
D500の中古ゲットの大チャンス到来!
Z50II の登場が中古市場に大きな影響を及ぼしています。
どういうことか、というと、それまでNIKON D500 を野鳥撮影等で使っていた人達が、優秀なAF性能を持つZ50II に買い替える動きが出ているからです。
すでに生産中止のD500
ハッキリしたエビデンスはないのですが、D500 は、2021年の3月には生産がストップしており、それ以降は在庫のみで対応していたようです。
2022年1月の頃には大手の量販店店頭でも「入荷予定なし」となり、完全に新品入手が難しい状況となっています。
悩んでいるうちに、中古しか買えなくなっていました。
私はD500 を手放したことを心から後悔しており、何度も買い直そうかと悩んでいた一人です。
「D500 がディスコンになるのでは?」という噂が出ていたのですが、「あれだけの名機、NIKONがディスコンにするのはもっと先のことだろう」と思い込んでいました。
気がついたら、新品が買えなくなっていました。

良い状態の中古が市場に出てこなかったD500…
少しだけ手元に軍資金が貯まり始めた頃、D500 の再入手のために中古市場をチェックするようになりました。
しかし、カメラの中古市場に状態の良いD500 なんて出てこないのが現実。仮に出てきたとしても、かなり使い込んだ状態のもの。
「そのうち状態の良いものが買えるだろう」と思っていた自分が甘かった。
冷静に考えれば当たり前で、これだけの名機であれば手放す人なんてほとんどいない。
しばらくして、私はD500 の中古を探すことをあきらめたのです。
Z50IIの登場が中古市場に影響した?
手元に残っているSONY α7RIII の価値があるうちに、レンズマウントをNIKONにまとめてしまおう、と考えたのが2024年の11月頃。
その頃からM・カメラの中古ページをチェックすることも再開。
「やっぱりD500 の「美品」中古なんて出てこないよな」
そんなことを考えながら中古ページを見ていると、ある時期から状況が変化し始めます。
それは、NIKON Z50II をリリースして少し経過した頃でした。
カメラの中古市場に多量なD500 の中古が流れるようになったのです。

NIKON Z50II のAF性能がNIKONフラッグシップのZ9 とほぼ同等の性能を持つのでは? という評価が出るようになります。
それまでD500 を使用していたユーザー層がNIKON Z50II に流れた可能性があります。
「これだけの数が中古市場に出てくるのであれば、そのうち『美品』の状態のものも出てくるのかな?」
私はそう感じました。
しかし、ディスコンになってから既に3年以上経過しているカメラです。良い状態のものなど出てこないだろうな、とも思いました。
「美品」状態のD500が中古に出てくるようになった…
2024年12月27日、年末年始の休みに入り、いつものように中古ページをチェックしていると、なんとD500 「美品」中古が出品されているではないですか!
「マジか!」と思いましたが、すぐに動かせる軍資金が年末なので手元にありません。
中古品というのは、そのタイミングを失うと二度と同じ条件でのものは手に入りません。
その時、私は諦めるしかありませんでした。もちろん、その中古品はすぐに販売完了となりました。
年が明けて、私は軍資金をすぐに動かせるようにしておき、次のチャンスを狙うことにしました。
その後も何度か「美品」状態のものが出てきましたが、その中でも自分が欲しい条件のものを選べる可能性も出てきたのです。
そして、2025年1月10日。
やっと念願かなってD500 の「美品」を入手することができました。

ミラーレス・カメラ全盛の時代に、なんでデジタル一眼なんだ?
そんな声も聞こえてきそうですが…
私と同じように、こんな時代になったときだからこそ「デジタル一眼っていいな」と考えている人もいるのではないでしょうか?
もし、「D500 を買いたいな」という人がいたら、程度の良い中古を探す上で最大のチャンスが来ていることを忘れないでください。
このチャンスももう少しで終わる可能性もありますので、気を付けてくださいね。
Old Boys…