実は勘違いだらけ。デザイン思考。
こんにちは!オレラビズの前川です!
デザイン思考って実は誤解されやすいんです。・・・私に似て。
「デザイン思考ってなんだっけ?」という方は、
こちらで簡単に理解できます!
↓ ↓
今回は、デザイン思考の勘違いポイントをご紹介することで、より理解を深めていただける内容となっています!!
実は、デザイナーだけの思考ではない!!
デザイン思考は、IDEO社というアメリカのデザイン会社が発端で広まったとされています。
しかし、決してデザイナーやモノづくり、だけに有効なものではなく、私は全てのビジネスパーソンに役立つと考えています。
なぜなら、広く問題解決に使えるからです。
「デザイン」の意味を広くとらえる必要がありますし、あまり「デザイン」という言葉にとらわれる必要は無いと思います。
前回簡単ご紹介した例ではスーパーマーケットのレジ待ちの問題解決でしたね!
必ずしも、狭義の”デザインされたプロダクト”ではなく、ある意味で無形物(?)を成果物として出すこともあります。
実は、”○○思考”の対義語、ではない!!
たまに見かけるのが、デザイン思考はロジカル・シンキング(ロジカル思考)の対極に位置するというような紹介の仕方です。
しかし、デザイン思考は他の○○思考を意識して生まれてきた訳ではありませんので、○○思考の対概念、対義語というのは、適切ではないと思います。
デザイン思考を説明するときに他の思考法を持ち出すことは、理解を難しくするのであまりメリットは無いように思います。
ロジカル・シンキングと対にされがちな理由は、次の通りだと思います。
ロジカル・シンキング・・・論理的な思考法
デザイン思考・・・人間の心理に寄添った解決策の創造手法
ロジカル・シンキングは、そのまま「論理的な思考法」と言えると思います。
それに対してデザイン思考は、人間の心理、ユーザー体験、潜在ニーズに重きを置くため対比されがちです。
ロジカル・シンキングとは違うものであって、反対に位置するわけではありません。
どちらも名称が「○○・シンキング(思考)」であるため対比したくなるのかもしれませんが、『「ラーメン」の反対が「オムライス」』というくらい不思議なことです。
他にも「アート思考」「クリティカル・シンキング」と対比されることもあるようですが、別物であって対義語的な概念ではないと思います。
理解したうえで「比較するとこういう風に考えられますね」ということなら良いのですが、初期に他の思考法との比較から入ると勘違いの原因となります。
実は、決して難しくない!!
デザイン思考は、難しそうな気がしてしまいますが理解は簡単です。
しかし、ノウハウやテクニックと言うよりも、デザイン思考のマインド、考え方を身に付けるのは少し訓練が必要かもしれません。
前回記事の通り、大切なのはポジティブ、一人で考えない、試行錯誤!!
ぜひ前回の記事もご確認ください。
アメリカでは高校生や大学生が学んでいて、日本でも少しずつ教育に取り入れられているようです。
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