2024年の遊戯王を振り返って。

オルドです。

今年の遊戯王を振り返っていきます。

東京ドームイベント

今年初期のイベントといえばこれですね!
私も参加して……あれ??

なんか嫌な記憶ですね……イープラス許すまじ。
代わりにオフ会2連続で楽しんだし。


さすがの巨大イベントだけあって、事前からの情報への気合の入り具合はすさまじかった記憶。
「初日の」遊戯王タイムズでの情報公開もかなりのものだったと記憶しています。

あと25年経ったときに果たしてイベントは開かれるのでしょうか。そしてオルドは参加できるのでしょうか。

行きたかったぜ。


商品ズ

東京ドームイベントで千年カードの情報が出たパック、INFINITE FORBIDDENではマドルチェの新規カードが登場しました。
多分ですが一番好きなテーマなので純粋に嬉しかった。
発売前にあったクライマックスオフ、打ち上げで適当に話したデッキが形になったのは個人的に印象深いです。

あとはANIMATION CRONICLE。こちらも好きなテーマのEmに新規カード(というか未OCGカードのOCG化)。
直前に登場した白き森やタキオンに飲み込まれるなよ……と心配していましたが全然そんなことはなく。派手な効果もいぶし銀な効果もありで気に入っているカードたちです。
現状1個デッキを持っていますが、せっかくならもう1つくらい考えたい。バーンを取り入れるタイプのやつ。

他にもLEGACY OF DESTRUCTIONからは黄金櫃やクレセント、RAGE OF THE ABYSSからはリヴァーチュドラゴンや六武衆、SUPREME OF DARKNESSからはE-HEROなどなど、何かしらデッキに取り入れたなーというカードたちはありました。

いわゆるレアコレ枠のPRIDEとUNITYについてはさほど触れず。マジョレーヌのクオシク買ったなーくらいですかね。
TERMINAL WORLDとかにも言えるんですけど、高レアリティの再録とテーマの再録って分けられないもんなんですかね?
高レアリティの再録が汎用カードだとテンションが上がるのでそういうのがあるといいよなーという気持ち。


リミットレギュレーション

征竜が全員帰ってきましたね。とても良いと思います。
長年の時を経て、やっと属性サポートという本来の想定された(?)使われ方になっているなーという気持ちです。
とはいえ征竜で固められると超強い。アライズハートとかいうエースもいるし。

他にも帰ってきた(&くる)のは以下の通り。

  • 神子イヴ

  • 大嵐

  • ガンドラX (with errata)

  • サモンソーサレス (with errata)

  • ヒグルミ (with errata)

  • ユニコーン

  • ドランシア

  • マスターP

  • ドラグーン

  • 強奪

  • サイバーポット

神子イヴは使ったけど、他全然使ってねえ!!って感じ。
サモソはよわ!って感じだったけど、最近ちょくちょく使っている人を見ますね。俺も使いたい。
あとはマスターP。禁止になる前はよくお世話になったカードなのでまた使いたいですね。案がないわけではない。

逆に禁止になった中でインパクトが大きかったのはベアトっすね。じゃあ初手でランク6組むならどうすればいいんすか、って感じになったのは結構大きい。
まあチェインが禁止になって早8年、むしろよくもったほうですよね。


ラッシュデュエル

そういえば少しですけどやっています。
第2弾くらいまでは一人で買ってたんですけど流石に続けらんなくて、そっからの復帰組。カードプールは猫の額より狭いです。

組んだデッキの中では、磁石の戦士で3体アドバンスを狙うデッキと帝+セレブローズのデッキがお気に入りです。前者についてはギルフォード・ザ・ライトニングの強化が来てほしい。

ラッシュについては、あえて自分からカードプールを広げずにその時々での体験を楽しもう、としている節があります。
OCGに比べて1戦が短いので、テキストを読んだり教えてもらったりしててもそれが苦になりづらい、というのもあると思っています。
今のOCGでコンボデッキとかを組んだり相手取ったりするのは相当事前知識が要求されるイメージ。


#ハレの日デュエル

祝!10回目!!めでたい!!!

というわけで今年は目標としていた4回の開催と10回目の開催を行うことができました。
参加いただいた皆様本当にありがとうございました。

オフ会市場も緩やかにインフレしつつある昨今ですが、ハレの日デュエルは逆行するように中規模の開催を続けていくつもりですのでよろしくお願いいたします。


第10回についてのこぼれ話ですが、当初はもっと大きなところ借りてもっといろんな人に手伝ってもらってすげーオフ会開こう、みたいな気持ちがあったんですよね。
ただ、主催がズボラなのとそうなるともはや誰のオフ会なのか、参加している人は何を目的に来ているのか?あたりがぶれそうだなとなり、そこを嫌って普段より少し多いね、くらいの規模に落ち着かせました。

そういう感覚の持ち主が開いているオフ会ですので、これからもどうぞよろしく。


組んだデッキ

というわけで今年組んだデッキをば。

デウス・エクス・マキナ

あまりオフ会とかでは使ってないですが結構お気に入りデッキ。
クオン+ノーフェイスでコンバットホイールを出すことでミレサクとコンバットホイールが相互に守る盤面を作るデッキです。

オフリスダーリンからケルビーニ、スプリンドとすることでクオンを擬似的にデッキから特殊召喚できます。
この前新規をお試しで入れてめっちゃ優秀だったんでもうちょい考えます。

捕食からの兼ね合い+表裏一体によるサウサクの降臨のためにレベル1Pを選んだのは我ながらナイスチョイスかなと。


朧月のルーイン

クレセントドラゴンと馬龍が巨神竜の遺跡と相性がよく、そこから広げていったデッキです。

遺跡の良いんだか悪いんだかなロック効果が通ればこちらの動きがよくなるので、サフィラで稼いだ手札を盤面に還元して頑張って勝ちにいきます。

巨神竜の遺跡を考えるとどうしてもレベル8に寄りがちなのですが、そこを螺旋蘇生で押さえつけつつジョーカーズナイトと馬龍のシナジーに繋げるところまで構築できたのは我ながらよくできたなと思うポイントです。

妖魔ディアベルが嘘みたいに噛み合ったのですんなり採用できました。馬龍+巨竜トークンで出します。
ディアベルが出るからあえて副葬で蘇生を落とす、みたいなプレイングの幅が生まれたのもよきです。


菓子円舞曲 ~甘さは罪の味~

マドルチェ新規を見てこれだ!と思って組んだ戦士マドルチェ。
古より伝わりしシャトー+ワルツ+タッグチェンジの無限ループによって勝ちます。

インヴォーカーからモーニングスター、イゾルデを経由することでニャカロンを出すことでグラスフレ+マドルチェ魔法罠を並べることができるので、その初動を基本に戦います。

グラスフレの回収と合わせる意味でR-ACEでのドローやポプルスからの反逆の罪宝で露払いをしていきます。

戦ってて楽しい。スネークアイ連中の初動の太さに助けられてます。
ランク3作れるギミックで、マテリアクトルが手札に抱えて強そうなので考えてみてもよさそうかなと思ってます。


リバースイデオロギー

面子蝙蝠の見た目評価がめちゃくちゃ悪かったので、じゃあ並べるデッキ組もう!となって組んだデッキ。

レベル1鳥獣のシナジーから、ラストストリクスから出たアルティメットファルコンを若い忍者で裏にして面子蝙蝠で再度表にするコンボを狙ったり、攻撃表示にしたやつをホープレイランサーで凍結させる動きを狙います。

使っていて思うのは面子蝙蝠の素のポテンシャルが結構高いこと。召喚エンドでも、うまくいけば初動のカードに月の書打てるのでなんとかなることも多いです。

隠れ蓑のスチームを初動に使うことができたのも個人的によくできましたポイント。

エンタメデュエルを使いたかった名残が残りすぎていたり、スワローズカウリーが研究しきれていなかったり、ちゃんと考え直さないとというところもありです。


青空の影

最近まで非公開でした。すまそ。

Em新規を見て、全属性が揃っていることに着目して三文の得からドリアードをサーチしてビートするデッキを組みました。
シャドーメイカーと三文の得を繋げられたのも個人的かしこポイントです。

この時代でもドリアードのビート性能は高く、更にウィッチクラフトでそのサポートもされているのでかなり強力です。

第二エースのバイスマスターとEmのシナジー(使いやすいP効果や墓地効果が多い、融合の確保が容易)が強力なので、そこもよくできました。


トリコロールの竜

2連Pデッキ。
今年の中でもかなりお気に入りのデッキです。

もともとは去年組んだデッキなのですが、目指す先を大きく変えてリビルドしたのでこちらで紹介。

貴竜の魔術師をたくさん使って展開しつつも、6素材レイヴァーテインを出す大規模なコンボを狙うデッキです。

様々なデュエルシーンでこのデッキを使い、メタルフォーゼやオッドアイズの強さを見せられたりコンボを見せられたりできました。

このデッキ回すのがめちゃくちゃ難しいです。手前味噌ですがそんなデッキを組めつつ自分でコントロールできるほどになれたのは成長を感じられました。


Deep Vortex

ニューロン更新できてないです!

水霊使いエリアのデッキ。何回組むんだ。

ヴァーチュストリームで相手単体を水属性にできるようになったので新しくエリアを活用できるように。

水精鱗の強化も来ていたので、エリアで傀儡としたモンスターの使い道としてネレイアビスを採用できました。前々から使いたかったのでかなりお気に入りです。

リーサルを貫通で取るデッキなのでその活かし方をもうちょいなんとかしたいです。裏守備ってアドになりにくさがあるので難しいところ。


ディプロワッパー

ディプロワッパー!!
ディプロマンで手錠龍を装備することで相手の打点を3600下げつつ、戦闘破壊された手錠龍が出てくるコンボを狙うデッキです。

前々からの課題として、出てきた手錠龍が弱い問題があったので解決案として熱き決闘者たちを採用。ディプロマンの使い回しもできるのでとても良しです。
熱きに合わせるサブアタッカーとしてディアベルスターを採用。このコンボ最強です。マジで。

あとはヴィジョンリゾネーターがディプロマンによって出せるのでライザー経由でディスパテルを出すルートも作り、手錠龍のドラゴン要素もちゃんと活かしました。

他にも小さなコンボがたくさん紛れてます。

解門の展開と永続魔法回収の2要素をうまく使えている構築で、やっと俺も解門が使えた!という気持ちです。
最近解門からエンフェを出すルートが開拓されているので、手錠龍の確保を渓谷にするというのもありだなーと思ってます。


暗黒の破壊を誘うワンフー

E-HEROに興味ほぼゼロ男だったのですが、ダークナイトの性能を見て「ワンフーじゃん!」となって組んだデッキ。

イゾルデのサーチからHEROに入り、リクルからギガンティック経由でメルフィーに行くことでワンフーを出す体制を整えます。
そのための戦士族として六武衆を採用。新規による安定性の高さもそうですが、ワンフー+ダークナイト盤面の弱点である魔法罠をカバーできるシエンを出せるのが大きな理由です。

シナイミズホの襲双陣コンビも強いです。名称1がないのは素晴らしいことです。
初動の安定性もそうですが、全体的に突破力が高いデッキなので簡単に負けにくいというのはよいことです。

惜しむらくはコンボが決まるとかなり冷えること、一回決まると以降バレバレになることですかね。


宇宙に爺現る

オフ会で使っている人をほとんど見ない、デメット爺さんを主役に据えたデッキです。

爺さんでギャラクシーサーペントを含む2体を蘇生してフォトンロードを出すことで、ギャラクシー入りフォトンロードによる妨害と爺さんのバーンを合わせていきます。

人形の幸福1枚で、ターンはまたぐもののそこまでの道のりを整えます。
まさかのサルガス2枚積みで、セルフバウンスやセルフブレイクで活躍してもらいます。

他にもデッドネーターやマスターピースからのホープによって相手ターンにデメット爺さんの効果を起動させるようにしています。
ホープは返しのターンでホープレイVにランクアップしてバーンでのリーサルを狙います。

個人的にはビートバーン戦術はエクシーズのオーソドックスな戦い方ですが、使うカードに個性を出せたデッキかなと思ってます。


紫に燃ゆる旋風

ずっと気になっていた旋風機ストリボーグを主役に据えたデッキです。

リリースしたモンスターがバウンスされるので、幸魂をリリースすれば手札アドが凄く稼げそうだ、と思い採用。星逢の神籬も同様にバウンスからアドを取れるので合わせています。

また、ストリボーグでバウンスしたカードを相手のアドにしないためにアロンやデュランダルで手札に干渉する戦術を取り入れました。

初動はシンプル、超重武者からゲニウスの効果を使いストリボーグにアクセスします。
追加で神籬もサーチします。うまくいけばエスプリットロードのトークン生成でゲニウス起動も可能です。

超重武者について構築時点で懐疑的でしたが、ストリボーグをP召喚できて強い、というのがありがたかったです。
トイボックス→シラユキによる条件達成もいい感じに繋げられたなと。
(トイボックスはストリボーグの蘇生や魂のサーチに使ってます、正直めっちゃ強くはない……)


他にも既存デッキにはしっかり手を加えてます。ビビリの大脱出というデッキがあるのですが、罪宝の囁きやスカイマジシャンガールでめちゃくちゃ強化されました。使っててほんとに楽しい。
あとはマグナムザリリーバーのデッキがデモンスミスを取り入れてすごいことになったのですが、すごすぎてどうしようか今考えています。

あと3つほど組んだんですけど崩しました。内訳は以下の通り

  • Stronghold: ラビリンスウォールシャドウとアルティメットインセクトを合わせようとしたデッキ

    • 崩した理由: アルティメットインセクトを強く使えなかった

  • SubWay 〜ドロー増し〜: デコイチでめっちゃドローしたいデッキ

    • 崩した理由: 勝ち筋が細い

  • 冷たい火焔: ヒエンシャク+ブルル→パックビットで永続罠を増やしてウリアで殴るデッキ

    • 崩した理由: ヒエンシャクに名称1がついていることを失念していた

ひとこと

どころじゃないけど、こんなこと思ってます的なやつ。


最近、遊戯王についての情報にワクワクさせられることが少なくなってきています。
それは遊戯王がつまらなくなったとかじゃないとは思っています。遊ぶとめちゃくちゃ楽しいので。

甘えているのか、及び腰なのかは不明ですけど新しい取り組みが少ないように感じるんですよね。
11期のときと比べて新テーマは少なくなっていますし、テーマ紹介も遊戯王.jpによるものがほとんどでタイムズでの紹介がない。
雷禍とかデモンスミスとかタイムズで紹介されたらもっとワクワクしたろうなー、と思っています。

OCGタイムズがアニメテーマに寄っていますが、アニメテーマの促進と現状の乖離が大きいと思っています。
アニメテーマが(アニメには登場していないカードで)強大なパワーを得たことで、ホビーとしての魅力→カードゲームとしての魅力に転換されつつあると思っています。
にもかかわらず、カードゲームとしての魅力が果たして伸びているのか?となると難しいところです。来年13期になるのでは、という商品展開が発表されていますが、JFでのルール変更告知なども特になく……

そろそろ、既存とは別の新しい遊び方を提供される時期なのかもしれないですね。
スタン落ちは絶対にやめていただきたいですが、ノーリミットベースでサブの遊び方としてのスタンダード、シールド戦などを想定した商品展開とかあるかもしれませんね。

正直、下半期については遊戯王関連の情報でワクワクすることがあんまりなくて自己でモチベを保っていかないといけないな、というのが現在も続いているので来年以降に期待ですね。

文章はかなり悲観的ですが私の遊戯王モチベは高いので、こいつ引退すんのかとかそういったことではありません。あしからず。


そんなところで失礼します。ここまで読んでいただいてありがとうございました!
来年もぜひ遊んだりオフ会参加したりしてください!



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