前澤さん辞任につき、ZOZO愛が溢れてしまうー私がファッションテックをやりつづける理由ー
まさに今日から始まる、START TODAY.
何があっても、今日から新たに始めようという想い。
ゴリラビスケッツから取った前の社名。
本当に今日は、今日で終わり、そして今日から始まるという日だったと思う。9.11の翌日にしたのも、いろんな理由があると思う。
正直、今まで前澤さんを目標にしてやって来た。
私がファッションテックにハマったのは、出会うもっと前だけど、この道を本当に進もうと心に決めたのは、前澤さんに出会ったからだと思う。
2008年ごろだったと思う、私はDIgital fashion ltd.という会社の当時は専務で、現社長の森田さんに声をかけてもらったのがきっかけで、ロンドンの大学院のファッションテック専攻の博士過程をやめて日本に戻り、CGでのファッション表現(クロスシミレーション)に挑んでいた。
今でもはっきり覚えてる。
「ZOZOの前澤さんが会いたいゆうてんねんけど、会うか?」
と森田さんに聞かれた。
当時のZOZOは上場したばかりで、ユナイテッドアローズを中心としたミドルレンジの価格帯のブランドを多く抱えていた。私はハイブランドが好きなので、ZOZOで買ったこともなかったし、よくみてもいなかった。そのため、
「うーん、いまちょっと忙しいんで、このプロジェクトが終わってからでもいいっすか?。カチャカチャ」
というなんとも生意気な返事をして、画面から目を背けずに答えたのを覚えている。そんなもんだから特に前澤さんのこともZOZOのことも調べずにSTART TODAYに行き、自分のプレゼンをしなさいと言われていたので、いつものように淡々とプレゼンをしたのを覚えている。その時点でもなんで自分が呼ばれたのかわかっていないという状態だったため、私の頭の上にはハテナが咲き誇っていたと思う。
それからである。
前澤さんの考えをよくよく聞いて、なんだこの人は!!!半端ないぞ。と度肝を抜かれ、この人が私の目標になる気がする。そう強く印象に残ったのが20代そこそこである。
それから今まで、前澤さんの活躍は周知の通りで、あの時から前澤さんの頭には今の未来が見えていたのだと思う。20代そこそこの若者にとって、目標となる大人に会うこと、その人から強烈に刺激を受けることは、この上ない財産だと思う。私もその一人。
私にとっては、いつも「次なる挑戦」という名の新曲リリースを毎回楽しみにしていた、青春を与えてくれたアーティストが引退するようなものなんです。
記者会見ももちろん見ました。好きなアーティストの引退ライブです。絶対見ます。正直泣いてしまう。
青かった私。ものすごく青かった。あの時。2回目のプレゼンは大失敗したな。今でも覚えている。人生で一番下手くそなプレゼンをSTART TODAYでした日。完全に海浜幕張でFAILED TODAYだったな。大泣きしながら京葉線乗って東京に戻ったのを覚えている。なんせ一言も話せなかったのだから。今じゃ全く考えられないけど(笑)あの時の緊張に比べたら、いまはどこにプレゼンに行っても平気だと思える。
ZOZOの考え方に憧れて、かっこいい求人を見ては、素直に入れる人が羨ましかった。当時は、ここでZOZOに入ってしまったら、肩を並べることができないと思っていた。青い!!!!!でも、もし入っていたら、私はデジタルハリウッド大学院でファッションテックラボをやることもなかったし、ズームインサタデーに出ることもなかったわけだ。もちろん杉山学長に出会うこともないのだと思うと、この道の先を最後まで突っ走ってみせる、と改めて心に固く誓うのでした。
前澤さん、二十一年間。本当にお疲れ様でした。これからも目標です。たくさんの驚きと、ファッション業界をとっても面白くしてくれて。前澤さんがいなかったらちょーーーーーーーーーつまらなかった。
くそつまらなかったこのファッション業界を面白くしてくれて、本当にありがとう。
あれからZOZOのファンとなり、今はZOZO以外で服を買うことはないです。
いつか一緒に仕事ができるように、いつか同じステージに立てるように、これからも絶対に絶対に、後悔しないように頑張って行きます。
ふう。。。涙 さあ、これからどうしよう?
まあいいか。
今日から新しく始めればいい。
Let's start today!!!!!
いつも応援してくださる皆様のおかげで、さらに新しいチャレンジができているのだと思っています。 本当に有難うございます!!