ぐーぐーぐーって、なる腹か寝てるか
昔から眠りが浅い。
幼少期。
実家は狭く、母親と姉2人の4人(父親は書斎兼寝室の1人部屋)で敷布団2枚を並べて寝ていた。
よくある話だが、お化けが怖くて母親の布団に潜り込んでいた。
玄関の前にこちらを見下すガイコツが立っている。
夢か現実か分からず、布団の中でブルブル震えながら外が明るくなるのを待っていた。
今でも真っ暗になるのが怖い。
普段から考え事をよくする。
枕がそれを促すのか、布団に入ってからが長い。
その日あったことを思い出して反省したりムカついたり、最近聞いたわけでもない曲のワンフレーズが回って離れなかったり、思春期の中学生並にエロいことを考えたりしている。
早く寝ようと意識すればするほど眠れない。
やっとの思いで眠りにつくと、次は悪夢が待っている。夢から醒めることが出来ない明晰夢だ。
飛び起きると、先程から2時間しか経っていないではないか。
2度寝、3度寝を繰り返し、心身ともに疲れていく。
友達の家、ホテル、修学旅行。
眠れるわけがない。
入浴も、安眠ドリンクも、ヒーリングミュージックも効いた試しがない。
意識しすぎてもはや眠る気のない馬鹿だ。
基本的にこれらは、倒れて気絶するように眠るまでの"蓄積"みたいなものだ。
レッドブルとヤクルト1000をちゃんぽんし、イカれた生活を続けてHPを減らし続けなくちゃ!
どうせ眠れないのなら起きてる時間有意義に過ごしたい。しかし残念ながら脳は働かない。
昼夜逆転生活のドラキュラが太陽の光に慣れてしまった。
"9:26"
今も眠れずにダラダラとこれを打っている。
目指せ!早寝早起き熟睡生活!
待ってろよ〜。
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