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ハードな練習をしなければ上達しないけど、じゃあ「ハードな練習」の目安ってどれくらいなの?
Aゼミonlineでは練習について配信をたくさんやっておりますが、今回は「ハードな練習」の目安についてお話したいと思います。
練習を習慣化するためには、練習時間は最初は15〜20分程度の練習がいいと言われています。時間はそれでいいのですが、上達するためにはこの短い時間でも密度を高めてあげないといけません。
本当に意味がある練習とは「負荷がある」、つまり終わったあとに肉体的、もしくは精神的に疲れている必要があるのです。「上達するにはハードな練習が必要」という認識は誰しもが持っていると思いますが、それは直感的に正しいのです。
ではその「ハードな練習」というのはいったいどれくらいなのでしょうか?
瞬間的筋力低下(MMF)という考え方
ハードな練習が必要と言っても、あまりにもハードすぎたらケガや疲労につながり、そのせいで次の練習ができなかったり、できても集中ができないという状況になると意味がありません。
そのさじ加減が難しいわけですが、トレーニングの世界では「瞬間的筋力低下(MMF)」という考え方があります。
これはトレーニングをするにつれて筋力が急激に低下するポイントのことで、このポイントを超えると正しいフォームでトレーニングを行うことができなくなり、動きがぎこちなくなったり、反動をつけないとできないという状況になります。筋トレをしっかりやったことがある人なら、必ず経験しているはず。
ハードなトレーニングというのは、このMMFに達する必要があるのですが、理想はトレーニングの最後のほうにこのMMFに達することなのだそうです。
例えば腕立て伏せを10回×3セットしようとするのであれば、最初の2セットはしっかりと正しいフォームででき、3セット目の8〜10回くらいのところでMMFに達すればベストということです。
これが最初の1セット目からMMFに達すれば、それは負荷が強すぎるトレーニングということであり、逆に3セット目でもMMFに達していなければ負荷が軽いということなのです。
ダンスに応用しよう
ということで、これをダンスに応用してみましょう
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