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ダンサーの耳を手に入れよう① 音楽の三要素

先生やジャッジに「もっと音を聴いて踊ろう」みたいなアドバイスをもらったことは誰しもがあると思います。実際に音楽を聴いて踊ってない人が多いことは事実ですが、「ちゃんと音を聴いて踊ってるんだけどなぁ」と自分では聴いてるつもりだけど、そんなアドバイスを毎回言われてしまう人もいるでしょう。

だいたいそういう人は「なんとなく音を聴いている」という状態で踊っているので、自分でも明確に説明することができず、ということは他人にもなんとなくが伝わっているという状態になります。

それを解決するためには音楽や音に関する知識があったほうがよく、知識があれば意図的に音楽を聴くことができるようになります。そのまま上達していけば先生やジャッジにも伝わるダンスができるようになるでしょう。

音楽の三要素

音楽の世界は広大すぎて僕も全然わからないことがあるのですが、ダンスに関係しそうな知識だけでも拾っていけば今よりも確実にダンサーの耳になることができるはず。ということでまずは「音楽の三要素」というのを見ていきましょう。

近代の西洋音楽では以下の三つが主要要素と言われています。

  • リズム

  • メロディ

  • ハーモニー

リズム

ダンスやってるとリズムという言葉はめちゃくちゃ聞くでしょう。リズムは「音のパターン」のことで、曲の中でずっとくり返されているパターンのことです。

例えばドラムを1回叩けば「ドン」という音がします。ドラムを「ドン・ドン・ドド・ドン」と叩けば、こういうリズムが生まれます。

よく「1、2、3、4」というのをリズムという人がいますが、これは「テンポ」でメトロノーム的なものです。テンポは曲の速さを決めるものであり、リズムとはちょっと違います。

ストリートダンスでよく使われる曲で、リズムを担っている楽器は主に「ドラム」と「シンバル」かなと思います。

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