康とは自分を大切にして余裕(元気と呼んでもでも良い)を作ること。
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そしてその余裕(元気)は自分や周りのヒト、モノ、コトに使えるということ。
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生きているだけで何かの役には立っているから、生きているだけでいいんだよ。