モリゼミからの学び
世界からの事例に学び自分ができることを考える
知っているようで実はよく知らないオランダを「多様性」の切り口から半年間学び続けたモリゼミ。働き方、教育、まちづくりの3つの角度から学ぶことで見えてきたことは、未知なこと、不確かなことにも、しなやかに挑戦し続ける姿勢。そして階層や立場を超えて課題解決や議論において本質的な対話を重ねた上で最終的には合理的に決断をしていくことを当たり前とする風土。何より、経験から得たことへのリフレクションを行い、リスクよりも失敗よりも、まずはやってみるマインドがある。
多文化主義政策には光と影があり、そのどちらをも受け入れ、また受け入れざる負えなかった側面もあり、故に他者を理解するために言葉で表現することも欠かさなかったように思う。
まずはやってみる精神、それは歴史背景からも形成された社会であるかもしれないが、脈々と社会から教育へと確かに受け継がれていく循環がそこにはある。教育課程においても社会つながっていく「個」を引き出していく教育が根付いている。
”Learning by Doing” まずはやってみる、やりながら考える。
私達に今求められていることは、各個人が目的を意識しながら、まずはしなやかに行動してみることなのではないだろうかと思う。失敗やリスクを考えすぎることを脇に置いて、それらのうまくいかなったことの上に成功と喜びと幸せがあると信じて動くことが先決なのだと改めて諭されたように思う。
50センチ革命
何かを変化させようとするとき、大きいことを唱えすぎていても手が届かない範囲はやはり変えることはできない。私ができるちっぽけかもしれないけれど、手の届く範囲を自ら知った上でその手の届く範囲で行動すること。行動することで何かが変わるかもしれないこと。それを信じて手と目の届く範囲から小さくでも確かな行動をとっていきたい。
「チェンジメーカー」とはどのような人物なのか?
それを心に留めて行動を興していく勇気、ただそれだけなのだ。
これから
空き家活用を考える。放課後の時間の使い方を考える。まずはここから行動を興していく。私自身にできることは小さいかもしれない。けど動いている人だけに見える世界が目の前に広がっていくように今は行動をとろう。