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ごめんねよりありがとうを
母になって22年。
わが家の三姉妹は、22歳、17歳、15歳になりました。
長女が幼いときから平日はほぼワンオペ
(夫の帰りは基本的に23時から24時くらい。24時過ぎることもしばしば。)
で3人の子育てをしながら、起業して、
あちこち学びに行ったり、趣味も遊びも…と忙しく、
実家も遠いのに(石川県です)すごいね
と言われることも少なくありませんでした。
起業もなんだかんだもうすぐ14年。
振り返ってみると、この14年の間にも、
子育てで大切にしてることは?とか、
仕事と子育て家庭との両立はどうしてる?とか、
オンとオフの切り替えは?みたいなことを
よーーく質問されてきました。
大変でしょう?みたいに…
いろいろ葛藤もあるでしょう?
みたいなこと言われたこともあったな。
「ええ、もちろんたくさん大変なことはありますし、葛藤もあります。でも、子育てにおいてはこういうことを大切にしていますし、オンとオフの切り替えもきっちり意識し、きちんと両立できています。(きりっ)」
とかっこよく答えたい…
答えたいんだよ。
でも、答えられないのです。いつも。
大変…?
まあ大変といえば大変なのかもしれないけど、
他の人と比べたことがないから、
自分が特別大変かどうかもわからないし、
そもそも家のことはだいたい適当なので、
まあ、元気に楽しく生きてればいいかって感じで、子供の宿題とか忘れ物とか
本気であんまり興味がないので、
チェックもしないし、
やろうがやるまいが自己責任でがんばれ!
って感じだし…
オンとオフの境目が曖昧なのが最高!
と思ってるので、
切り替えようとも思ってないし
(仕事してたかと思ったら昼寝して、
起きたら洗濯物干してみたり、
また仕事して疲れたら仮眠…というおうち起業が
最高!と思ってるので)
うーん、何でみんなそんなに
オンとオフを切り替えたいんですかね〜笑
うーん、特にそんなに意識してることとか
ないかもしれないなぁ…
…質問してくれた人の
そんな答えは求めてない感をひしひし感じたことは
何回もあります。笑
そんな私でも、
子どもへの接し方で大切にしてることは
いくつかあります。
確か、かなり前に
アメブロにそんなことを書いたことがあったなぁと
探してみたら、ありました。
たぶん、2016年くらいに書いたのでは?
と思うのだけど、一部抜粋して引用しますね。
長くなりますが…
↓↓↓
…
人様にあれこれ話せるほど強いこだわりも、
確固たるポリシーもそれほどない私だけど、
それでもずっと大切にしてることはあって、
それが、今日のブログのタイトル。
子供には、「ごめんね」よりも
「ありがとう」をたくさん伝えたい。ってこと。
もちろん、悪いことしちゃったときは
素直に謝ります。
約束守れなかったときとか、
話を聞いてあげられなかったときとか、
イライラをぶつけてしまったときとか、
感情的に怒りすぎたなってときとか。
だけど、そうじゃない時に、自分を責めて、
ごめんね…っていうのは違うかなって思う。
我が家の三女は保育園に通い始めた最初の1年間、
朝別れるとき毎日泣いていました。
私にしがみつく三女をひきはがして、
先生に渡す毎日。
胸が痛くならないこともないけど、
じゃあ、仕事を休むか?というと、休みません!
なので、朝は先生にお任せして、
お迎えのときに、ありがとう!!!って
いっぱい伝えるようにしてました。
元気に保育園行ってくれてありがとう。
保育園で楽しく遊んできてくれてありがとう。
おかげでお母さんも楽しく仕事できたよ。
明日もよろしくね。
子供はこっちが思っている以上に
親の顔色や背中を見ています。
しょんぼり元気のないお母さんを見るより、
いつも楽しそうで、笑ってるお母さんを
見ていたいはず。
辛そうに仕事をしてるお母さんより、
楽しそうに仕事をしてるお母さんがいいはず。
私が一人でアイスショーを見に行ったり(笑)、
友達と泊りがけで温泉に行ったりするときも、
子どもたちは、「いいなあ~~。」とか、
「お母さんおらんのいやだ!」って言います。
まあ当然ですよね。
こういうことができるようになったのも
ここ2,3年のことなんですが…。
そんなときも、「ごめんね。」じゃなく、
「お母さん、楽しんでくるね~!
お父さんとお留守番してくれてありがとね♡」
って素直に言う。
心の中ではウキウキなのに、
変に申し訳なさそうにして取り繕っても
嘘っぽいもん(笑)。
ごめんね。ごめんね。言うくらいなら、
行かんかったらいいじゃん!!って
私が子供なら思うし。
あなたたちも、将来、心から楽しめるくらい
好きなことを見つけたらいいよ。
そんなことを話したりもします。
働くことの楽しさ、
自分の好きを大切にすること、
友達がいることの素晴らしさ、
なるべくご機嫌で楽しく過ごすこと、
自分の行動を自分で選択すること、
何歳になっても、どんな立場になっても、
自分の人生を生きるということ、
そんなことを母を見て、
感じ取ってくれたらいいなと思っています。
特に我が家は3人とも女の子なので、
母親の生き方に大きく影響を受けるだろうな…
という私の思いも強いのです。
だから、「ごめんね」より、「ありがとう」を。
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…はい。ここまでが過去ブログでした。↑
え、なんか私けっこういいこと書いてるじゃん。笑
この部分はもうずっと変わってないし。
今も大切にしています。
本当に大切なことって実はそんなに多くなくて
子育てにおいては、私はこの数年前に書いた
ブログに書いてあることかなって思ってる。
この部分はこれからも変わらないかな。
結局、お母さんのありのままの姿を
見せていくしかないから、
何も取り繕ってないし、
いいお母さんであろうとか1ミリも思ってないから、
大変さをあまり感じてないのかもしれません。
もし、今、ついつい子供に
ごめんねばっかり言ってるなというママがいたら、
そのひとつでも、
「ありがとう♡」に変えてみたら、
またすこし違ってくるかもしれませんね。