日本衰退の一因は”平等”
多くの学校は、どのクラスにもできる生徒とできない生徒を配置させ、格差の大きいクラス分けにしている。これが劣等感を生み、いろいろな問題が起こる。
私が中学生の時、一時期だけ成績順にクラス分けされたことがあった。すると、学校はこんなに快適だったのかと思うほど平和になった。同じクラスには言葉の通じる人が多く落ち着く。先生はクラスごとに対策できるからどのクラスも成績向上する。問題行動をする人がいなくなり静か。別のクラスに誰がいるのかなど誰も興味ない。
昔は45人10クラスくらいあったから顕著に違いが出たけど、今は生徒が少ないから昔ほどの違いはないかもしれない。それでも効果はあるはず。なんでやらないんだろう。
誰もが自分に見合った教育を受けられるのが平等なのに、全員で同じことをするのが平等だと勘違いしている人が大多数。これでは誰も力を発揮できず不平等だ。
身体障碍者ですら、普通科に行くのがいいことだという親からの洗脳により、何も学べない人がいる。特別支援学校なら特殊技能を身に着けることができるのに、卒業後に就職できず困ることになる。
人は違わなければいけないのに、同じであるべきという間違った教育をいつまでやるんだろう。全員に同じことをさせるのが一番多くの人にストレスを与えることが分かっている。会社でも、一番無能な人に合わせなければいけないから、有能な人はすぐに失望して辞めていく。
新入社員のころ、上司の仕事を替わりにやったら1時間で済んだのでびっくりした。上司はこれを1日かけていつもやっているのかと思うと絶望した。上層部に行くほどアホになり、何も仕事が進まない。外国だと優秀な人と多く仕事をして無能な人はほっとかれる。なんで日本は逆なのか。
無能な人は仕事しないでくれた方が儲かるのだから、さっさとベーシックインカムやればいいのに。全員が働かなければいけないという固定観念をやめなければ、いつまでたっても誰も見ない書類を作り、用もないのに会議をして、仕事もないのに残業する。本当に必要な仕事は、全員が働き続けるほどの量などないと思う。
同じではない、優秀とみなした人を排除するのは国レベルでもやる。ビジネスで成功した人を良く分からない理由をつけて逮捕するのは何の利益になるの。税収が減って損にしかならないのに。どこの国の人も自分の利益が減るのは許さない。日本人だけの特徴として、自分の利益を落としてでも他人を落とすことで満足するらしい。そりゃ経済衰退するわ。一人当たりGDP世界37位と、随分と下がったなあ…。