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Wait for the Moment / Vulfpeck 【和訳】

Mom said, "Wait for the moment!"
ママは言った「ちょっと待って!」
Gone home, went to bed
家に帰って、ベッドに入った
While the other kids, they're still outside
他の子供たちはまだ外にいるのに

I don't feel time when I sleep
眠ると時間を感じなくなる
So I snuggle up with my sheet
だから自分のシーツに寄り添う
And wait, for a brighter day
そしてもっと輝く日を待つんだ

I'll play football tomorrow
明日はフットボールをやるんだ
With only my best friends
親友たちだけで
People I like, but I don't love, are not allowed
チョー好きなヤツら以外はお呼びじゃないさ(注1

I wonder if Sharon will see me
シャロンは僕を見てくれるかな
But I'll play cool
でも僕はクールに振る舞うよ
'Cause cool is what you have to do
だってそうしなくちゃいけないからね

It's hard to make a point
主張を通すのは難しい
When you're living so loud
やかましく生きてたらね
Turn it down
静かにしなよ

Trying to get my friend excited
友達の気分を上げようとする
About not being invited
誘われなかったことについて
I say: "That's an opportunity!"
僕は言う「それはチャンスさ!」

Butt dialed I smile
笑顔にさせる間違い電話
Listen dialed I smile
笑顔で電話を聞く
It was so nice to get a call
電話がかかってきて嬉しかったんだ

Sharon, I'm good at stuff
シャロン、僕は冗談が得意で(注2
And you're into stuff
君は冗談にハマってる
Let's make products
一緒に作っていこうぜ

I'm a product guy
僕は披露する男で(注3
You're a produce girl
君は作る女の子
I said money money money money money money will be spent
お金は使われるんだって僕は言った

I'm attuned to the grooves
僕はグルーヴに調子を合わせる
That turn you off
君がしらけるやつさ(注4
Bass man, break it down!
ジョー、ぶっ壊してくれ!

Butt dialed I smile
笑っちゃう間違い電話
Listen dialed I smile
笑顔で電話を聞く
It was so nice to get a call
電話がかかってきて嬉しかったのさ

Sharon, I'm good at stuff
シャロン、僕は冗談が得意で
And you're into stuff
君は冗談が好き
Let's make products
一緒に作っていこうよ

I'm a product kind of guy
僕は披露する側の男で
And you're a produce kind of girl
君は作る側の女の子
I said money money money money money money will be spent
お金は使われるんだって僕は言った

I'm attuned to the grooves
僕はグルーヴに合わせる
That turn you off
君がしらけるやつを


注1:直訳は「愛してる以外の好きな人々は許されない」
"are not allowed"は"People I like"にかかっており、"But I don't love"は細かい説明的なものだと解釈した
「明日のフットボールはマジのマブダチだけでやるんだぜ!」ってこと
自然にしようとしたらかなり意訳っぽくなってしまった

注2:stuffには様々な意味があるが、ここでは「馬鹿げたこと、戯言」という意味で捉えた
戯言なんてキツい言葉こんな場面では使わないと思うので冗談くらいにしておいた

注3:直訳すると「僕は製品男」意味不明だ
次の文のyou're a produce girlとの比較なので作られた男としても良かったのだが、なんかどうにもしっくりこない
その前の文の「僕は冗談が得意」という文脈から、ここでのproduceは冗談を作ることと解釈して、それを披露することをproductということにした
そもそもstuffが冗談という意味でなければ全てご破算となるのだが・・・
もっといい訳があると思ったなら君も和訳サイトを作ろう!

注4:ここのthatはgroovesの関係代名詞
君をしらけさせるグルーヴに彼は調子を合わせているのだ
turn ○○ offで「(○○にとって)異性としてアウト」「引く」みたいなニュアンスもあるらしいのでもしかしたらそっちの方が意味的に近いかもしれない


いい曲だ。
リバーブの類いを使わず、音数も少ない中でこんなにステキな雰囲気を出せるのはこのVulfpeckというバンドの演奏力のなせる技だろう。

なんて言ったらいいんだろう、この曲の雰囲気・・・。
語彙力に乏しい私には「なんかエモ~い」くらいしか思い浮かばなかった。
一応高等教育を受けている身でもこんなものだ。日本の未来は暗い。

それにしても、この曲のベースソロは素晴らしい。
別段難しいフレーズを弾いている訳ではないのだが、音のタイム感であったり、ダイナミクスといった点で抜群の雰囲気を醸し出している。
本当に、このバンドのベーシストであるジョー・ダートには、同じベーシストとして感服するばかりである。

そういったジョー・ダートへの敬意から、何の断りもなくBass manをジョーって訳しちゃいました。

ゴメンネ!

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