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副業が気になるなら簿記もベンキョーするとイイですよ。

こんにちは。簿記コーチのしぃです。

昨日は、どんな資格でも取得するとこんなイイことあるよ!というお話をしました。


今日は、簿記ってどんなことをするのか?について書いていきますね。


・簿記はあなたのイメージ通り?

『簿記と聞いて、あなたがイメージすることは何ですか?』

と質問すると、ほとんどの方が


・数字を扱うから何だか難しそう…

・専門用語だらけだから、めっちゃ難しそう…


とにかく、難しそう難しそう難しそうの連続です。

確かに簡単ではありません。(笑)

だけど、数字を扱うからといって複雑な計算をするわけではないし、専門用語だからといって小難しい単語ばかり並ぶのかといえば、そうではありません。

計算は四則演算ができればイイし、試験では電卓が使えます。

専門用語は、99%漢字で書くので難しく見えると思いますが、読めないことはナイです。それに、漢字の最大の特徴である『字面から意味を推測』することができるので、心配しすぎる必要はありません。

それでも最初のうちは、覚えなきゃいけないこともたくさんあるので、頭に叩き込んでいく必要があります。

ん~、そうですね。

似ているのは語学の勉強かもしれません。


そういえば、簿記検定を主宰している日本商工会議所さんが

『ビジネスにおける3大言語は、英語・簿記・プログラミング

っておっしゃってました。ひぇ~。

そんな風に言われたら、ゴールなんてないような気がして、めまいがしてきますねぇ…。(笑)

でも、心配しなくて大丈夫。簿記を攻略するためのコツがあります!!


それは、丸暗記をせず、仕組みを理解して慣れること!!!


とはいえ。

ほんまにそこまでして簿記が必要か?って感じる方が多いと思うので、もうチョットだけ読み進めてもらえるとうれしいです。

・個人の時代だからこそ知っておきたいこと

『これからは個人の時代』と、よく聞くようになりましたよね。

副業を探すことが少しずつ当たり前になってきていて、金額の大小を問わずお勤め先以外から収入を得る方法を模索する人が多くなってきました。

確かに、仕事を複数持つことで、突然の環境の変化に対応できる副業はリスク回避の手段として、とても魅力的です。

また、好きなことで誰かに貢献する副業も想像するだけで楽しそう。

理由が何であれ、幸せな時間に意識が向くことは、とてもステキだなぁと思います。

だけど、よく忘れられてしまうんですよ。

収入を得た後は、自分で報告書を作って税金を納めなきゃいけない

ってことを。

必ず1年間で区切って

今年1年で、こんな風におカネを使って、これだけ収入を得て、利益がこれだけ出ました。ここから一部税金を納めますね。

というふうに、自分で報告書を作って税金を納めなきゃいけないんですね。

この報告書を作るには、簿記の知識が不可欠です。

あ、もちろん、簿記を使えなくても報告書を作る方法はありますよ。それに、税理士さんに頼むというのも一案です。

だけど。

せっかく始めた副業なら、長く続けていきたいだろうし、続けるためにはその方法を探っていく必要があります。

それに、あまり多くない利益から税理士さんにお支払いして丸投げするなんて、なんだかな…。モヤモヤモヤ。

と感じるかもしれません。

でも簿記検定で基本の考え方を学べば、どうすれば利益を増やせるのかな?と考えるきっかけがつかめたり、税金面でもお得になる仕組み(青色申告)が使えるようになります。

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・簿記検定で学べること

簿記は、【日々の取引を記録して報告書を作るまでを仕組み化した作業】のことなんですね。

 収入のある人は、自分で作った報告書をもとに、所得税や住民税が計算されて国や地方公共団体に税金を納めています。

世の中では、この報告書のことを【決算書】とか【財務諸表】と呼んでいます。

でも、お勤めしている人は、この報告書を作ったことないですよね。

ご心配なく。

お勤め先が、責任をもってご自身の【所得税・住民税・社会保険】を集めて納めてくれているので。何千万もお給料をもらっていない限り会社員の方が報告書を作る必要はありません。

とはいえ、最近は雇用形態もさまざまです。気になる方は、お給料明細なり直接職場に聞くなりして、確認してくださいね。

ちなみに、会社員の方のギンコー口座に入金される金額は、会社が支払った給料から所得税・住民税・社会保険を引いた残りだけです。

だからなのか、ご自身が年間いくらの税金等を納めているのか?をご存じない方が多いです。もし知りたい場合は、お給料明細に書いているのでチェックしてみてください。想像以上の金額に倒れそうになると思います…。

話を戻しますね。

とにかく、個人であれ会社であれ、収入を得た場合には、必ず報告書を作成する必要があるということです。

上場企業ですと、EDINETと呼ばれるシステムに報告書=財務諸表を公開しています。これは、投資家さんのための情報開示義務として用意されているもので、誰でもネットで見ることができます。

最近は、各社のホームページでも簡単な財務諸表を公開していますよね。

いずれにしても、正確な財務諸表を作るには、日々の記録がとても大切です。でも、自分の好きなように、書きたいことだけを書いていてはダメなんですね。

もし、日々の記録や財務諸表にルールがなかったら、企業だって、投資家さんに『ウチは業績のよい会社』と見せかけたくなるでしょう。(笑)

簿記検定では、こういったたくさんのルールを踏まえた記録方法と財務諸表の作り方を学ぶことができます。


ちなみに、簿記のルールをおおざっぱに言うと

【おカネやカネ目のものがどのように動いて、どうなったか?】

これだけを記録します。

つまり、休みも取らず毎日へとへとになるまで働きました!とか、毎日元気いっぱいに頑張ってます!とかは、財務諸表には書けません…。

日々の取引は、商品やサービスを現金や振込みはもちろんのこと、それ以外のさまざまな方法で、売ったり買ったりしています。

検定試験の内容には、個人ではなかなか経験できない方法もでてきます。そんな方法や仕組みを知ったりイメージできるのも、ベンキョーする際の醍醐味です。

簿記初級では、日々の記録の中でも基本ルールが学べます。

3級では、実社会でありそうな(?)日々の複雑な記録と決算整理と呼ばれる報告書(財務諸表)を作るまでが学べます。

次回からは、日々の記録のルール学ぶ【簿記初級】の内容を1つずつお話していきますね。

ぜひ、ここで簿記の世界にふれみてください。

お楽しみに。

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しぃ
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