すべては手段と目的の関係性にある
毎日、店の前でパトカーが交通違反の取り締まりをしています。
この先の道は、ある一定の時間帯になると『左折禁止』となるんですが
標識も分かり辛いので毎日3組ほど捕まってます。。。。
何のためにやってるの?
毎日毎日こんだけ取り締まっても違反件数が
減らないのはそもそものシステムエラーだろ。。。
交通違反を取り締まることは手段なのに
目的化しててそれが正義だと思ってんのかな。。。。
『目的は街の安全』でしょ。
なにかズレてるなぁ~と思いながら
毎日眺めてます(笑)
顧客のJobを考える
昨日、知人・友人と一緒にお酒を飲んだんですが
その中でサービスの付加価値についての議論が
すごく深くて面白かった。
多くのサービス業界ではお客様に付加価値を提供して
その対価としてお金をいただきます。
もっと解像度をあげると『顧客の課題解決』なんですが
真のニーズをみつけることが大切になってきます。
例えば飲食店。
吉野家の横に手作り本格派の牛すき焼き屋さんを出店しても
そのお店にはお客様は来ないでしょう。
お客様の真のニーズは
『サクッとご飯が食べたい』だから。
午後からの打ち合わせや次のアポイントまでの時間に
エネルギー補給をしたいときにサクッと食べれる
『時間』を買っているということになります。
なのでここでのライバルは本格牛すき焼き屋ではなく、
『富士そば』など。
Job理論というマーケティングの考え方があり、
顧客が抱えている問題を『Job』と呼び
顧客は自分が抱えているJobを解決するために
最適なサービスを雇用してるという考え方です。
ベネフィットについて考える
買取店ではどうでしょう?
お客さんはお店に不要なモノ(お金に換えたいモノ)
を持ち込まれ、モノをお金に交換しますが、
お金はあくまでも手段です。
価値を保管する『ツール』であって目的ではありません。
・お金に換えて旅行費用にしたい。
・ジュエリーのデザインが古いので
売ったお金で買い替えたい。
・思い出の人形は捨てれないので必要な誰かに
繋げてもらいたい。
顧客がサービスを利用した先に手に入れたい
理想の状態をベネフィットといいますが、
ここを甘く考えている人が多い。
顧客心理を理解してない人お客さんに適切な
アプローチをできるわけがなく、
良かれと思ってサービスしたのに感謝されない。
なんて残念な結果になってしまいます。
すべての事柄は手段と目的の関係性にあって
あれ?
これって何のためだっけ?
と立ち止まって考えると今よりもって良い
サービスが見つかるかもしれません。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!