自分のダンススタジオを手に入れるためのロードマップ③3年間お金を貯めながら,実績と信頼を積み上げる(STEP2)
自分のダンススタジオを手に入れるためのロードマップシリーズの3回目です。
STEP1で,個人事業主ダンサーとして仕事をする準備が整いました。
STEP2では「お金を貯め,実績と信頼を積み上げる」フェーズです。
スタジオを持つためにはお金がかかります。
そのお金は「自己資金」と「融資」でまかないます。
個人事業主ダンサーとして仕事をしっかりし,青色申告でしっかりと確定申告をすることにより,スタジオを持つための自己資金を貯め,融資を受けるための信頼を勝ち取ります。
地域の公民館や体育館などの施設を借りてレッスンを始める
スタジオを持つ前に「生徒」を集めなければいけません。
スタジオを持ってから生徒を集めていれば,おそらく長くは続かないでしょう。
今からレッスンを始めて,将来自分のスタジオに来てくれるであろう人と繋がりを作っておく必要があります。
まずやるべきことは,ダンスレッスンができる場所を借りて,自分でレッスンを開催するということです。
具体的にはダンススタジオでもいいし,体育館の研修室とか公民館とかの部屋です。
自分で集客をし,自分で教える。
スタジオを持つとこれをしなければいけません。
自分で場所を借りて,自分でレッスンを開催するのはそのトレーニングにもなります。
また最初は生徒が少ないのでそこまでお金は稼げませんが,生徒が増えてくるとこのレッスンのやり方が1番収益を生んでくれます。
まずはこれをメインの仕事としてやるべきでしょう。
ダンススタジオやスポーツクラブのクラスで教える
近くにダンススタジオやスポーツクラブがあれば,ダンスのクラスを持たせてもらえないか交渉しましょう。
ダンススタジオやスポーツクラブに業務提携としてレッスンをやらせてもらうのです。
こちらはレッスン1本あたりのギャラをもらう仕組みになると思います。
そこまで高くはないですが,ダンスの仕事を始めた初期のころは一定の収入が入ってくることになるので,非常にありがたいです。
僕の場合,最初は週に1本だけでしたが,だんだん増えていき,最終的には週に4本入らせてもらいました。
そのときのギャラは1ヶ月で10万円は超えてました。
ダンスの仕事だけで生活できない場合はバイトも検討しよう
ダンスの仕事だけで生活するのが理想ですが,現実はそう甘くはありません。
プライベートレッスンでは初期のころは思うように生徒は集まらないと思いますし,ダンススタジオなどにレッスンをやらせてもらっても,すごくたくさんもらえるわけではありません。
なので,ダンスの仕事だけで生活できない場合はバイトをやるのも仕方がないと思います。
「貧すれば鈍する」という言葉があるように,お金がないと生活がすさんできます。
実際にIQも10〜20は低下すると言われています。
それがダンスの仕事に影響すると上手くいかなくなるので,それなら最低限の生活費はアルバイトで稼ぐほうがいいでしょう。
副業をやる
余裕があれば,副業もやれたらいいと思います。
どんな種類の副業がいいかというと「ブログ」とか「YouTube」とかの権利収入が入る副業です。
もちろんブログやYouTubeは確実に成功するわけではありません。
やってみたけど,1円にもならなかったという可能性もあるでしょう。
それでもこの2つは1度は挑戦したほうがいいでしょう。
理由は以下の通り。
ネットやパソコンに詳しくなる
SEOに詳しくなる
マーケティングの勉強になる
文章力が鍛えられる
仮に当たった場合,不労所得みたいな収入が手に入る
ようするにトレーニングとしての側面があるからなんです。
これらのスキルは,自分のダンススタジオを持ったあとにも必要です。
今のうちに少しでも手を付けてみるといいでしょう。
貯蓄をしっかりとやっていく
自己資金を貯めるためには,稼いだお金をしっかりと貯蓄していきます。
すべてのお金を自己資金でまかなえるわけではありませんが,自己資金の割合は多いほうがいいです。
稼いだお金をすべて使わず,自己資金のための貯蓄をしていきましょう。
もちろん初期のころは貯蓄にまわすお金はないかもしれません。
それでも小額でもいいから積み立てていくという意識がとても大事です。
貯蓄の意識ができてくると不思議と無駄遣いも減っていきます。
ちなみに僕は貯蓄はほとんどしてなくて,すべて融資でまかないました。
だから貯蓄がなくてもダンススタジオを持つことはできるのですが,自己資金があったほうが圧倒的に楽だったなと今では後悔しています。
もし10年前に戻れるとしたら,絶対に貯蓄に力を入れると思います。
支出を減らす
入ってくるお金を増やすことも大事ですが,出ていくお金を減らすことも同じくらい大事です。
自分の生活を見直してみて,支出が減らせそうなところは減らしていきましょう。
家賃
スマホ代
保険
サブスク
無駄な嗜好品
特に固定費から減らしていくと,節約のインパクトは大きいです。
無駄な保険やサブスクに入ってないかなとか,スマホ代に10,000円近く使ってないかな,などチェックしてみましょう。
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