そういう人だから
ネットニュースで沸騰しているのは、知床半島で起きた観光船の事故について。
ニュースになってから3日経っても観光船の関係者が一人も事情説明とか表に出ないのを不思議に思っていたのですが
まあ、そういう事柄に全く気が回らない、鈍感な社長であることが判明しました。
初めての記者会見に赤いネクタイで登場したり、遺族に言われてようやく遺体安置所に赴いたものの、献花台に手を合わせるのみで、しかも献花なし、手ぶらの状態で手を合わせるだけ。
心からの想いがあれば、最低でも献花を持参すると思うのは、間違いなのでしょうか。
記者会見の様子を見ても、ああこの人は、この事業には手を出してはいけない、全方向に鈍い人なんだということがヒシヒシと感じられました。
以降、どこへ行くにもマスコミの質問に無言を貫いているのも、納得がいきます。
自分の発言によって炎上するのが怖い。だって、何が原因でダメ出しされたり炎上したり非難されるのか、彼には全く分かっていないのです。
そこまで気が回らないのです。とてつもなく鈍い人なのです。
知床遊覧船を選んだばかりに亡くなった観光客の皆さんへの悼む気持ちは彼なりにあるものの、それは保身が優先されて、後回しなのが見え見えです。
でも非難しても仕方ないのです。なぜなら、彼はなぜ自分が矢面に立たなければならないのか、なぜ自分が叩かれなくてはならないのか、全然理解できないからです。
『言われのない非難を受けている』と彼は思っているのです。
だから、あの行動になるのです。あの言動になるのです。
この人は、この事業に手を出すべきではなかったし、
この責任を一生背負って生きていくべきです。
ただ、それをどれだけ受け止め、わかるのかは未知数ですが。
この人災で、亡くなった方が無駄死にになりませんように
祈るのみです。
無念にもお亡くなりになった方々のご冥福を
心からお祈り申し上げます。