Scratchのプロジェクトを外部サイトで公開する方法!
こんにちは!こいんまにあです。今回はScratchのプロジェクトを外部サイトで公開する方法や注意点などを紹介していきます!
Scratchのプロジェクトを外部サイトで公開する方法
Scratchのプロジェクトを外部サイトで公開するとき、あまりsb3ファイルのまま公開することはおすすめしません。Scratchを持っている(もしくはScratchで開けるファイルだと分かっている)人しかそのプロジェクトで遊べないからです。外部サイトで公開するには、Windows、Mac、Linux、ブラウザ上(html)などで遊べるようにしなくてはいけません。そこで、TurboWarp Packagerというツールを使います。
このツールはScratchのプロジェクトをWindows、Mac、Linux、htmlに変換してくれます。ブラウザゲーム(html)として公開する場合は、環境を「Zip(ウェブサイトに最適)」にしてください。
あとは各サイトの公開方法にしたがってプロジェクトを公開するだけです。後日記載します。
外部サイトの例
Game Jolt
有名なゲーム投稿サイトです。Windows, Mac, Linux, ブラウザゲーム(html)のパッケージを公開できます。
itch.io
こちらも有名なゲーム投稿サイトです。主にブラウザゲームが公開されていますが、Windows版やMac版の配布等も可能です。
Scratch以外でプロジェクトを公開する利点と注意点
いつもとは違う方に見てもらえる
Scratchでプロジェクトを公開しても、大抵はたくさん宣伝しない限り、他のプロジェクトに埋もれてしまって、多くの方に見てもらえず、フィードバックが得られにくいです。しかし、Gamejoltやitch.ioなどのゲーム投稿サイトでプロジェクトを公開すれば、Scratchよりも人口が多いので参照数も安定し、フィードバックもScratchよりは多く得られると思います(「フィードバックお願いします」などと一言そえるとなお良し)。
プロジェクトの管理がしやすい
どのサイトを使うかにもよりますが、Scratchよりもプロジェクトの管理がしやすいです。サムネイルを設定したり、プラットフォーム(OS、ブラウザで開くかなど)ごとに配布するファイルを分けたりできます。
盗作を防ぎやすい
Scratchでは、無変換リミックス(変更点のないリミックス)や、無断コピーが絶えません。こんなに無断コピーが多いのは(根拠はないけど体感的には) Scratchぐらいなので、外部サイトでファイルをパクられないような状態(htmlで公開するなど)にすれば、無断コピーの心配はほとんど無くなるでしょう。ただ、自分はまだ見たことがないのですが、一部のプロジェクトのパッケージの方法はsb3に戻されて、Scratch上で共有されてしまう可能性があります。ブラウザゲーム(html)の状態で公開することをおすすめします。
英語でかかないといけない / 日本語の情報が少ない
ここで紹介する外部サイトは、多くの場合は英語圏のコミュニティです。なので、英語で書かないと多くの方に見てもらえない可能性があります。DeepL翻訳などを使って、英訳する必要があります。
また、日本語圏向けに作られたサイトではないことがあるため、日本語の説明が大変少ないです。英語のサイトを翻訳して読んだり、自力で解決したりする必要があります。その点では、この記事にたどり着いたあなたは運がいい(?)
まとめ
以上、Scratchのプロジェクトを外部サイトで公開する方法や注意点についてご紹介しました。Scratchのプロジェクトを広く多くの人に見てもらうためには、外部サイトの活用が有効です。Game Joltやitch.ioなどのゲーム投稿サイトを利用することで、参照数やフィードバックの獲得が期待できます。また、外部サイトではプロジェクトの管理や盗作対策もしやすくなります。英語圏のコミュニティでの活動や翻訳の必要性もあるかもしれませんが、さまざまな可能性を広げる可能性もあるので、ぜひ挑戦してみてください。また、外部サイトで公開するとき、Scratchでのローカルルールは一切通じなくなります。気をつけましょう。