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EROICA JAPAN 2025への道 ⑧

DE ROSA Giro d'ItaliaをEROICA JAPAN出場仕様に変更するⅡ

シントシューへの交換。
前回からの続きです。

制動力を向上させる為、ノーマルのゴムシューから
シントシューに交換しました。

これもオークションで競り争うことなく購入しました。スキ者しか購入しませんよね(笑

そしてこれらが、今回使用した交換用の工具類。

本当はブレーキ関係は重要部品なので、技術力のあるショップにお願いした方が良いですが
前回も自分で行ったので、今回も自分で交換しました。

前回、35年以上前のオリジナルのシューゴムが付いていたので
通販で上の画像にあるゴムシューを自分で交換しました。
ゴムシューは、ドライヤーで温めてから
細めのラジオペンチで揉む様に外しました。
最初は引き抜く様に取るのをトライしてみましたが
ゴムが後述のイモネジに喰いついているので
その方法で外すのは断念しました。

シューを抜いた後、シントシューに入れ替える訳ですが
シューとフネにラバーグリスを塗布して入り易くさせます。

そしてフネにシューを押し込む訳ですが
私は画像にある白いプラスチック製の容器(グリスの容器)を使って
掌に包み込むように持ち、小指の下辺りに体重を掛けるイメージで
容器を使って押し込みました。
ちなみに今回、最初はプラスチックハンマーを使ってみましたが
シューのレール部分に余分な力が加わったからなのか
少しヒビが入りました(汗

よって以前ゴムシューを圧入した時と同様に
小さくて硬い物で体重を掛けて押し込む方法を執り
一応無事に交換出来ました。

シューのフネの画像。

ここで一口メモ。

このフネ、外に出ているイモネジを回し
画像に見える内側の円錐状のスパイクを押し出し
連動してシューがリム側に微調整できる構造ですが
個人的にはこれでビビり音の低減を狙うのは
効果としては”?”と言ったところでした(笑

このイモネジは脱落防止措置だと思いますが
ネジ山に潰しを入れて、フネから外し切れない様になっています。
そしてイモネジなのでサイズの小さいヘキサゴン(六角)レンチを使うので
気を抜くと、頭を舐めてしまいます(私は今回1か所やってしまいました(笑)

それに気を付けながら
以後慎重にイモネジを最弱に回します。
スパイクが出ていると、圧入するシューに突き出し
通せんぼしてしまうからです。
そこが今回一番気を遣う作業でした。

後は交換後に車体に取り付ける際、シューの極性と
タイヤの回転方向に注意して取り付けます。

無事、交換終了です。

そして試走。

また稲荷坂を経由して来ました。相変わらずパッと見は分かりません。

最近は距離を走るより
短時間で効果的なトレーニングをと考えた結果
激坂巡りをメインに行っています。
稲荷坂を下り終わる頃には、少しずつアタリが付き始めた感覚を覚え
帰宅しました。

これでとりあえず、DE ROSAの改修は一旦終わりとします。
でも本当にこれでEROICA JAPAN 2025に出ても大丈夫な様に
トレーニングをして行きたいと思います。

おしまい。




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